今回は新品、中古品を問わずに数ある中から厳選した、お勧めしたいアイアンセットを紹介します。
対象者はヘッドスピード40~45m/sとして考えて下さい。
sponsored link
アイアンもヘッドとシャフトの組み合わせが重要なポイント!
この2年間で、大手メーカーから地クラブメーカーまで、30種類くらいのアイアンを試打してきましたが、ようやく総合力No.1のアイアンを見つけ出しました。
そのアイアンとは、ダンロップの旧モデルであるスリクソン ZX5 Mk2にスチールファイバー i 80 cwという純正オプションシャフトが装着されたモデルです。
練習場での打ちやすさだけでなく、実際のコースで使用してみても、フェアウェイ、ラフ、ショートホールのティーショットの全てで高評価を与えられる逸品だったので、その詳細を報告します。
スリクソン ZX5 Mk2 + スチールファイバー i 80 cwが優れている理由
■ 選択までの過程
僕の奥さんはこの2年間、「 30°問題 」という課題を抱えていました。
長年のエースアイアンだった、エポンのAF 701 + モーダス³ 105 ( 3番手ずらし ) がアイアンの溝規制に該当するため、競技の参加予定はないものの、これを機に買い替えることになり、【 遂にマッスルバックのアイアンを買いました!!】で紹介した、エポンのAF-Tour MBに変更しました。(シャフトはその後に変更)
その時は当初から30°くらいのユーティリティを組み入れる予定だったので、PW~8番までの3本を購入し、その後に中古で7番も追加購入しています。
しかし7番といっても、AF-Tour MBのロフト角は36°なので、実質の飛距離性能は8番アイアンレベルです。
僕の奥さんのそこから上のロフト角のクラブは、タイトリストのユーティリティ TS2 27°なので、36°~27°の間のロフト角の領域を30°くらいのユーティリティでカバーするつもりでしたが、その結果は悪くはなかったものの、どうしても30°のユーティリティのフェース面の見え方が、どのモデルでも気持ち悪いそうなのです。
そこで仕方なく30°のユーティリティを諦めて、その近辺のロフト角のアイアンを探すことになりました。
それなら元々AF-Tour MBの5番を所有していたので、28°の5番で対処できれば話は簡単だったのですが、さすがに僕の奥さんのパワーと年齢では、マッスルバックでその性能を引き出せるのは7番までと自覚しているので5番は諦めて、そこから本格的にいろんな30°近辺のアイアンの試打を開始しました。
大手メーカーの評判の高いモデルはもちろん、練習場併設ショップでもいろんな地クラブの試打を重ねて絞り込んできましたが、問題だったのは、たとえ練習場のマットで打ちやすくても、実際のフェアウェイやラフからの抜け具合や精度は正確には分からないということ。
練習場のマットだとうまく打てるのに、コースでは打ちづらかったり、ラフの抜けが悪かったりするモデルもかなり多いのです。
その他、中空の飛び系モデルが、はたして実際にグリーン上でピタッと止まってくれるのか?
そんな点まで確認するために、コースで試せる試打クラブの他に、中古の単品7番アイアンも数本購入して、厳しく選定を続けていました。
そんな時に、たまたま量販店の中古単品アイアンコーナーで見つけたのが、このスリクソン ZX5 Mk2の7番アイアンで、この店舗の試打クラブだったのか、驚きの安価で購入できました。
■ ヘッドとシャフトの組み合わせが絶妙だった!
