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短尺ドライバーをコースで実際に試してみました! その1 スリクソン Z925

time 2017/09/16

短尺ドライバーをコースで実際に試してみました! その1 スリクソン Z925

アマチュアゴルファーからの期待が高まっている短尺ドライバー。

短尺ドライバーの市販化に備えて、理想の短尺ドライバーについて考えてみました 】では、どのようなスペックの短尺ドライバーが打ちやすいのかについて考えてみました。

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短尺ドライバーのインプレッション その1

頭の中であれこれと考えているうちに、やっぱり実際に試したくなるものですね。

短尺ドライバーが市販化されるまではとても我慢出来ないので、いったいどんなスペックが本当によいのか?を探るために、短尺ドライバーを何本か用意して、実際のコースで試してみました。

今回はその中の1本目のインプレッションを報告します。

テストを担当するのは僕の奥さんです。ベストスコア71。アベレージは83。

身長165cmで、女性としてはパワーがあるほうだと思います。

ヘッドスピードは数年前までは40m/s近くありましたが、最近は36~37m/sです。

今回用意したドライバーは、ダンロップ スリクソン Z925です。

非常に程度がよい物を格安でゲットしました。

中古品は程度の差が大きいのですが、Z925のような上級者しか使わないようなモデルは、非常に程度がよい物が多く、それでいて人気がないのでお買い得です。

 

スリクソン Z925 のスペック

■ ヘッドデータ

ヘッド体積 : 380cc

ヘッド重量 : 202g

ロフト角 : 8.5°~10.5°の可変式を9.5°で使用

 

■ シャフトデータ

シャフト : ミヤザキ ケーナブルー 5

シャフト長さ : 標準45インチ ➔ 44.5インチにカット

フレックス : SR

シャフト重量 : 59g

トルク : 3.4

 

選択の理由

短尺にするならば、ヘッドは小さいほうが打ちやすいと予想。

それならば、なるべく小さいヘッドを試そうということで、380ccのモデルを選択しました。

Z925自体が数量限定のモデルで、なおかつ装着されていたシャフトが5のSRという非常に希少品。

重量が59g、トルクが3.4なので、奥さんのパワーでもなんとか打てそうなシャフトです。

 

練習場でのインプレッション

購入時は45インチだったので、380ccのヘッドは明らかに小さく見えます。

しかし、小さすぎる感じはありません。

まずは純正の45インチのまま打ってみましたが、重量は問題ありませんが、トルクの3.4は少し硬く感じます。

そこでまず、シャフトを44.5インチにカット。

ヘッドの大きさの見え方は、よい感じになってきました。

短くしたことで、シャフトがもっと硬く感じるのかと思いましたが、本人の感覚も、見た目のシャフトの動きも、それほど硬く感じません。

このモデルはチューニングシステムが備わっていますが、ウェイト交換は変化が大きすぎるので変えずに、鉛で微調整しました。

少しつかまり感を出したかったので、ライ角は少しアップライトに変更。

練習場でのボールの質は、ロースピンのストレート系。

奥さんはもともとミート率が高いのですが、380ccと44.5インチの組み合わせでは、真ん中にしか当たらないくらいに安定しています。

ただ本人にとっては、トルクとシャフトの特性が少し合わないので、多少左右のミスが出ます。

飛距離はそれまでのエースドライバーよりも飛んでいました。

 

コースでのインプレッション

コースで振ってみると、小さいヘッドと短尺の効果は明らかです。

コース上の4~5m/sの風の中で振ってみると、風切り音が全く違います。

このメリットは大きいはず。

実際に1ラウンドで使用した印象は、飛距離はエースドライバーと同等以上。

多少ミスはありましたが、もう少しフィーリングが合うシャフトなら、即エース交代になるでしょう。

今回の印象をもとに、このドライバーの今後を考えると、もう少し本人に合うシャフトをゲット出来れば、かなりの武器になると思いました。

その前に、このシャフトをもう少し短くしてテストしてみたいと思います。

その結果は、後日この記事に追加する予定です。

 

※続報です

さらに0.5インチカットして、44インチでコースで試してみました。

44インチでヘッド体積380ccの組み合わせは、非常によい感じに見えます。

シャフトの特性が本人にイマイチ合わないことは変わりませんが、硬く感じたり、打ちづらくなることはありません。

実際のラウンドでのボールの質は、44.5インチよりもよい感じで、ミスもほぼ出ませんでした。

飛距離も全く落ちていないので、44インチは正解だったと思います。

このヘッドは調整機能が備わっていたので、44.5インチの時にライ角を増やしていたことも、短尺シャフトの効果を発揮させている要因かもしれません。

シャフトが短くなると、クラブのスイング軌道はアップライトになるので、相対的にヘッドがフラット気味になります。

若干トゥ側が下がるような動きになるのです。

その分を想定して、ライ角をアップライトに変更することが効果的なのではないでしょうか?

44インチでライ角をアップライト、この仕様はかなりお勧めです。

 

参考までに、現在までのエースドライバーのスペックを紹介します。

ナイキ ヴェイパーフライ のスペック

ヘッド体積 : 460cc

ロフト : 8.5°~12.5°の可変式を9.5°で使用

シャフト : 純正シャフトSR 45.75インチを45.25インチにカット

ナイキの最後のモデルと言うことで興味を持ち、実際に試打してみると、シャフトの特性が非常に本人にマッチしていたので、新品を格安でゲットしました。

シャフトの表示は45.75インチですが、他メーカーと比較すると実際には45.5インチの長さです。

特に長すぎる印象はなかったのですが、ラウンド中の他のクラブとの流れが合わない印象だったので、0.5インチカットして、45.25インチに変更。

確実に流れがよくなり、飛距離も変化なし。

更にあと0.5インチカットしてみたいのですが、まだ試していません。

 

今回は、短尺ドライバーをコースで実際に試したインプレッションを紹介しました。

このスリクソン Z925が1本目です。

次の短尺ドライバーのインプレッションは、【 短尺ドライバーをコースで実際に試してみました! その2 】にて報告しています。

そちらもご覧下さい。

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