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パッティングの距離感の合わせ方 自分のタッチを生かす新方式でグリーンを攻略!

time 2017/07/03

パッティングの距離感の合わせ方 自分のタッチを生かす新方式でグリーンを攻略!

前回の【 パターの距離感の出し方 勘に頼らない新発想の方式を説明します 】では、パッティングの距離感を合わせるための新発想の考え方を説明しました。

今回は具体的な換算方法を説明します。

前回の説明では、これから説明する方式を分かりやすくするための例として、ベースとなる距離感の数値を「 実際の上りの5歩 」を「 自分なりの4歩 」、「 実際の下りの5歩 」を「 自分なりの2歩 」、「 実際の平坦な5歩 」を「 自分なりの3歩 」と仮定しました。

これからの説明でもこの数値を基準値の例として説明します。

 

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パターの距離感を数値化して導き出す新方式

☆ 第3ステップ ➔ 距離に合わせて換算する

換算する基準となる数値が決まったので、あとはラウンド中の「 実際の距離 」に対して、「 自分なりの距離 」を計算するだけです。

例えば「 実際の上り15歩 」のパッティングの場合、数値の基準とする「 実際の上り5歩 」に対しては15÷5=3なので、「 実際の上り15歩 」という距離は基準値の5歩に対して3倍の距離ということになります。

基準値の距離感としては「 実際の上り5歩 」は「 自分なりの4歩 」なので、3倍×4歩=12歩になります。

…ということは、「 実際の上り15歩 」に対しては「 自分なりの12歩 」の距離感で打てばOKということになります。

 

同様に「 実際の下り28歩 」なら、基準値に対しては28÷5=5.6倍となり、基準値の距離感としては「 実際の下り5歩 」は「 自分なりの2歩 」なので、5.6倍×2歩=11.2歩になりますが、そこはアバウトに11歩として、「 実際の下り28歩 」を「自分なりの11歩」で打てばOK。

 

今度は「 実際の上り5歩プラス実際の下り10歩 」という複合の傾斜の場合は、「 実際の上り5歩 」は「 自分なりの4歩 」になります。

そこにプラスして「 実際の下り10歩 」は「 実際の下り5歩 」の10÷5=2倍、「 実際の下り5歩 」は「 自分なりの2歩 」なので、合計した距離感は4+(2×2)=8になり、換算を合計した「 自分なりの8歩 」で打てば、上りの後に下りになる複合傾斜に対しても不思議なほどに距離感が合います。

 

☆ 第4ステップ ➔ 芝目の対応

平野部にあるゴルフコースの芝目はそれほど気にならないかもしれませんが、山間部にあるコースの芝目はかなりの影響があります。

ホームコースなら芝目の方向は分かっていると思いますが、経験の少ないコースでは、パッティング練習の前に大まかな芝目の方向を確認しておきましょう。

その上で、芝目に合わせた距離感を数値化します。

その芝目の影響を第2ステップで算出した基準値を基にして例えると、

 芝目の方向 ↓ 5歩に対する自分なりの距離感
 順目の上り   ➔   3.5歩
 逆目の上り   ➔   4.5歩
 順目の下り   ➔   1.5歩
 逆目の下り   ➔   2.5歩
 順目の平坦   ➔   2.5歩
 逆目の平坦   ➔   3.5歩

 

芝目の影響による距離感を測定すると、このような数値になります。

勿論、芝目の強弱によって数値は変わりますが、おおよその傾向は同じです。

しかし実際のラウンドでは、これだけの数値を覚えて換算することは大変です。

そこでラウンドに向かう時は、一番強いタッチが必要になる「 逆目の上りの4.5歩 」と一番弱いタッチとなる「 順目の下りの1.5歩 」だけ覚えておけば、あとは4.5歩と1.5歩の間にそれぞれの傾斜と芝目の数値が入っているので、それぞれの状況で比較的簡単に各数値を思い出せるでしょう。