スリクソンのZX5、ZX5Mk2、ZXi5のシリーズは、そもそもその性能自体には定評があり、女子プロトップクラスが多く使用していましたが、それでも重要なのは、やはりシャフトとのマッチングです。
今まで試打をしてきたZX5系のモデルは、どのシャフトもあと一歩何かが足りない感じで、女子プロが多く使用しているN.S.PRO 950GH neoは、【 皆さんのN.S.PRO 950GH neoをもっと打ちやすく!! 】で紹介したように、一般男性には少し頼りないフィーリングがあると思います。
その点で今回単品購入したZX5 Mk2に装着されていたシャフトは、スチールファイバー i 80 cwというシャフトで、とてもよいマッチングでした。
スチールファイバーシリーズのシャフトは以前に試打したことがありますが、その時はそれほど好印象ではなかったので、今回の購入時はあまり期待しておらず、超安価だったのでその後リシャフトすればよいと思って購入しました。
ところが購入して練習場とコースで打ってみると、ヘッドとシャフトの相性がとてもよく、振り抜き感、フェースのハジキ感、ソール面の抜け具合は良好。
そして操作性とミスにも寛容な点も好評価で、そしてなによりかなり万人向けの素直な特性だと思います。
この7番のロフト角が31°なので、これでようやく僕の奥さんの「 30°問題 」は解決できるのではないかと安堵しました。
実はこのシャフト、女子世界ランクNo.1のネリー・コルダ選手が使用しているシャフトで、スペックも同一なので、おそらくヘッドスピード40~45m/sの男性にも適しているはず。
カーボンシャフトとして分類すると、重すぎず、軽すぎず、硬さも適度で、例えば同じくらいの重量帯のMCI 90やトラヴィル 95よりも余計な動きが少なく、そして気温変化によるフィーリングの変化も少ない、とても素直で使い勝手がよいアイアンシャフトです。
スチールシャフトなら、N.S.PRO 950GH neoやモーダス³105、そしてモーダス³120辺りまの重量帯を選ぶ人に適合します。
そしてこのスチールファイバー i 80cw は、なぜかZX5 Mk2にだけメーカー純正オプションとして設定されている点も逆に高評価で、最初からフィーリングのよいシャフトが純正で組み込まれていて、その後のリシャフトも必要ないという大きな利点があります。
僕の奥さんは7番単品のみの購入で、AF-Tour MBとのコンボセットになりましたが、もしAF-Tour MBを購入していなかったら、ZX5 Mk2 + スチールファイバー i 80 cwのフルセットでも満足できたと思わせるほど高性能なアイアンセットです。
こんなマニュアックなシャフトでも純正オプションなので、中古市場には意外に品数があり、店頭で試打できる可能性が高いので、気になった人はチェックしてみて下さい。

※ちなみに僕の奥さんには、シャフトの先端部が少し動きすぎるフィーリングだったので、写真の⇧のように、【 チップ巻き 】と呼んでいる鉛のテープ調整を行っています。
■ お勧めアイアンのセカンドチョイス
せっかく多くのアイアンの試打を重ねてきたので、その他にもお勧めできるアイアンセットを紹介します。
● スリクソンZX5またはZX5 Mk2 + モーダス³ 105 DST
このアイアンセットもやはりシャフトとのマッチングが重要ポイントで、モーダス³ 105 DSTという点に注目して下さい。
これはダンロップが通常のモーダス³ 105 をチューニングしたシャフトです。
【 アイアン用のスチールシヤフトを打ち比べました!! 】で紹介している、我が家が独自に生み出したモーダス³ 105 ( 3番手ずらし + 0.5インチチップカット ) のスペックに少し近いフィーリングで、通常のモーダス³105よりも確実に万人向けの打ちやすさなのですが、なぜかその後のZXi5には用意されていないようなので、それならば旧型の2モデルの方が狙い目かもしれません。
● ヨネックス CB511 + スチールコア Type-H 95 S、またはKAIZA-i HP 8 S or R
このアイアンもシャフトとの組み合わせ次第でとても高性能になります。
スチールコア Type-H 95 S、またはKAIZA-i HP 8 のSでもRでもかなりバランスがよいのですが、残念ながらこの組み合わせは中古市場で見つけることはほぼ不可能。
その代わり、単品でどの番手も購入できるショップを見つけたので、まずはPWか7番とかの単品で入手してみて、それがよかったらセットを揃えていく方法もありだと思います。
|
|
今回のまとめ
今回は数ある中からお勧めしたいアイアンセットを紹介しました。
次々とニューモデルが登場して、立派な宣伝文句が並べられていたとしても、アマチュアゴルファーにはその影響はごく僅か。
それよりもシャフトとのマッチング性能の方がはるかに大きな恩恵を受けられるので、なによりもその点を重視すべきだと思います。
特にヘッドスピード40~45m/sの人には、今回紹介したセットは多くの人にマッチするのではないでしょうか。
アイアン変更を検討していて、もし店頭で該当する中古品を見つけたら、まずは試打してみましょう。
