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ドライバーショット改善の第一歩はフェース面をしっかりと戻すこと!

time 2017/05/23

ドライバーショット改善の第一歩はフェース面をしっかりと戻すこと!

ゴルフを簡単にする最もよい方法が、インパクト前にフェース面をしっかりと戻すことです。

インパクト時のフェース面がアドレス通りに戻っていれば、「 今までの苦労は何だったのか? 」と思うほどゴルフが簡単になるでしょう。

ところが、【 アマチュアゴルファー必見! ドライバーショットのインパクトの真実 】で説明したように、アマチュアゴルファーのフェース面はインパクトではアドレス通りには戻っていません

本人はしっかり戻しているつもりなのに、ほぼ全員のフェース面がアドレス状態よりも開いていて、ロフトが寝た状態になっていました。

これではスライスやフックで曲がるだけでなく、ロフトが寝た状態でインパクトすることになるので、その分だけ飛距離も伸びません。

フェース面がしっかり戻らないことには、どんなによいスイングでも、ヘッドスピードが速くても、それに見合う飛距離と方向性は実現出来ないのです。

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インパクト前のフェース面を確認しましょう!

ここで上の写真を見て下さい。

この写真はインパクトの30~40cm手前の状態を再現したものですが、このようにアマチュアゴルファーのフェース面の向きは「 どこを向いているの? 」というような状態になっています。

クラブヘッドの動きがスイングプレーンの円周軌道上に乗っていたとしても、フェース面はボールの方向には向いていません。

そのために、ここから先の作業がアマチュアゴルファーにとっては大仕事で、インパクトまでの僅かな時間の中で急激な動きでフェース面を戻す作業が必要になっています。

そしてそのインパクト前後の動きは、【 アマチュアゴルファー必見! ドライバーショットのインパクトの真実 】でも説明したように、フェースターンをさせすぎた場合がフック、フェースターンが不足した場合がスライス、適度な場合がストレート、という具合に球筋が分かれています。

いずれの場合もインパクトでは多少開いていて、ロフトも寝ている状態なので、無駄なスピンが多く、「 こすり玉 」の球質なっています。

 

プロゴルファーのフェース面はしっかりと戻っている!

この点がプロゴルファーとは大違いのポイントで、フェース面がインパクトのもっと手前からボールを直視するように戻っています。

プロゴルフファーのスイングの連続写真を見ると、アームローテーションの動きが大きくて、いかにもインパクト前後でフェース面を操作しているように見えるかもしれません。

ところが実際のプロゴルファーのアームローテーションの動きは、スイングの中のもっと大きな動きの中で行われているので、インパクト前後のフェース面の動き自体は非常に少ないものになっています。

つまりプロゴルファーは、インパクトのかなり手前の段階でフェース面が戻っているので、それほどフェースターンが必要ない状態でインパクトすることが出来て、その結果無駄なスピンが少ないぶ厚いインパクトを実現出来ているのです。

その究極の状態が松山英樹選手をはじめとする世界のトップクラスの選手達です。

【 松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その2 】でも説明したように、松山英樹選手は他のプロゴルファーよりも、フェース面がボールを向くタイミングがかなり早いので、アームローテーションが必要なく、非常にぶ厚いインパクトを作り出せています。

その点でアマチュアゴルファーの場合は、大きな動きの中でのアームローテーションではなく、インパクト直前に手元で急激にフェース面を操作する動きになっているので、フック、スライス、ストレートのいずれの球筋でも「こすり球」になってしまい、ぶ厚いインパクトにはなっていません。

 

まずはフェース面を戻すことが重要

そこでアマチュアゴルファーがまず取り組むべきは、スイングうんぬんではなく、まずはフェース面をしっかり戻すこと

よいスイングをするだけではフェース面は戻らないので、順番を逆に考えて、まずフェース面を戻すことを身につけてから、よいスイングを追求したほうが結果的に上達の早道になるでしょう。

もっと早いタイミングでフェース面を戻せるようにスイング全体の大きな動きの中で考えて下さい

次のステップは、【 ドライバーショットの飛距離アップの第一条件 適切なインパクトロフトを作ろう! 】にて説明します。

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