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カウンターバランスのドライバーを試打しました!! グローブライド オノフ AKAとKURO

time 2024/06/30

カウンターバランスのドライバーを試打しました!! グローブライド オノフ AKAとKURO

「 カウンターバランスで飛ばす 」という考え方をメーカー標準仕様で取り入れているオノフAKAKURO

AKAの2024年モデルが登場した時に、専門家の皆さんの評判がとても高かったので、早く試打してみたいと思っていましたが、ようやくその機会が訪れました。

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カウターバランスの効果は本当にあるのか!?

クロスバランステクノロジーと命名されたオノフ特有のシステム。

クラブヘッドとグリップエンドが共通のウエイトになっていて、それぞれの重量を入れ替えたりすることで、振り心地や飛距離性能を各自の好みに合わせられるようになっています。

以前に【 最新ドライバーを試打してみました!! その4 】でもオノフのドライバーを試打していますが、その時はクロスバランステクノロジーを意識しないで試打していたので、今回はしっかりと意識しながら試打してみました。

 

カウンターバランスのAKAとKUROの性能はいかに!?

試打をしたのは【 遂にキャロウェイのドライバーが打ちやすくなりました!! 】と同じ日なので、他のドライバーとも正確に比較できると思います。

 

● オノフ AKA

まずはAKAの10.5°から試打を開始しました。

使用したシャフトは、ディアマナ GT 50 Sです。

オノフの純正シャフトとラボスペックのシャフトは、どれも「 軽硬系 」の部類で僕の奥さんの好みには合わないので、カスタムシャフトの中からディアマナ GT 50のSフレックスを選択しましたが、このシャフトにも、グリップエンドにウエイトが装着されていました。

シャフトが打ちやすいこともあり、一発目からよい感じの中高弾道のボールが打てました。

同日に試打をした、キャロウエイ パラダイム Ai スモーク ♦♦♦と同等の180~190ヤードのキャリーだったので、僕の奥さんにとっては飛距離性能はまずまずで、前作よりも5ヤードは伸びていると思います。

つかまり感もよく、それでいて左へ行きすぎる傾向はありません。

同じシャフトで打っているのでよく分かりましたが、キャロウェイ パラダイム Ai スモーク ♦♦♦より少し高い弾道で、少しつかまり傾向で、飛距離性能は互角、という印象になります。

前作の2022年モデルのAKAと大きく変わったのは、「 打音 」です。

オノフの担当者によると、前作はゼクシオを意識してかなり甲高くなってしまった「 打音 」を、今回は意図的に改善したようで、耳障りな印象はなくなっています。

ただし僕の奥さんには「 カウンターバランス感 」が強すぎて、その点に違和感があるそうです。

その点を担当者に伝えると、ヘッド側のウエイトを重い物に交換してくれました。

その状態で打ってみると、それほど違和感もなく、明らかに振りやすくなりました。

この変更した仕様は、グリップエンドのウエイトが7gで、ヘッド側のウエイトが5gになっていたのですが、後で分かりましたが、これはつまりKURO用のカスタムシャフトと、KUROと同じ重さのウエイトを、AKAのヘッドに装着したような仕様だったのです。

つまり両方のよい所を組み合わせた、AKA & KUROドライバーと言える状態になり、その分だけ打ちやすくて、よい弾道になったので、もしAKAを購入した場合は、参考にして欲しい仕様だと思います。

ただし僕の奥さん的には、パワートレンチと呼ばれるクラウン側の溝がどうしても気になるようで、その点で評価は少し落ちるそうです。

 

● オノフ KURO

KUROも10.5°で、同じディアマナ GT 50 Sで打ってみましたが、少し頑丈なAKAというフィーリングで、前作からの見た目や性能の差は少ないと思います。

単純に分けるなら、ヘッドスピード45m/s以下ならAKA、45m/s以上ならKURO、という具合に選別してもよいのではないでしょうか。

 

● オノフ ラボスペック PLUS

最後にラボスペック PLUSという「 大慣性モーメント 」を売りにしているヘッドも、同じディアマナ GT 50 Sで打ってみましたが、案の定この様なドライバーにありがちな、深すぎる重心深度がコントロール性を邪魔して、全くよいフィーリングは得られませんでした。

単純に表現すれば、「 国産のPINGドライバー 」という印象なので、PINGのフィーリングが好きな人には好まれると思います。

 

今回のまとめ

とても評判の高かったオノフ AKAは、前作よりも確実に進化していました。

KUROは前作と新作を同時に比較しないと分からないくらいの変化だと思います。

クロスバランステクノロジーと呼ばれるシステムについては、はたしてカウンターバランスが必要なのか、ヘッド側のウエイト調整だけで十分なのかは、今回断定はできませんでした。

基本性能が高いので、あえてカウンターバランスは必要ないと思うのですが…。

もし皆さんもカウンターバランスを体感してみたい場合は、【 カウンターバランスを手軽に試す方法を発案!! 】で紹介しているので、それを参考にして体感してみて下さい。

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