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ワンランク上のユーティリティ調整方法! 柔軟な発想で理想のクラブを目指しましょう!!

time 2021/12/30

ワンランク上のユーティリティ調整方法! 柔軟な発想で理想のクラブを目指しましょう!!

多くのゴルファーにとってスコアアップのカギを握っているのが、ユーティリティというクラブであり、そのユーティリティをもっととことん打ちやすくするために、クラブの調整を極めることも重要な作業になります。

今回はそんなユーティリティの調整方法について考えてみましょう。

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スリーブ仕様なら理想のクラブに近づける…かも!?

近年のゴルフクラブ関連で最も進化したと言えるのが、スリーブ仕様のゴルフクラブが登場したことではないでしょうか。

シャフトとヘッドの組み合わせを変えて、自分好みに調整できるようになったことは、ゴルファーにとっては大きな武器になりました。

違うシャフトを組み合わせることはもちろんですが、メーカーが同じならば、違うモデル、違う年式のヘッドとも組み合わせのパターンを変えることができます。

更にクラブによっては、ロフト角、ライ角、そしてフェース角までも変えられるので、組み合わせのパターンは無限大とも言えるほどに広がります。

つまり一般のアマチュアゴルファーでも、わざわざ専門のクラブフィターを頼らなくても、かなり高いレベルまで自分の思い通りのクラブに仕上げられるようになったのです。

そこで今回は、ユーティリティの調整方法として、スリーブ仕様のメリットを最大限に生かす考え方と手法について説明します。

 

タイトリストのユーティリティTS2をベースにした調整方法

今回ユーティリティ調整方法の題材とするのはタイトリストTS2TS3です。

打ちやすいユーティリティを発見! 】と【 パーオンを狙うユーティリティの選び方講座! 】で、タイトリストTS2を最もお勧めしたいユーティリティとして紹介していますが、実際にも現在僕の奥さんがTS2を3種類、TS3を1種類の計4本を使用しています。

このクラブは、ただ打ちやすいだけでなく、とても調整方法の幅が広いので、多くのゴルファーの特徴に合わせられる可能性が高くなっています。

その特徴をフル活用した我が家の調整方法を説明するので、皆さんも自分のユーティリティの調整を考える時の参考にして下さい。

 

写真説明

各クラブを4本並べました。

写真下から順に、17°、21°、23°、27°

印が鉛のテープの位置です。

 

スリーブポジションはこの写真のようになっています。

 

タイトリスト ツアーAD T-60タイトリスト MCI マットブラック 70という、2本の適切なシャフトが用意されていると、その調整方はかなり高度なレベルまで極めることが可能になります。

 

各クラブの調整方法

① TS3 : ロフト角17°

シャフト : タイトリスト ツアーAD T-60 フレックスS  40.5インチ

スリーブポジション : C1 ➡ ロフト : -1°  ライ角 : 1°フラット

 

● 調整目的

このクラブは4本の中で一番最後に購入し、ティショット専用のクラブとしての位置づけになっていますが、そこには理由があります。

TS3はグースが大きく、ハードヒッター向けとしてヘッドの剛性が高いので、当初は選択肢に入っていなかったのですが、このクラブに装着されていた41インチのタイトリスト MCI マットブラック 70というシャフトを狙って購入しました。

TS2には、19°用の40.5インチまでしか設定がなかったので、17°用の41インチシャフトが設定されているのがTS3だったのです。

そしてその41インチはTS2に装着することになるので、その代わりに本来TS2に装着されていた40.5インチのタイトリスト ツアーAD T-60をこのクラブに装着することになりました。

TS3TS2よりもヘッド重量が3g重いので、0.5インチ短くなっても、ヘッドバランス的にはD2くらいなので、振りやすさは確保できました。

その結果として、セカンドショットではまだ19°のTS2を凌ぐことはできていないので使用せずに、現在ティショット専用として使用しています。

そこでさらにティショット専用として、もっと打ちやすくするために、スリーブのポジションはC1に落ち着きました。

 

② TS2 : ロフト角19°

シャフト : タイトリスト MCI マットブラック 70 フレックスS  41インチ

スリーブポジション : C3 ➡ ロフト : +1°  ライ角 : 1°アップライト

 

● 調整目的

僕の奥さんにとっては、ドライバーの次に多く使用するクラブなので、このクラブの調整を最優先にしています。

購入時は、タイトリスト ツアーAD T-60の40.5インチ仕様で、その仕様でも十分に打ちやすかったのですが、普段利用している7つのコースの中には、同じ飛距離でもっと高弾道の球質が要求されるホールが多かったので、そこで目を付けたのがタイトリスト MCI マットブラック 70というシャフトです。

