スコアメイクにはパット数を減らすことがとても重要ですが、なかなか上達できない人が多いように思います。
おそらく、各自がいろんな打ち方にトライしているはずですが、それでも上達できないなら、今回説明する打ち方を是非試してみて下さい。
sponsored link
各自の悪いクセを隠してくれる簡単な打ち方
このブログでは、【 パターの打ち方 】で、いろんなアイディアを紹介していますが、その中でも特に【 パットが苦手な人必見!! 】がとても効果があったので、今回はその内容をもう少し詳しく説明したいと思います。
どんな人もすぐに上達できた打ち方を解説
まずは【 パットが苦手な人必見!! 】を先にご覧ください。
この記事の題材は、【 遂に、初心者から2年6か月で77を達成!! 】の友人なのですが、このパットの打ち方をマスターして以降、とても順調にスコアアップに成功しています。
そしてこの打ち方と考え方は、けしてこの友人専用ではなく、多くの人達にもとても有効だったのです。
初心者レベルの女性や、年間2ラウンドくらいでベストスコア140くらいの友人にアドバイスする機会があったので、この打ち方をほんの数分教えたところ、すぐに2人とも見違えるようなパッティングになり、一気にスコアアップに貢献できました。
それだけでなく、パットに悩むベテランゴルファーにも即効で、一気にパットの悩みが解消されたそうです。
そんな打ち方を、もう少し詳しく説明しましょう。
①
重要なポイントは、この写真①の赤丸印〇のように、右肘を脇腹やウエスト部に軽く添えて、右手と連動させ、パターとの一体感を持って、身体の右サイドだけでパッティングするようなイメージです。
青丸印〇の左手は、その右サイド主導の動きを邪魔しないように、そしてパターがグラつかないように、添えるだけの力加減で握ります。
左手は写真②のように、右手と離して握っても問題はありません。
左手でグリップエンドを支点にするようなイメージでもよいでしょう。
このような形を作ったら、パターヘッドを後ろに小さめに引いて、少し押し出すようなイメージで、そしてヘッドの動きが遅れないように、しっかりとインパクトしてみましょう。
ちなみに、右手と左手の握り方と握る向きは、各自のやりやすい方法を見つけ出して下さい。
②
後ろから見ると、こんなイメージです。
右サイド主導でスイングしますが、下半身は全く動かさないように注意して下さい。
このような打ち方の目的は、左サイドの動きを抑えることです。
大人になってからゴルフを始めた人にとって、左手、左サイドの動きと感覚の悪さは誰にとっても共通で、ショットやパッティングにおいて大きく邪魔をされています。
しかし残念ながら、年齢を重ねてから左手、左サイドの動きと感覚を改善することは、かなり至難の業なのです。
それならば、まだ動きも感覚も衰えていない右サイドを中心にして、その動き方を作り出せばよいのではないか。
このような考え方は、もちろんショットにも当てはまりますが、なによりもパワーと大きな動きを必要としないパッティングにこそ、とても有効だと確信しています。
クロスハンドやクローグリップをトライする前に、まずはこの打ち方を試してみて下さい。
今回のまとめ
たとえば一般的には、1ラウンドのパット数が30くらいなら、「 パットは上手い 」と思われているかもしれませんが、実際には、1ラウンドで70ショットの人と、40ショットの人を比較すると、パット数が同じ30だとしても、そのパットの実力は「 桁違い 」の差があります。
70ショットの場合は、全てのホールでグリーン周りからパターやウェッジでアプローチしているので、かなりピンの近くまで寄せてからのパッティングになり、たとえその状態で30パットだったとしても、それほどパターが上手いことにはなりません。
これがもし同じ人が、突然1ラウンド40ショットでグリーンに乗せられるようになったら、少なくとも45パットは打つことになるはずです。
つまり、「 ショット数が少ない = 遠くからパットする 」という状況になるので、ショットの上達とともにパットもどんどん上達していかないと、悲惨な結果が待ち受けることになるわけです。
そんな点をしっかりと理解して、早い段階から妥協することなく、「 パットの達人 」を目指して下さい。