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意外にも、打ちやすいユーティリティシャフトはこれだった!! (HS45m/s以下向け) フジクラMCH 80

time 2023/03/26

意外にも、打ちやすいユーティリティシャフトはこれだった!! (HS45m/s以下向け) フジクラMCH 80

今回はとても打ちやすいユーティリティシャフト、フジクラMCH 80 S フレックス について説明します。

おそらくHS45m/s以下の人にとっては、ハードスペックという認識なので、今までは試したことがないシャフトだと思いますが、ところが打ってみたら驚きの打ちやすさで、とても素晴らしい性能だったのです。

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シャフトの性能は、実際に打ってみなければ分からない!

このブログでは【 お勧めのユーティリティシャフトを打ち比べました!! 】で、お勧めのユーティリティシャフトを紹介していました。

その時に紹介したシャフトのスペックでも、おそらく多くの人が「 自分にはハードスペックだな… 」と感じていたはず。

ところが今回のシャフトは更にハードスペックなのですが、実際にはとても打ちやすいシャフトだったのです。

 

フジクラ MCH 80 Sのスペックとインプレッション

■ シャフトスペック

フレックス : S

シャフト重量 : 85g

トルク : 3.1

調子 : 中元調子

 

■ 試打までの経緯

お勧めのユーティリティシャフトを打ち比べました!! 】と【 パーオンを狙うユーティリティの選び方講座!! 】にて、メーカー純正のユーティリティシャフトの設定が軽すぎるので、多くのゴルファーにとっては、「 ユーティリティが苦手 」とか「 打ちやすいものがない 」という評価につながっていることと、推奨するスペックの考え方を説明していました。

 

人間とは面白いもので、「 これが適正なんだ 」と思い込むと、いつの間にか自分の感覚をそれに寄せて行くものです。

実際に僕の奥さんも、当初は軽くて柔らかすぎるシャフトでも適正なのだと信じて、打ち方をアジャストしていましたが、よいユーティリティシャフトが増えるとともに、機会があれば積極的に試打を続けた結果、徐々に最適なシャフト像が見えてきました。

以前は50g台だったのに、まさか年齢が増えているのに70g台になるとは、その頃にはとても想像がつかない現実です。

しかしもっと冷静に考えてみると、僕の奥さんの場合、ドライバーシャフトは【 理想のドライバーがバリエーションアップに成功!! 】で紹介したスピーダー 661 エボリューション Ⅳ Sフレックスです。

アイアンシャフトも【 理想的なアイアンシャフトのセッティングが遂に完成!! 】で紹介したモーダス³  105  Sフレックスの3番手ずらし、という女性としてはかなりハードなセッティングになっています。

そのハードなシャフトセッティングに、女子プロのデータを当てはめて考えると、「 ユーティリティシャフトは80g台の方がよいのではないか…? 」と思いました。

スチールシャフトでは、N.S.PRO GH 950 neoSフレックスが、あまり好みではありませんが、硬すぎず軽すぎずのフィーリングでした。

「 それならばMCH 80 Sを試してみるべきだ 」と決まりましたが、装着クラブが見つからず、なかなか試打できずに日々が過ぎていたところ、久しぶり行った練習場に併設されているショップで遂に試打クラブを見つけることができました。

 

試打インプレッション

試打をすると予想通りの打ちやすさで、ティアップもセカンドショットも、一発目から自分のクラブを凌ぐ見事なナイスショット!

その試打クラブはショップ店長の所有物で、シャフトを少し短めにセットしてあったことも打ちやすさを引き立てていました。

重すぎることもなく、硬すぎることもありません。

強くて高い弾道で、質のよいボールが飛んで行きます。

カタログデータによると、MCH7080では調子が先中から中元へと大きく変わり、ネットの情報でもかなり変化があるとのことでしたが、実際に打ってみると、本人のフィーリングも見た目のシャフトの動きも、そこまでは変化がなく、単純に70g台から80g台に素直に変化したと思っても大丈夫です。

あまりに打ちやすかったので、その店長のクラブが欲しくなりましたが、かなり高価だったので諦めて、別の中古品に狙いを定めました。

しかしMCH 80 S 装着品はとても少なく、お試しで購入するには高価なものばかりでしたが、その中から安価なロマロ レイ タイプR 21°を見つけて、それを購入しました。

このクラブはシャフト長さが少し長めでしたが、実際に打ってみるとそれほど気にならず、試打クラブに近いフィーリングで合格点です。

もしヘッドが気に入らなければそのシャフトを、所有しているタイトリスト TS2用にリシャフトしようと思っていましたが、現在もそのまま使用しています。

 

今回のまとめ

今回紹介したMCH 80 Sフレックス、普段はMCH 60 Rフレックスを使用している友人の女性でも、それほど無理なく打つことができました。

さすがに「 重くて硬い 」と言っていましたが、なかなかよいボールが打てていたのです。

つまり…おそらく皆さんのユーテリティシャフトは軽すぎると思います。

装着クラブが少ないので、試打の機会は少ないと思いますが、もし見つけたらまずは試してみて下さい。

おそらく皆さんが、ユーティリティがもっと得意クラブになるはずです。

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