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キレキレのアイアンショットを打つためのコツ その2 スイングの問題点を理解して対策する

time 2017/10/17

キレキレのアイアンショットを打つためのコツ その2 スイングの問題点を理解して対策する

キレキレのアイアンショットを打つためのコツ その1 正しい手順と問題点を理解しましょう 】に引き続き、今回も「 キレのあるアイアンショット 」を身につけるための手順を説明します。

 

その1 】では、キレのあるアイアンショットが打てない大きな原因であるダフりとトップについて考えてきました。

① ダフりとトップの状態を正しく理解する。

② ダフりとトップになりやすいスイングの問題点を理解する。

この2つを理解してもらったところで、今回はどのようなスイングにすればよいのかについて考えていきましょう。

 

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ダフりとトップを防ぐスイングとは?

③ ダフりとトップを防ぐスイングにトライ。

その1 】の では、ダフりとトップになりやすいスイングの大まかな原因が、「 身体の起き上がるタイミングが早い 」ということを説明しました。

その原因となるのが【 その1 】で説明した❶ ~ ❻ です。

アマチュアゴルファーはほとんどの人が❶ ~ ❻ のいずれかの特徴を持っていて、その中には❶ ~ ❻ の全てが当てはまる人もいます。

したがって、この❶ ~ ❻ の動き方を改善することが、ダフりとトップを防ぎ、キレのあるアイアンショットに近づくための重要な課題になります。

❶ ~ ❻ の中で自分が当てはまる項目を認識して対策して下さい。

 

それでは❶ ~ ❻ の動き方を改善する方法を、1つずつ確認をしていきましょう。

スイング中に身体の前傾角を起こすタイミングが早い。

アドレス時に作った身体の前傾角をインパクト後までしっかりとキープする努力をしましょう。

しかしこれはあくまでも努力目標であって、プロゴルファーのように完璧な前傾角のキープはそう簡単には出来ないので、あくまでも自分の出来る範囲の努力で十分です。

一般的に伝えられている前傾角の角度の大きさや、前傾角の作り方の方法などには縛られずに、本当に自分が動きやすい前傾角を作り、その角度をキープするようにスイングしましょう。

 

単純なヘッドアップ。

これはゴルファーなら誰でも知っている永遠の課題。

しかし一言でヘッドアップと言っても、よいヘッドアップと悪いヘッドアップがあります。

⑴ よいヘッドアップとは、スイング軸と前傾角を崩さずに、頭が目標方向に回転しながら上がって行くこと。

この動き方なら、スイングに悪影響を与えないだけでなく、頭を自然に動かすことで、逆に身体の回転をうまく使えるようになる場合が多いのです。

 

⑵ 悪いヘッドアップとは、勿論スイング軸と前傾角を大きく崩すような動きになることです。

この動きはしっかりと改善する必要がありますね。

 

⑶ 最悪なケースは、頭を残そうと意識しすぎて、身体がうまく回転出来なくなるだけでなく、結局はスイング軸を乱すように起き上がってしまうこと。

 

そこでまず目指すべきスイングは、勿論ヘッドアップの動きを抑えるスイングなのですが、気をつけてほしい点は、身体の動きを妨げないようにすること。

例えば松山英樹選手は、インパクトでは頭が完璧に残っていて、それどころかフォロースルーで両腕が左肩の高さになるくらいまで、頭がアドレス状態に残っています。

しかしこの松山英樹選手のような究極の頭の残し方はお勧めしません。

松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その3 】でも説明していますが、松山英樹選手のような究極の頭の残し方をやろうとすると、身体の回転がうまく出来なくなってしまうだけでなく、首や背中に負担がかかり、痛めてしまう可能性もあります。

トレーニングも練習量も十分ではないアマチユアゴルファーは、松山英樹選手のイメージだけを参考にして、自分の身体と相談しながらけして無理はせずに、ヘッドアップしないスイングを目指して下さい。

 

インパクトからフォローにかけて、プロゴルファーのような腕を伸ばすことが出来ずに、肘が曲がった状態でクラブが上がって行く。

インパクトからフォローにかけて、プロゴルファーのような両腕が綺麗に伸びたフォロースルーが出来ると、クラブヘッドがすくい上がる動きはかなり抑えられます。

それどころか、ボールの先のターフまで取れるようになるかもしれません。

しかしアマチュアゴルファーがその動きを目指しても、簡単に出来ないのがゴルフの難しさ。

無理に伸ばそうとすると、スイングを崩したり、腕を痛める可能性もあるので、この項目もそのイメージだけは参考にしつつ、長期的に目指す程度の意識で十分です。

 

