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ゴルフをもっと簡単にするための研究室

驚異的なパーオン率100%にあと一歩まで迫ったラウンドの詳細を報告します!

time 2019/08/21

驚異的なパーオン率100%にあと一歩まで迫ったラウンドの詳細を報告します!

記録的な猛暑が続いている中、先日僕の奥さんは、パーオン率100%というプロでもなかなか達成できない驚異的な大記録に、あと一歩というところまで迫りました。

惜しくも達成できなかったそのラウンドの内容を報告します。

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パーオン率100%とは、夢のような大記録

皆さん、毎回のラウンドで自分がパーオンをしたホール数を記録していますか?

その時々の自分のレベルを知るためには、パーオンの数とショット数を把握しておくことは非常に重要になります。

標準的な例をあげるなら、

スコア100の場合 ➔ パーオン数1~3回、ショット数60~65

スコア90の場合 ➔ パーオン数2~6回、ショット数50~60

スコア80の場合 ➔ パーオン数5~12回、ショット数40~50

こんな感じの数値になっていると思います。

つまりスコアを短縮するためには、パーオンを1つでも多く重ねて、ショット数を確実に減らしていかなければなりません。

とは言うものの、パーオンの数を増やすことはそんなに簡単な作業ではありませんね。

ちなみにプロゴルファーの場合はどうなのでしょうか?

平均ストローク72の選手のデータを見ると、パーオン率70%前後、平均パット数30前後なので、その点から推測すると、

スコア72の場合 ➔ パーオン数10~15回、ショット数39~44

こんな数字になります。

パープレーのプロであっても、ショット数は意外に多いことが分かりますね。

 

パーオン率100%に迫ったラウンドの内容

そんな点を頭に入れて、ここからはとても惜しかったラウンドの内容を報告します。

そのコースは年間10回くらい利用している得意なコースで、ベストスコア71を記録したコースでもあります。

しかしインコースの2つのホールはかなり難易度が高く、普段はパーオンする機会が少ないのですが、その日は前半に回ったインコースで見事に全ホールパーオンに成功しました!

「 これはもしかして、全ホールパーオンが行けるのではないか? 」と意識しながら後半のラウンドを続け、絶体絶命と言えるようなシーンも、【 ラフからの打ち方は『 ラフ専用 』クラブを使えばとても簡単! 】で紹介した27°のユーティリティで魔法のようにリカバリーに成功してパーオンを続けました。

ところがあと2ホールというところで、やってしまったのです!

少し左に引っ張り気味になってしまったドライバーショットが、カート道で弾み、連絡道路でも弾んでOBゾーンへ…。

その瞬間大記録は夢と消えましたが、気を取り直してOB地点からの4打目をグリーンに乗せて、最終ホールもパーオンに成功し、18ホール中17ホールでパーオンしたので、パーオン率94%ということになります。

( OBだったホールも4打目でグリーンに乗せているので、実質的には全ホールパーオンしています。)

面白かったのがそのラウンドのデータです。

前半が38で後半も38のスコア76で、ショット数が38でパット数も38という38づくしの記録になりました。

当日の気温が38°ではなく、36°だったのがとても惜しかった…!?

問題のOBは、さすがに猛暑の中で集中力が切れてしまったのかもしれませんね。

いずれにしても、71を記録した時でさえショット数は43ショットで、過去最少が39ショットだったので、38ショットは自己ベストの更新です。

残念ながらバーディが1つだけだったので、スコアは76なのですが、全体の内容は過去最高の出来栄えだったと思います。

アプローチを1回もしていないラウンドって、凄いと思いませんか?

さてこの結果から、皆さんに伝えたいことが2点あります。

 

①ゴルフをもっと簡単にするためには、ゴルフ界の常識に縛られる必要はない!

