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ゴルフボールの進化って何!? コストパフォーマンス抜群のボールを紹介します!

time 2020/07/27

ゴルフボールの進化って何!? コストパフォーマンス抜群のボールを紹介します!

今回はコストパフォーマンスが抜群のボールを紹介します。

ゴルフ業界には、たとえ古いモデルでも、そして安価なモデルでも、最新のメジャー製品にも引けを取らない逸品が数多く存在します。

けして最新モデルが最善ではないので、あまり知られていない商品の中から、宝探しのような感覚で自分に合う物を見つけることができれば、ゴルフライフはもっと楽しくなるのではないでしょうか。

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スペックだけで実際の性能が上がるとは限らない!

ゴルフメーカーからは毎年のようにゴルフクラブとボールの新製品が、細かなスペックの改良が施されて発売されています。

その宣伝文句通りなら、全てのゴルファーの飛距離は大幅に伸びて、スコアも向上しているはずですが、現実はそんなに甘くはありません。

ゴルフボールに関しては、2ピース構造だったものが3ピースや4ピースになり、飛距離性能もスピン性能も向上していることになっていますが、問題なのはその価格に見合う性能を実際に感じられるかどうかなのです。

特にボールに関しては消耗品なので、安価でありながら高性能なボールが望ましいですよね。

そんなボールを見つけたので、報告したいと思います。

 

コスパ抜群のダンロップDDH ツアースペシャル

使用するきっかけ

今シーズンから僕の奥さんがメインで使用しているのが、ダンロップDDH ツアースペシャルです。

なんと1986年に発売開始されたこのボールは、いまだに販売を続けていて、現在は1個100円を切るような嬉しい価格で購入することができます。

もちろん細かな仕様は改良されているはずですが…。

実はこのボール、某シニアプロが現在も使用していることを某ゴルフ番組で発見しました。

その時は、そんな古くて懐かしいボールが最新クラブでも性能を発揮できるのか!?と疑問に思ったのですが…。

ところがその番組の中でそのシニアプロのプレーを観察していると、ドライバーショットはよく飛んでいて、アイアンの打感もよさそうでした。

そしてスピン性能も全く問題なかったのです。

だからと言って、すぐにこのボールを試したわけではありません。

 

僕の奥さんはヘッドスピードが37m/sですが、【 結果を出せるクラブセッティング 】でもわかるように、使用しているクラブはヘッドスピード40m/s~45m/sのゴルファーに適したスペックを好んでいて、実際に男性の友人達が僕の奥さんのクラブを打つと、だれもが打ちやすいと驚いています。

そんなゴルファーなので、使用するボールも女性にしては少しハード系な物を選んでいます。

打った時にある程度の「 手応え 」があるものが好みなのですが、打感の硬いものは好みではなく、もちろん軽すぎるものや柔らかすぎるものは好みではありません。

ここ数年のボール遍歴は、スリクソン AD333スリクソン Zスターブリヂストン ツアーB  V10ブリヂストン ツアーB  XS と続いていて、2ピースとか3ピースというスペックにはこだわらずに、実際に感じたフィーリングを重視して選んでいます。

それぞれのボール性能にある程度満足していたので、前述のゴルフ番組でDDH ツアースペシャルにも興味を持ったものの、すぐに試そうとは思わなかったのです。

 

ところがある日の練習場で、レンジボールに混じってこのボールが出てきたので、ドライバーで打ってみたところ、今まで感じたことがないくらいの素晴らしい回転のボールが過去最長地点まで飛んで行きました。

そして打感もよかったそうです。

最近の練習場は、ボールの選別が徹底されているので、以前よりもコースボールが出てくることが少なくなりましたが、それでも稀に現れるとその都度銘柄を確認しながらドライバーで打ってみて、そのボールの性能を確認しています。

それ以外にも興味があるボールは中古ボールで単品購入して、実際にラウンドでも試しているので、ボールについてはかなりのデータ数を持っています。

そんな中で、DDH ツアースペシャルがトップクラスの打感と飛距離性能だったのです。

早速ボールを購入しようと調べたら、その低価格にも驚きました。

これは試してみるしかありません。

 

ラウンドの使用フィーリング

ラウンドでの感触も良好です。

気温が15℃以下の時は少し硬く感じましたが、気温の上昇とともに感触がよくなってきました。

ドライバーの飛距離と打感は過去のボールの中でもトップクラス。

ユーティリティでも感触のよさは変わりません。

アイアンの打感と音がとても素晴らしく、スピン性能も問題ありません。

アプローチもコントロール性が高く、スピン性能も無理に効きすぎないで柔らかいボールを打つことができます。

パターに関しては【 結果を出せるクラブセッティング 】で紹介しているように、ユーティリティを改造した変則パターなので、皆さんの参考にならないと思いますが、そのパターではとてもよいフィーリングです。

つまり、ほぼ欠点のない素晴らしい性能なのに、超低価格というとてもありがたいボールなのです。

そして、男性の友人達にも好評です。

 

欠点は1つだけ

このボールの欠点があるとすれば、購入ルートの問題です。

ネットショップでは購入可能ですが、安価なので送料がかかります。

そして僕の住んでいる地域では、なぜか実店舗のゴルフショップでは販売されていません。

たまたま見つけたのが大型のディスカウントストアのスポーツコーナーで、1ダース+3個増量で販売されていました。

 

今回のまとめ

巷のゴルフクラブやボールは、スペック重視主義の魅力的な宣伝文句が溢れていますが、そのよさを決めるのはあくまでも実際に使用するユーザーです。

2ピース構造だからとか、マイナー商品だから性能が低いと決めつけるのは早計ですよ。

もしボール選びに迷っているならば、一度試してみる価値はあると思います。

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