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松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その2

time 2017/02/17

松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その2

【  その1  】に引き続き、まるでゴルフロボットのような松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツを説明します。

今回はダウンスイングの途中からの説明ですが、このダウンスイング途中の動き方が、これまでのゴルフスイングの暗闇の部分でした。

グリップの位置が腰から下になるスイングエリアのことを、「 ビジネスゾーン 」とゴルフ関係者の中で呼ばれています。

スイングの中でも最も大事なポイントのはずですが、それなのにプロコーチの皆さんの説明は、スイングの形にこだわるばかりで、このエリアでの具体的なヘッドの動かし方の説明はどれもあいまいなまま。

プロゴルファーからの説明も感覚的な表現ばかりで、アマチュアゴルファーには全く具体的なイメージは伝わっていませんでした。

そのために、ダウンスイングからインパクトまでの非常に重要な道筋を、各自が暗闇の中で手探りで追い求めている状態になっています。

その暗闇のポイントを、松山英樹選手のスイングを分析することで、確かな明るい光が差し込んできました。

その分析内容を参考にして、松山英樹選手になりきってみましょう。

 

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⑤ダウンスイング途中

ダウンスイングで左腕の角度が、下方向の約45°の時にシャフトの角度は水平状態。松山英樹選手はこの位置でシャフトが逆しなりを始めている。

④ のダウンスイング開始の地点でのシャフトのしなり方は順しなりだったので、この④ から⑤ の間に順しなり➔ 逆しなりへとシャフトを逆方向にしならせている

そのようなシャフトのしなり方をさせるためには、クラブヘッドをグリップ位置よりも上から下へと返していく動きが必要

早いタイミングでクラブヘッドを返し始めることによって、スイングプレーンの中でクラブヘッドのフェース面がボールを向くタイミングが早くなるので、アームローテーションの動きが少なくて済む。

アームローテーションの動きが少ない、つまり自然な腕の動きで腰から下の「 ビジネスゾーン 」に突入している。

その効果として、クラブヘッドの回転運動の中でフェース面に強い圧力をかけながらボールをとらえることが出来る。そして、なによりも動き方がシンプル!

 

一方で多くのプロゴルファーのスイングは、④ のダウンスイング開始地点では、クラブを下ろすだけなのでシャフトはしならず、⑤ のダウンスイング途中の地点でのシャフトの位置は、まだグリップ位置よりも上の角度になっている。

つまりタメが出来ている状態。

タメが出来ている状態で「 ビジネスゾーン 」に突入する分だけ、松山英樹選手よりもフェース面がボールに向かうタイミングが遅れてしまう。

そこで、遅れているフェース面をボールに向けるためには、素早いアームローテーションが必要になり、その動きの分だけ松山英樹選手よりもインパクトでフェース面を合わせる精度が落ちるだけでなく、ボールへの圧力も弱くなる。

そして、ここで素早くフェース面をボールに合わせるために必要になってくるのが「 ゆるゆるグリップ 」と「 フックグリップ 」の2点セット。

グリップを強く握っているとクラブヘッドのターンが遅れるのでゆるく握らなければならず、それでもターン不足になりやすいのでフックグリップで補うことになる。

 

しかし、松山英樹選手のように早いタイミングでフェース面がボールに向いていると、素早くクラブヘッドをターンさせる必要がないので、ある程度グリップをしっかり握っていても大丈夫

もちろんフックグリップも必要ない。

つまり、多くのプロコーチが推奨している「 ダウンスイングのタメ 」は、松山英樹選手のダウンスイングの動き方よりも運動エネルギーの効率が悪いだけでなく、インパクトにアジャストすることも難しくなっている。

 

このポイントで一番苦労しているのはアマチュアゴルファーだ。

④ のダウンスイング開始地点では、ただクラブを下ろしているだけ。

⑤ のダウンスイング途中の地点ではタメを作っている意識はないが、ヘッドを返す準備は完全に遅れているので、「 ビジネスゾーン 」に入ってからあわててフェース面をボールに向けなければならない。

しかし、プロゴロファーのように素早いアームローテーションは出来ないので、フェース面が合わせきれずにインパクトを迎えている。

しかも、アマチュアゴルファーのダウンスイングのフェース面の向きは、プロゴルファーよりも開いていて、なおかつ上を向いている状態になっている。

つまり、オープンフェースでロフトが寝ている状態。

この状態からではインパクトまでの間に、フェーの向きを上手く合わせきれていないので、たとえフェースの芯でボールをとらえても、スライスしやすい弱い球質になってしまう。

このフェース面がボールを向くタイミングを分かりやすく数値で表すなら、アマチュアゴルファーの場合はギリギリ間に合ったとしても、インパクト直前の20cm程度 ( 実はほとんどが間に合っていない ) 。

多くのプロゴルファーの場合は30cmからよくても80cmくらい手前。

それが松山英樹選手はインパクトの100cm以上も手前から、スイングプレーンの中でフェース面がボールに向いているので、その分だけ強いボールを打てる

 

そこでアマチュアゴルファーに必要なコツは…

④ のダウンスイング開始地点で松山英樹選手のような順しなりが起きるようにイメージして ( 実際にはパワー不足でしなりは起きないと思うが… ) 、今までよりもずっと早いタイミングでクラブヘッドの回転運動を始める

➔ ⑤ のダウンスイング途中の地点では逆しなりになるようにイメージしてクラブヘッドを返していき「 ビジネスゾーン 」に突入。

この動き方を表現するなら、その名はハイポイントリリース

今までよりも20~30cmほど上方でクラブをリリースするイメージです。

つまり、プロコーチが推奨しているレイトヒッティングとは全く逆の理論!!

注意すべき点は、クラブヘッドがスイングプレーンに乗っているだけでは不十分。

フェース面がスイングプレーンに乗らないと意味がないのです。

ハイポイントリリースより早くフェース面がボールに向いた状態の円周運動を作ることで、遠心力と慣性力のパワーがフェース面に加わり、ボールを強くヒットすることが出来ます。

この動き方、最初は難しいかもしれないが、コツをつかめば意外に簡単なので、じっくり取り組んで欲しい。

 

このポイントは非常に重要なので説明が長くなりましたが、皆さんの暗闇のポイントに光は差し込んだでしょうか?

今回の説明ではまだまだ不足していると思うので、別の機会でも説明を加えていきます。

⑥インパクト以降のこの続きは、【 その3  】へ…

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