このような好結果が得られた理由は、もちろん本人の健闘によるものですが、それに加えて、ゴルフを簡単なスポーツへと改善することができている証しでもあります。

練習量は「 週一回+α 」なので年間50回前後、ラウンドは年間25回前後という中で、このような結果を残せるのは、やっているゴルフの内容が簡単だからなのです。

僕の奥さんや友人達に、僕がアドバイスしている内容は、このプログの記事に載せているものばかりですが、ゴルフ番組やゴルフ雑誌で説明されているレッスン内容は全く参考にしていません。

あくまでも、松山英樹選手をはじめとする世界のトップ選手のよい点だけを参考にして、スポーツとしての正しいゴルフスイング理論を考えています。

「 地面反力 」「 捻転差 」「 下半身リード 」「 左への体重移動 」「 ダウンスイングのタメ 」「 フォローで加速させる 」というような、現在のゴルフレッスンの主流になっているスイング理論の内容は全て頭の中から消しさり、もっと簡単で効率のよいスイングを目指しています。

また、『 重・短・小ドライバー 』を推奨しているように、ゴルフクラブへの考え方も現在のゴルフ界の常識とは全く違います。

今回のラウンドで使用したドライバーも、【 超小型ヘッドの『重・短・小ドライバー』をコースで試してみました! 】で紹介した、なんと14年前のツアーステージ Xドライブ 340なのです。

それなのに、最新のドライバーよりも飛んで曲がらない…。

つまり、現在最先端とされているクラブの流れとは、全く違う流れを進んでいます。

残念ながら現在の日本のゴルフ界が進んでいる道は、子供の頃からゴルフ一筋に進んできた人達による偏ったスイング理論と、毎年何かしら進化している証しを出さないと売れない状況になっているクラブメーカーの商品戦略によって、アマチュアゴルファーにとっては、あまりよい環境とは言えません。

本当はもっと簡単なスイング理論があり、もっと使いやすいゴルフクラブも多くあるのに、肝心のゴルファーには簡単には手に入らない、という残念な状況なのです。

その点を改善できないかぎり、ゴルフ人口が増えることは難しいでしょう。

しかしその点を改善できるならば、もっと多くのゴルファーが80台、70台のスコアに突入することができるはずです。

なぜならば、もっと簡単な打ち方ともっと簡単なゴルフクラブは世の中には確実に存在しているのです。

 

②38パットは多いのか、それとも少ないのか!?

さて今回の38パットで76だったラウンドに対して、「 パットがもう少しよければ… 」と思われるかもしれませんが、実はパットの調子も抜群によかったのです。

なんで38パットも打って調子がよいのかと言えば、アプローチショット1回もしていないからです。

パット数の落とし穴 】でも説明していますが、ショット数とパット数には相関関係があって、ショット数が少なくなると、反比例するようにパット数は多くなってしまうものなのです。

なぜなら、アマチュアの場合はたとえパーオンしたとしても、それほどベタピンには寄らず、かなり離れたところからのパッティングが多くなります。

そうなると当然3パットの数が増えてしまい、40パットなんて「 あっ 」と言う間なのです。

その点でプロゴルファーのパット数が少なくなっているのは、腕がよいのはもちろんなのですが、見落としてはいけないのが、プロゴルファーはその大会で同じコースを練習ラウンドも含めて5~6回もラウンドしていることです。

スタート前とラウンド後に長時間のパッティング練習を重ねて、毎日同じコースを回れるなら、どんな人でもパット数は確実に少なくなりますよ。

ちなみにブロゴルファーがパーオンした時の平均パットが1.8くらいなので、全ホールパーオンした場合のパット数は32~33パットになります。

つまり、毎日同じホールを回っているプロでさえ、全ホールパーオンだと33パットならば、1カ月振りにラウンドしたコースで、全ホールパーオンして38パットという数字は、かなり上出来と言えるのです。

実際にも、何度も厳しいパーパットを入れ続けました。

 

今回のまとめ

レベルアップを目指すためには、ラウンド毎のパーオンの数、ショット数を把握しておくことが重要になります。

もちろん無理をしてパーオンを狙うのではなく、バンカーやトラブルを避けて確実に進みながら、結果的にパーオン数が増えて、ショット数が減っていくことが大事なのです。

その過程の中で、パット数が多くなることがありますが、それはショット数が減ったことによる自然な反動なので、それほど落ち込む必要はありません。

たとえば同じスコア80でも、40ショットで40パットと、50ショットで30パットなら、ショットの精度が違うだけで、パットの出来はそれほど違いはありません。

40ショットが素晴らしかったのに、「 40パットも打って最悪だった… 」と落ち込む必要はないのです。

グリーン周りからアプローチやパターで何度も打てば、パット数は簡単に減少しますが、ショット数は本当の実力がないと減少しません。

そんな正しい認識を持って、レベルアップを目指して行きましょう!

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