タイトリスト ツアーAD T-60よりも少し先調子で、なおかつ少し柔らかいフィーリングなので、その分だけ高弾道になることを期待しました。

本来19°に用意されているのは40.5インチなのですが、その前後の長さも選択肢に入れたかったので、まずはネットオークションで40.5インチと40インチのスリーブ付きのシャフトを購入し、同時に先に説明した41インチのTS3も用意しました。

その結果、41インチ仕様が最も打ちやすく、それに合わせてスリーブポジションも変更しました。

このクラブはセカンドショットの使用頻度が圧倒的に高いので、とにかくセカンドショットが打ちやすくなるように追求し、C3のスリーブポジションに決定。

その際には、ロフト角やライ角の数値自体は気にしないかわりに、それに伴いフェース面の見え方が変わるので、本人が一番構えやすく、そして真っすぐに高く飛んで行ってくれるポジションに決定しました。

更に写真❶のように、仕上げとしてシャフトの中間よりも上に鉛のテープを巻いてあります。

 

③ TS2 : ロフト角23°

シャフト : タイトリスト MCI マットブラック 70 フレックスS  40インチ

スリーブポジション : D1 ➡ ロフト角 : -1°  ライ角 : 標準

 

● 調整目的

タイトリスト ツアーAD T-60が装着されていたこのクラブがあまりにも打ちやすかったので最初に購入し、そこから19°、27°と追加購入しました。

ところがこのクラブも、19°用に準備したけれど使用していない、40インチという本来21°用のタイトリスト MCI マットブラック 70を装着してみたところ、もっと打ちやすくなりました。

このクラブは、ティショットとセカンドショットの使用頻度が同じなので、どちらにも合うようにバランスを取った結果、D1というスリーブポジションに決定しました。

写真❶のように、仕上げとしてシャフトの中間部に鉛のテープが巻いてあります。

 

④ TS2 : ロフト角27°

シャフト : タイトリスト ツアーAD T-60 フレックスS  39.5インチ

スリーブポジション : B2 ➡ ロフト角 : 標準  ライ角 : 1°アップライト

 

● 調整目的

このクラブも購入時はタイトリスト ツアーAD T-60だったのですが、標準の38.5インチは、他のクラブよりも一番硬く感じました。

おそらく短くなった分を考慮せずに用意されているようなので、この長さならばフレックスはSではなく、SRの方がよかったのかもしれません。

そこでこのクラブも、タイトリス MCI マットブラック 70を用意しようかと思いましたが、ネットオークションには欲しい長さがなかなか出品されません。

そこで試しに、23°用の39.5インチのタイトリスト ツアーAD T-60が空いていたので装着してみたところ、予想以上に好結果となり、そのまま採用することになりました。

この現象はつまり、「 番手ずらし 」の効果と言えるでしょう。

アイアンシャフトではよく活用されている「 番手ずらし 」ですが、スリーブ仕様ならばこのように手軽に「 番手ずらし 」の効能を得ることができます。

そう考えると、この27°は「 2番手ずらし 」、19°と23°は「 1番手ずらし 」ということになりますね。( 長さは長いままですが… )

このシャフトも❶のように、仕上げとして先端部に鉛のテープを巻いてあります。

 

今回のまとめ

今回のユーティリティの調整方法、いかがだったでしょうか?

1回読んだだけでは分かりづらいと思いますが、とにかくもっと自由な発想で調整方法の可能性を広げて欲しいと思います。

そんな自由な発想が可能になるのが、スリーブ仕様の最大のメリットです。

このブログでは、たとえば同じモデルのユーティリティをロフト角別に複数用意しても、けして同じフィーリングにはならないことを説明してきましたが、今回の調整方法でもその事実が分かると思います。

そんな問題点を解消できる可能性が、スリーブ仕様にはあるわけです。

さらに今回の調整方法は、ヘッド重量がほぼ同じTSi2の現行モデルにも適用することができます。

残念ながらTSi2には今回のシャフトは用意されていませんが、その点さえもクリアすることができるのがスリーブ仕様

 

その点を考えると、シャフト接着仕様のクラブを購入する場合は、やはり慎重さが必要ですね。

たとえ打ちやすいロフト角の1本が見つかっても、安易に他のロフト角を購入せずに、1本1本試打をして決める必要があるでしょう。

それこそロフト角別に違うモデルを選んだほうが、打ちやすいラインナップが完成するかもしれません。

このように総合的に考えて、本当に打ちやすいユーティリティを見つけ出し、そしてもっと自分用に調整して、少しでも楽にスコアアップできるように目指しましょう!

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