
3番ウッドは最も難しいクラブと言われていますが、セカンドショットで一番距離を稼げるクラブでもあります。
そんな「 飛ばせるけれど難しいクラブ 」である3番ウッドを、もっと簡単にする方法を紹介します。
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「神改造」を越える究極の3番ウッドが完成!
【 これはもはや「神改造」! 】で、素晴らしい性能の3番ウッドを製作することに成功しました。
その後も引き続きテストを重ねた結果、もっと打ちやすくて、飛距離性能が高い3番ウッドが完成したので、その詳細を紹介します。
エアロジェット MAX レディス 3番ウッド + ドライバーシャフトの組み合わせが、更に進化!
■ ヘッドデータ
ヘッド : コブラ エアロジェット MAX レディスヘッド 3番
ヘッド体積 : 164cc
ロフト角 : 18.5° ( 17°に変更 )
■ シャフトデータ
シャフト : ツアーAD DI ハイモジュラス 6
フレックス : X
シャフト重量 : 63g
トルク : 3.2
■ クラブデータ
クラブ重量 : 327g
クラブ長さ : 44.65インチ
振動数 : 270cpm
ヘッドバランス : D8.5
■ クラブ製作の流れとインプレッション
【 これはもはや「神改造」! 】で紹介したように、その3番ウッドの素晴らしい性能に満足していましたが、可能であれば1点だけ改善したいポイントがありました。
それはティショットの方向性です。
セカンドショットで打つ場合は、飛距離性能だけでなく、ボールのつかまり感と弾道の高さも申し分ありません。
しかしティショットの場合は、つかまりがよすぎて10ヤード以上も勝手にドローしてしまうので、距離の長いショートホールや狭いホールのティーショットで使ってみたいけれど、実際には使うことは避けていました。
その点は【 苦手なフェアウェイウッド克服の重要ポイント!! 】で説明しているように、ティショットのつかまり感がよいことが、打ちやすいフェアウェイウッドの条件なのですが、もう少し曲がり幅が少なければベストだと感じていました。
そんな条件を満たすシャフトが遂に見つかったのです。
そのシャフトがツアーAD Di ハイモジュラス 6 のXフレックス。

当初このシャフトはドライバー用に購入したものです。
僕の奥さんは現在コブラ LTDx LS 9°とLTDx MAX 10.5°の2つのヘッドに、シャフトはベンタス ブラック 6 SとツアーAD DI 6 Sの2本を、気温や打ち方に合わせて組み合わせていますが、そこにもう1本、ツアーAD DI ハイモジュラス 6 Xを追加投入しました。
( ちなみに、2つのヘッドと3本のシャフトは全て中古品を購入しています。)
その狙い通りに、ツアーAD DI ハイモジュラス 6 Xは、LTDx MAX 10.5°との相性はよかったのですが、念のため3番ウッドに装着してテストしてみたところ、これが完璧にハマったのです。
セカンドショットでは、弾道と飛距離性能は以前のハザーダス スモーク iM10 60 6.0と互角ですが、インパクトのタイミングは更に合わせやすくなりました。
そしてテーショットでは、ドローの幅が10ヤード以内に収まるようになり、とてもコントロールしやすく進化したので、このシャフトへと変更することが決まりました。
ちなみにこのクラブで、女子プロシード選手のお母様方よりも年上の僕の奥さんの飛距離は、ティショットが180ヤードキャリーのハイドローで、セカンドショットは170ヤードキャリーのストレートボールですが、もしトーナメントコースの絨毯のようなライなら180ヤードキャリーも可能だと思います。

■ なぜこんなに打ちやすいのか!?
❶ クラブヘッドとシャフトの絶妙な組み合わせ
常識破りなほど簡単であり、そしてぶっ飛びのこの3番ウッド。
その秘訣は、「 メンズヘッドよりも小ぶりでボディ剛性が低いエアロジェット MAX レディスヘッド + 少し重くてしっかりしたシャフトとの組み合わせ 」であることは間違いありません。
この組み合わせて打ってみると、クラブヘッドとシャフトの一体感が抜群で、一般的な3番ウッドよりもコントロールのしやすさとインパクトのタイミングの合わせやすさを実感できると思います。
そしてボールの「 ハジキ感 」と高弾道な飛距離性能が抜群なのです。
当初は打感で判断するとレディスヘッドの重量が軽いのかと思っていましたが、同じエアロジェット MAXの7番でレディスヘッドとメンズヘッドの重量を計ってみると、意外にもほぼ同じだったのです。
つまり内部構造の違いによって、レディスヘッドの方が「 ハジキ感 」や操作性が優れていたということ。
しかしそれだけでは、ドライバーシャフトをそのまま使用する、この超長尺シャフトの3番ウッドが簡単に打てる理由としては、まだ不足していると思います。
❷ アドレスの設定が変わる
そこでもう一つ考えられることは、「 アドレスした時のシャフトの角度 」なのではないかと考えました。
日本の女子プロのトップクラスには身長が150~155cmくらいの選手が多いのですが、彼女たちは総じてフェアウェイウッドが抜群に上手い。
そんな彼女たちのアドレスを後方から見ると、シャフトの角度がフラットなことが分かると思います。
つまり、クラブヘッドのトゥ側が浮いた状態のアドレスなのです。
ところが身長165cmの僕の奥さんが彼女たちのようなシャフトの角度でアドレスしようとすると、かなりハンドダウンになり、スイング軌道も不自然になります。
そこでこの超長尺シャフトの3番ウッドなら、まるで150cmの選手のようなシャフトの角度でアドレスすることができて、そのまま自然なスイング軌道を作ることができるのです。
ここまでの超長尺シャフトだと、もし軽くて柔らかいシャフトならトゥダウンしたり、インパクトのタイミングを合わせづらくなりますが、その点は少し重くてしっかりしたシャフトなら問題はありません。
そう考えると、身長の低い選手がなぜフェアウェイウッドが得意なのか、というその秘訣を少しは感じられると思います。
今回のまとめ
「 神改造 」だと思っていた3番ウッドを更に打ちやすく進化することができた詳細をお伝えしました。
それにしても、以前は苦手で打てる気がしなかった3番ウッドが、44.65インチという、ありえないほどの長尺なのに、素晴らしい飛距性能を苦もなく発揮できていることが不思議でなりませんが、これがクラブセッティングの面白さと奥深さでもあります。
実際にこの3番ウッドは、男女の友人達もすぐに打てるほどの万人向けな特性なので、おそらく皆さんが打っても驚くほど打ちやすく感じるはず。
そんな魔法のようなクラブ製作の秘訣をもう一度確認しておくと、「 メンズヘッドよりも小ぶりでボディ剛性が低いエアロジェット MAX レディスヘッド + 少し重くてしっかりしたシャフトとの組み合わせ 」です。
興味が湧いた方は、試してみる価値があると思います。
