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松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その1

time 2017/02/13

松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その1

アマチュアゴルファーのお手本にすべき松山英樹選手のスイング。

アマチュアゴルファーがそのスイングを再現するためのコツを考えていきましょう。

松山英樹選手のスイングを8つのパートに分けて説明します。

スイング全体の基本イメージはクラブヘッドの回転運動の追求です

松山英樹選手はクラブヘッドの回転運動を正確に力強く行うために、身体の動き方を構築していると考えて下さい。

 

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①アドレス 

どっしりとした左右対称のアドレス。松山英樹選手のスタンスは広めだが、安定性が保てるなら各自の好みでOK。

グリップ位置は身体の中心。ハンドファーストにならないように注意。

グリップの向きはスクエアが基本。フックグリップは必要なし。

ボールの位置は一般的な位置よりも右。スタンスの中心に近い範囲で各自の好みで微調整すればCK。

アドレスの前傾角度は各自の動きやすい角度を探す。股関節から曲げて前傾しろとか、腰の前傾角度はこれくらい、などの固定観念は一旦消し去って、本当に自分が動きやすい前傾の形を追求したい。

 

②バックスイング 

体重移動をしないように注意してバックスイングを開始。

バックスイングの始動のコツ左の肩甲骨から回転運動を開始するイメージ。

始動のタイミングが取りづらい場合は、例えば松山英樹選手は身体とクラブを上下に細かく動かしながらタイミングを計っているが、他の方法では、左肩甲骨から小さく始動 ⇔ 戻す、を繰り返すワッグルの動きも効果的。

スムーズに始動が出来たら、身体と頭が右に移動しないように注意して、アドレスの位置をキープするように身体とクラブを回転。ひざの動きは最小限に抑えたい。

バックスイング途中の動き方を確認する目安は、グリップとクラブヘッドが腰の高さに来た時に、フェース面の向きが自分の身体の前傾角度と同じ程度になっていればOK。

その先は、出来る限り右肘を伸ばしたままの流れを意識してトップに向かう。

 

③トップ 

左肩甲骨から始動した回転運動 ( 捻転運動 ) を続け、本人が気持よく身体をねじれた位置がトップ。ここは各自の柔軟性や感覚によって違いが出るポイント。

無理に松山英樹選手と同じトップの位置にこだわる必要はない。

多少コンパクト気味でも、またはオーバースイング気味でも、本人が気持ちよくダウンスイングに戻れるならば問題なし。

このトップの位置で右の股関節を使っているように見えても、無理に股関節を入れるような意識をする必要はない。

トップまでの動きの中で下半身を動かす意識を出来る限り抑える。

左肩甲骨主導の上半身の回転につられて、下半身が多少動く程度が理想的。

柔軟性の問題で捻転不足を感じる場合は、その分だけ腰の回転を加えて補う。

トップまでの腕の動きは、左腕は伸ばしたまま回転を続ける。

右腕は少なくとも腰の高さまでは伸びたままだが 、その後は右への回転運動によって、どうしても右腕の長さが余ってくるので、右ひじを上方に曲げることで、左腕の回転を妨げないようにする。

この時の右肘の曲げ方が、ダウンスイングのフェースコントロールにおいて重要な役割を担うことになるので、各自のクセに合わせた工夫が必要。

 

④ダウンスイング開始 

アドレス状態からトップまでの回転運動の動きを、今度は逆回転するように切り返してダウンスイングを開始。

このポイントで松山英樹選手は、トップからの切り返しのタイミングで一瞬動きを止めているように見えるが、ここは各自の感覚とタイミングに合わせて動ければOK。

この切り返しのポイントで大事なことは、腰の回転に遅れないように、そして腰が左に流れないようにダウンスイングを始める。

この動きを作るコツは、アドレス時よりもトップで腰の向きが右に向いているが、その腰を右に向けたままダウンスイングを始めるイメージ。

スイング軸は背骨を中心に…という説があるが、トップで身体が右に向いた状態から背骨を軸にして回転すると、どうしても左への移動量が大きくなってしまう。

松山英樹選手のようにその場で回転するには、右足の上で胸を回転させるイメージで、身体の中心よりもやや右のスイング軸を作るイメージが必要。

このダウンスイングでやや右に移動したスイング軸は、従来の左に移動しながらのスイング軸とは大きく感覚が違うので、最初は違和感があるかもしれない。

しかしこの動き方によって、左に回転しようとするスイングエネルギーの力と相殺されて、結果的にちょうど松山英樹選手のようなスタンスの中央になるスイング軸が出来上がるので、その感覚に慣れて欲しい。

松山英樹選手のトップからダウンスイングへの切り返しで注目すべき点は、この時すぐにシャフトがしなっていること。

つまりクラブヘッドがすでに回転運動を始めていること。けっしてトップの位置にクラブを置いてくるような切り返しではなく、切り返しに遅れないようにクラブに回転運動を与えている。

この切り返し直後からシャフトがしなる動きは、他の選手ではあまり見ることは出来ない。

多くの選手はこのタイミングでは、下半身リードによって腰が回転しながら左へ体重移動している最中なので、その動きの中ではクラブを下ろすだけしか出来ない状態になっている。

従って松山英樹選手のような早いタイミングからクラブの回転運動を始めることは難しい。

何故か多くのプロコーチは、クラブを下ろすだけになっているダウンスイングの動き方を、「 このタメを作る動きが素晴らしい 」と逆に賛辞して、アマチュアゴルファーにもその動き方を推奨しているが、松山英樹選手の動き方とは全く違うことを認識しましょう。

 

この後の⑤ダウンスイング以降の説明は 、引き続き【 その2  】で…

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