このやり方とコツに慣れてくると、スタート前に時間が無い時は、「 逆目の上りの自分なりの距離 」と「 順目の下りの自分なりの距離 」の2つの数値だけ確認すれば、その他の状況は2つの距離感の数値の間にあるので、「 順目の上りはこれくらい 」とか「 逆目の平坦はこれくらい 」と適当に数値を当てはめることが出来るようになります。

あとはその当てはめた数値をラウンド中に微調整していけばOK。

 

それでは復習を兼ねて、芝目も考慮した換算法の計算方法を説明します。

「 実際の順目の下り20歩 」なら、基準値5歩に対して20÷5=4倍、「 順目の下り5歩 」は「 自分なりの1.5歩 」なので、4倍×1.5歩=6歩となり、その結果「 自分なりの6歩 」の強さでストロークすれば、しっかりと20歩分転がってくれるはずです。

この「 実際の順目の下り20歩 」が「 自分なりの6歩 」のタッチになるという事実は、とても大きな違いですね。

この大きなタッチの違いをはっきりし認識しない一般的な距離感の合わせ方では、「 実際の順目の下り20歩 」という事実だけは分かっていても、「 下りで順目だから…これくらいかな? 」と勘を働かせてタッチを探ることになります。

ところが、そのタッチが強すぎてカップを5歩オーバーしてしまうと、返しのパットが「 逆目の上り 」だと分かっていても、ついつい打ちきれずにショートするパターンが多くなります。

ラウンド中にこんなことを繰り返すと、結局正確なタッチがつかめないまま1ラウンドが終わることになるでしょう。

その点で今回説明している「 パッティング換算法 」なら、常に「 実際の距離 」に対して「 自分なりの距離 」を把握してあるので、ラウンド中にどんどん換算する数値の精度を上げることが出来るのです。

 

● 応用編

次にこの「 実際の順目の下り20歩 」に対して応用パターンを考えてみます。

この場合は先に説明した計算方法では「 自分なりの6歩 」になりますが、例えば2段グリーンの場合で、途中で1段下るようなケースでは、段を下る時にボールが加速する分を考慮して、その加速分を2歩として差し引いて、「 自分なりの4歩 」に調整します。

 

また同様に「 実際の順目の下り20歩 」からでも、ボールがグリーンエッジにあり、グリーンに乗るまでが2歩の場合、先に計算した「 自分なりの6歩 」に対して、グリーンエッジでボールの転がりが食われる分を2歩と考慮して、2歩分多い「 自分なりの8歩 」として調整します。

 

パッティングの距離感の新発想理論である「 パッティング換算法 」、いかがだったでしょうか?

この説明の仕方では、1回読んだだけでは完璧に理解するのは難しいと思います。

理解しても慣れるまでは、考え方も計算方法も面倒だと思われるでしょうが、意外にすぐに慣れることが出来るし、不思議なくらい距離感が安定するので、確実にプレー中のストレスを軽減することが出来ます。

そして慣れてくると、練習グリーンとコースのグリーンの速さの違いや、傾斜の大小の微妙な違いもすぐに調整して換算出来るようになります。

例えば「 この逆目が強いグリーンで、大きな段を1段上りきった直後にあるピンまでの15歩を、どれくらい強く打てばよいのか? 」とか「 この順目が強い下りの7歩、もしオーバーしたらグリーンを外れそうで手が動かない 」といったシビアな場面こそ、見た目の感覚に惑わされずに、換算ではじき出した「 自分にとっての距離感 」を信じて打てばよいのです。

ゴルファーの中には、順目でも逆目でも、上りでも下りでも素晴らしくタッチを合わせられる人も存在しますが、多くの人は「手探り」でタッチを合わせることに苦労しています。

しかしそれは、見た目の状況に惑わされて本来の自分のタッチを見失っているだけです。

そんな人こそ、この「 パッティング換算法 」がお役に立つことでしょう。

 

見た目の感覚に惑わされずに、その日の自分が持っている距離感を生かして、カップまでの距離を自信を持って攻めるこの方式、是非試してみて下さい。

それでもパッティングがうまくいかない場合は、【 魔法のパターグリップの握り方 驚くほどスムーズにヘッドが動く 】をもう一度確認してください。

 

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