
今回は、苦手なフェアウェイウッド克服のための重要なポイントを説明します。
フェアウェイウッドに求める優先順位を整理しておけば、打ちやすいフェアウェイウッドを見つけやすくなり、苦手克服への近道となるでしょう。
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ティーショットとセカンドショットのどちらを重視するのかが重要なポイント!
フェアウェイウッドを苦手にしている人はとても多いのですが、苦手になっている本当の原因を理解して、自分にマッチした打ちやすいクラブを選ぶことができれば、誰もが意外なほど簡単に打てるようになっていきます。
【 遂に打ちやすいフェアウェイウッドを発見!! 】では、フェアウェイウッドが苦手だった僕の奥さんが、苦手を克服するまでの過程も説明していますが、その中で打ちやすいヘッドとシャフトの選び方についても説明しています。
打ちやすいと感じられるヘッドとシャフトを組み合わせることができれば、意外なほど簡単にその苦手意識は消え去っていくはず。
そこで今回は、どのようなフェアウェイウッドが打ちやすいのかについて、もう少し細かく説明したいと思います。
打ちやすいフェアウェイウッドを見つける重要ポイント!
■ セカンドショットの打ちやすさだけを重視する
フェアウェイウッドには、ティーショットとセカンドショットの両方の役割がありますが、苦手な人は、まずは「 セカンドショットが打ちやすいこと 」だけに絞ってクラブ選択と調整を進めるほうがよいと思います。

なぜなら、一般的なアマチュアゴルファーがセカンドショットを打ちやすいと感じるためには、ティーショットではボールがつかまり過ぎるくらいの特性が必要だからです。
つまり、ティーショットでつかまり過ぎるくらいのクラブ特性の方がセカンドショットを打ちやすいので、まずはセカンドショットの打ちやすさだけに絞ってクラブの選択と調整をして、苦手意識を払拭することを第一優先としましょう。
具体的な目安としては、「 ショートホールのティーショットでグリーンセンター方向に打ち出したのに、グリーン左サイドギリギリにオンするくらいにボールが曲がる 」、それくらいにボールがつかまりやすい特性です。
そのレベルのつかまり感であれば、セカンドショットでは高弾道のボールを目標方向に打ちやすくなります。
そこでティーショットの方向性まで欲張ってしまうのは厳禁です。
ティーショットでも目標方向に打ち出せるような特性まで求めてしまうと、たとえ練習場では対処できたとしても、コースのセカンドショットではスライスやトップのミスが出やすいので、結果的には苦手意識克服に手間取ることになります。
例えば男子プロの場合、ミドルホールやロングホールでもフェアウェイウッドでティーショットする機会が多いので、必然的にティーショットの安定性も重要になります。
しかしそんな特性のフェアウェイウッドを選択しているので、たとえ男子プロの技術があっても、セカンドショットでプッシュアウトが出やすくなっているように感じます。

そこでフェアウェイウッドが苦手な人は、まずはセカンドショットが打ちやすいヘッドとシャフトを組み合わせることを最優先にする。
そのクラブでティーショットする場合は、目標よりも右方向に打ち出すか、フェード気味を意識してスイングする、などの対処で補う。
やがて苦手意識が消えてくれば、そこから徐々にティーショットとセカンドショットとのバランスが取れるように調整する、という手順をお勧めします。
■ 複数のフェアウェイウッドなら目的を分業できる
もし2本~3本のフェアウェイウッドを用意するのであれば、それぞれのクラブでセカンドショット重視とティーショット重視という具合に分業する方法も考えられます。
フェアウェイウッドの苦手克服に成功した僕の奥さんの場合、3番、5番、7番の3本のフェアウェイウッドを使用して、明確な役割分担を行っています。
● 3番ウッド
コブラ エアロジェット MAX レディス用ヘッド + ハザーダス スモーク iM10 60 6.0
【 これはもはや神改造! 】で紹介したクラブですが、セカンドショットの打ちやすさだけを考えて、スリーブ調整やウェイト調整を行っています。
そもそもドライバー用の長いシャフトを使用しているので、ティーショットではドライバーに近いくらい飛んでくれますが、それならばドライバーの方が打ちやすいので、今のところテーショットでの用途は考慮していません。
● 5番ウッド
コブラ エアロジェット LS + ベンタス ブラック 6 S
【 遂に打ちやすいフェアウェイウッドを発見!! 】で紹介したように、このクラブで僕の奥さんは苦手なフェアウェイウッドのセカンドショットを克服しました。
その後に3番と7番を追加したことによって、現在この5番はティーショット重視の役割を担っています。
具体的には170~180ヤードの長いショートホールのティショットで、ストレートボールでピンを狙えるようにヘッドとシャフトを組み合わせています。
その代わりにセカンドショットではフェード気味になりますが、小ぶりで抜けのよいヘッドとベンタス ブラックの組み合わせは、操作性が抜群なので対処は十分可能になっています。
● 7番ウッド
コブラ エアロジェット MAX + ディアマナ S-73 S
【 やっぱり7番ウッドは強力な武器になった!! 】で紹介したように、高弾道のセカンドショットが打ちやすいように調整しています。
ただしこのヘッドは、セカンドショットでもつかまりやすいので、気温が上がってつかまり過ぎるようになるとディアマナ カイリ 70 Xにシャフトを変更して使い分けています。
しかしどちらのシャフトでも、ティーショットでは少しつかまり過ぎるので、その場合フェード気味のスイングで対処しています。
このように、3本のフェアウェイウッドを3種類のヘッドの特徴を生かしながら、用途別に割り切って細かな調整を進めて、よい具合にコース戦略にマッチさせています。
一般的にはこのような3本バラバラなセッティングはNGと思われるでしょうが、練習量やラウンド機会の少ないゴルファーには、逆にこのように割り切って各クラブを調整する方が、よい成果を得られるはずです。
今回のまとめ
苦手なフェアウェイウッドを克服するためには、第一歩として、メーカーが簡単だとして用意している「 大きな平べったいヘッドと軽くて柔らかいシャフト 」ではなく、「 小ぶりなヘッドと重めのシャフト 」を組み合わせたクラブを選択することをお勧めします。
そしてそのクラブを調整する過程で気をつけるべきポイントは、まずは「 セカンドショットが打ちやすい 」を重視することです。
そのためにはティーショットの打ちやすさはある程度は犠牲にするくらいに割り切ったほうが、苦手克服の近道になるでしょう。
