難しいライからでも簡単に打てて、ミスが少ないアプローチショットの打ち方を紹介します。
スコアメイクにとても重要なアプローチショットを、もっと簡単にしてみましょう。
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どんなライからでも1つの打ち方で対応できる方法!
このブログでは、アプローチショットをもっと簡単にする方法の研究を続けています。
プロのトーナメントコースや名門コースのように手入れの行き届いた綺麗なライとは違い、多くのゴルファーが利用している料金がリーズナブルなコースでは、グリーン周りでかなり厳しいライが待ち受けているのが現実です。
コースでの練習量が極めて少ないアマチュアゴルファーにとっては、そんな難しいライに合わせて、適切な打ち方やウェッジの種類を選択するだけでもかなり難しい作業。
そんな難しいアプローチショットを、1種類の打ち方と1本のウェッジで全ての状況をカバーできないものかと研究を続けていましたが、よい方法がようやく見つかりました。
ライに関係なく簡単にピンに寄せられるアプローチショット!
アプローチショットが難しい理由は、いろんなライから最適な打ち方とクラブを選択しなければならないことです。
グリーン周りの様々なライの状況に対して、打ちたい距離を決めて、そのショットに必要なウェッジの種類と打ち方をそれぞれ選択するだけでも難しく、それだけで本人にはプレッシャーがかかります。
それなのに、あわよくば「 寄せワン 」を狙いたいという余計な欲が、更なるプレッシャーになっています。
ところが多くのアマチュアゴルファーは、コースの難しいライからの練習量が皆無と言えるほど少なく、しかもホームコースを持たずにいろんなコースをプレーしているので、その場面に応じて適切に対応することは至難の業なのは当たり前。
しかも料金がリーズナブルなコースは、総じて芝の密集度が低く、芝の長さも短すぎたり長すぎたりという極めて難しい状況が待ち受けています。
そこで目指したのは、どんなライからでも1本のウェッジで打てて、どんなライからでもミスの少ないアプローチショットの方法です。
それこそ、チャックリしやすい芝が超薄の花道や、ヘッドが抜けない夏の深いラフなどの難しいライから、様々な種類のウェッジを使って、どの方法が最も簡単でミスを少なくできるのかテストを重ね、ようやくたどり着いた万能な打ち方があります。
■ ランニングアプローチの応用で全てのアプローチショットが対応可能
その万能な打ち方とは、「 ピッチエンドランのランニングアプローチの打ち方をベースにして、打ちたい距離に合わせて振り幅を変換する 」方法です。
名づければ、『 ピッチエンドラン打法 』
先ずはキャリー10ヤードのピッチエンドランのアプローチショットの振り幅を基本として、その打ち方の延長線上で、20ヤード ➡ 30ヤード ➡ 40ヤード ➡ 50ヤードという具合に、スイングの振り幅を大きくして打ちたい距離を調整します。
もちろん10ヤードのキャリーをミスなく打てるランニングアプローチをマスターすることが前提ですが、その点については他のいろんなアプローチショットをマスターするよりも簡単なので、まずは第一歩としてしっかりと10ヤードキャリーのランニングアプローチをマスターしましょう。
この方法には、ウェッジのロフト角は46°~50°が最適だと思います。
※その人によっては、キャリー20ヤードや30ヤードの方がマスターしやすいかもしれないので、その辺は各自の感覚に合わせて下さい。
■ 具体的な打ち方
それでは具体的な打ち方について説明します。
❶ キャリー10ヤードのピッチエンドラン打法
➀
僕の奥さんの場合、一番万能で打ちやすかったウェッシが、エポンのAF-Tour MBのPWで、ロフト角は48°。
そのクラブで10ヤードのキャリーを打つ時のバックスイングが、この写真➀の振り幅になります。
バックスイングでクラブを鋭角的に上げないように、手首と肘の動きに注意しましょう。
②
スタンス中央にセットしたボールに対して、この写真②のように正面から見てシャフトが垂直になるような『 ハンドジャスト 』でインパクトします。
過度なハンドファーストだと、ボールが強く飛んでしまうし、ライに対してソール面が突っかかりやすいので厳禁です。
③
フォローの大きさは、写真③のようにバックスイングの2/3程度になるイメージです。
このようなバックスイングとフォローのバランスなら、いろんなライからでも綺麗にボールへコンタクトできて、ソールの抜けもよくなります。
もっと詳しい打ち方の詳細については、【 アプローチの打ち方 】を参考にして下さい。
❷ キャリー50ヤードのピッチエンドラン打法
④
僕の奥さんは48°のウェッジで50ヤードのキャリーボールを打つ場合、この写真④のようなバックスイングの大きさになります。
一見すると通常のフルショットやコントロールショットのバックスイングに見えるかもしれませんが、本人にとってはスタンス幅が多少変わりますが、あくまでもキャリー10ヤードのピッチエンドランのスイングの延長線上であり、打ちたい距離に合わせて振り幅を変えているだけです。
通常のフルショットよりも、ピッチエンドランの方が「 手首や肘の動きを抑えて、身体の捻転も抑えている 」ので、本人的にはもっとコンパクトなトップになっている感覚です。
⑤
キャリー50ヤードでも、フォローの大きさはバックスイングの2/3程度になります。
❸ 各距離を振り幅だけで対応
このように10ヤードキャリーのピッチエンドランの打ち方をベースにして、僕の奥さんは、『 ピッチエンドラン打法 』で5ヤード~70ヤードのキャリーを打ち分けています。
冬の薄い芝でも、夏の深いラフでも、打ち方もボールの位置も変えずに、48°のPW1本だけで1シーズン全ての状況に対応できました。
例えば70ヤードの場合、同じPWで通常のショットをした場合よりも弾道の高さは2/3くらいに低くなりますが、クラブヘッドの入射角が『 ピッチエンドラン打法 』の方が安定し、なおかつインバクトの精度が高いので、意外なほどスピンが効いて、1ピン程度のランでボールはピタッと止まってくれます。
バンカー越えのピンを狙う時でも、通常の56°のウェッジよりも弾道は低くなりますが、ミスなく高い精度でキャリーをコントロールできるので、問題なくピンに寄せることが可能。
問題となるのは、「 この打ち方で何ヤードまでのキャリーを打てるのか 」という感覚をつかむこと。
慣れないと最初は30~40ヤードまでしか打てないかもしれませんが、慣れてくるともっとキャリーを伸ばすことが可能になり、通常のフルショットに近いくらいまで打てるようになります。
以前は僕の奥さんもその場面と距離に応じて複数のウェッジと打ち方を使い分けていましたが、この1年間は全ての状況に対して48°のPW1本で対応し、その結果として無駄なミスが減り、スコアの安定とストレスの低減につながっています。
今回のまとめ
アマチュアゴルファーにとって、アプローチショットのプレッシャーとミスを減らすことはとても重要になります。
今回紹介した『 ピッチエンドラン打法 』をトライしてもらえば分かると思いますが、その場の状況判断がとても簡単になり、確実にミスが激減します。
ただしゴルファーにとっては、「 いろんな打ち方を試したい 」という欲求も大きなポイントなので、その点は各自の好みで判断するしかありません。
しかしこの『 ピッチエンドラン打法 』に慣れてくると、あえていろんな打ち方は必要ないと思えるし、僕の奥さんも以前は多用していた【 失敗しないランニングアプローチの方法!! 】で紹介した『 ユーコロ 』という最強のランニングアプローチの方法さえも、現在は使用頻度が減っています。
それほど使い勝手がよい打ち方なのです。
次回では、この打ち方に適したウェッジの選び方について説明します。