左膝の伸び上がるタイミングが早い。

実はこのポイントが最も重要になります。

ここまでの❶ ~ ❸ までを改善出来たとしても、この左膝の問題点を放置していては、結果的には改善されたはずの動きが反映されない可能性が大きいのです。

 

見落とされがちな左膝の伸び上がりの問題。

これが今回の【 その2 】のメインテーマです。

そしてプロゴルファーとアマチュアゴルファーの大きな違いになっているポイント。

 

例えばプロゴルファーの中にも左膝が伸び上がる人はいますが、左右の膝の角度、または左右の膝の高さは、インパクトまでしっかりと保たれています。

また最近話題になっている、シャスティン・トーマス選手、小平智選手、畑岡奈紗選手達の、地面の反力を利用すると言われるジャンプアップするような動きも、両ひざの左右の高さの差が変わらないところが重要なのです。

ダウンスイングで両膝が沈み込み、インパクトからフォローで両膝が一緒に伸び上がる動きならOK。

 

ところがアマチュアゴルファーの場合、ダウンスイングでの右膝の沈み込みと入れ替わるように、インパクトの遥か手前から左膝が伸び上がっています。

つまりこの、右膝が下がり、左膝が上がる動きによっても 身体の起き上がるタイミングが早いという現象が起きています。

 

したがって❶ ~ ❸ までは、理想の動き方をイメージして、改善する意識を持つだけでも十分なのですが、この❹ だけは絶対に改善しなければいけないポイントなのです。

 

勿論いきなりジャンプアップするような動き方は推奨しません。

まずは両膝の角度と高さをいかにキープすればよいのか、について集中して下さい。

アマチュアゴルファーの場合は、アドレスで両膝を大きく曲げてしまうと、その角度を維持することが難しく、結果的に左右の膝の高さの差が出やすくなります。

それならば、膝を曲げる角度を少なくしたほうが、角度を維持しやすくなるだけでなく、膝の高さの差も出にくくなります。

 

参考になる新しい選手を発見

そこでこの動き方について、非常に参考になる選手を発見しました。

その選手とは、先日の日本女子オープンで見事に3位を獲得したアマチュアの小倉彩愛選手です。

日本女子オープンをご覧になった人は分かると思いますが、小倉彩愛選手は両膝をほぼ伸ばしたまま、全てのクラブを打っていました。

そのスイングは非常に安定していて、なおかつシンプル、そして結果も素晴らしい。

その秘密は伸びたままの両膝だと思い、早速僕がアドバイスしている友人達に試してもらいました。

その効果は予想以上で、いかにアマチュアゴルファーは下半身を無駄に動かしていたのかが判明しました。

ただし全てのショットを膝を伸ばしたまま打つことは、全てのゴルファーに合う打ち方ではないので、この小倉彩愛打法については、また別の機会に詳しく説明します。

 

そこで皆さんも、両膝の角度と高さのキープの仕方については、今回の説明を参考にして、自分に合う方法を見つけ出して下さい。

 

単純にボールを上げようとして、身体を起こす。

この問題は考え方を変えるだけで修正出来るでしょう。

ボールの高さを出すには、ダフらずに、トップをせずに、適正なインパクトロフトでボールをとらえるだけで十分です。

無理に身体を起こすようにクラブヘッドをすくい上げても逆効果。

その点をしっかりと認識しましょう。

 

自分のダウンスイングの勢いを身体が受け止められずに、クラブを下ろした反動で身体が起き上がる。

このようなケースが当てはまる人も時々見られます。

上半身のスイングパワーが非常に大きいのに、相対的に下半身が負けてしまっているケースです。

この場合は、下半身を少し強化しながら、スイングバランスを意識すれば、すぐに改善出来るでしょう。

 

 

今回は【 その1 】に引き続き、「 キレのあるアイアンショット 」を身につけるための手順として、③ ダフりとトップを防ぐスイングにトライ。について説明しました。

ダフりとトップを防げるイメージは湧いてきたでしょうか?

次回は、④ クラブヘッドをコントロールするコツをつかむ。を【 その3 】で説明します。

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