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超小型ヘッドの『重・短・小ドライバー』をコースで試してみました! その3 ツアーステージ Xドライブ 340

time 2019/07/16

超小型ヘッドの『重・短・小ドライバー』をコースで試してみました! その3 ツアーステージ Xドライブ 340

こちら 】で紹介したブリヂストンの超小型ヘッドのドライバー、どんなフィーリングなのかと気になっている人も多いと思いますが、今回はその参考になるような情報を紹介します。

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超小型ヘッドのドライバーの潜在能力は高い!

実は今年の春先から、超小型ヘッドのドライバーのテストを続けていて、ようやく最終仕様が決まったので報告します。

そのドライバーは、ブリヂストンのツアーステージ Xドライブ 340 です。

こちら 】で紹介したヘッドサイズが300ccだったので、そのイメージを想像するうえでもちょうどよいサイズなのではないでしょうか?

 

ツアーステージ Xドライブ 340 のスペック

■ ヘッドデータ

ヘッド体積 : 340cc

ヘッド重量 : 203g

ロフト : 9.5

 

■ シャフトデータ

シャフト : ディアマナ S-73

シャフト長さ : 標準時44.5インチ ➔ 43.5インチ

フレックス : S

シャフト重量 : 69g ( カット後は未計測 )

トルク : 3.0

 

■ クラブデータ

総重量 : 324g

グリップ : ゴルフプライド ツアーベルベット・ラバーM60  50g

 

選択の理由

これまでに数多くの短尺ドライバーと『 重・短・小ドライバー 』を製作し、ヘッドの大きさとシャフトの長さについて、いろんな組み合わせのデータが取れました。

もう十分に満足できるドライバーが何本も出来上がっているのですが、まだ試していない領域があったのです。

それが『 超小型ヘッドのドライバー 』です。

いままで試した最小のヘッドがスリクソン Z925の380ccだったので、それよりももっと小さいヘッドを試してみたくなりました。

そこで見つけ出したのが、ブリヂストンのツアーステージ Xドライブ 340 です。

おそらくルール適合モデルの中では最小のヘッドだと思います。

このモデルは2005年とかなり年式が古いのですが、飛距離性能が高いはずであることは使用する前から推測できていました。

なぜなら、この時代は高反発規制へと切り替わる直前なので、ルール適合であっても高反発に負けないように、非常にコストをかけて開発されていた時期だからです。

最近のクラブは、技術が進歩していると思われるかもしれませんが、実態は販売価格も開発コストも抑えられているので、宣伝文句ほどの性能が出ているとはかぎりません。

このクラブは、価格もカスタムシャフトモデルで約10万円という高価格。

…と言うことは、現在よりも高価な素材がふんだんに使われている可能性が高く、なおかつOEMを担当したのは遠藤製作所です。

これで性能が低いはずがない、と確信しました。

しかしこのクラブ、初期出荷以外は特注生産だったために、当時は全く日の目をみることなく、ヘッドの大型化の波に飲み込まれていたのです。

 

練習場のインプレッション

このクラブも、実際に使用するのは僕の奥さんです。

こんなプロ限定モデルのようなハードスペックなのに、正しい打ち方をすれば全く問題なく打つことができます。

まず始めは標準仕様の44.5インチからスタートしました。

その当時は気温がまだ10℃くらいだったので、さすがにシャフトは硬く、見た目の振り心地も重そうだったのですが、いきなり驚くほど飛びました。

高反発か?と思うほどの弾きのよさで、それでいて音は非常にソフトで静か。

ハードヒッター向けのはずなのに、打感も硬くないそうです。

ただこのスペックのままでは、ちょっと身体に負担が大きく、方向性も他の短尺ドライバーよりも安定しません。

そしてあまりにもヘッドが小さいので、小型ヘッドに慣れている僕の奥さんでも、アドレスの時にシャフトが長く感じるそうです。

そこで少しずつシャフトを短くしながら、練習とラウンドでの試し打ちを重ねました。

気温が20℃を越えた頃からシャフトの動きがよくなり、セッティングは順調に進み、最終仕様が決まったのが上記のデータです。

鉛はトゥ側に0.3gだけ貼ってあります。

練習場での飛距離と方向性のバランスは抜群で、皆さんがイメージするようなシビアなフィーリングは全くありません。

今までも感じていましたが、やはりヘッドが小さくなるほどに、必ずミート率が上がり、セッティングが決まるとフェース面の同じ所にしかボールが当たらないので、スイートスポットが広いとか狭いとかも関係ないのです。

最大飛距離だけで言うならば、44インチの時のほうが飛んでいましたが、アドレス時の見た目ではまだシャフトが長く感じたことと、方向性をもっと上げたかったので、最終的に43.5インチに落ちつきました。

 

コースでのインプレッション

コースでも抜群の高性能を発揮しています。

驚異的な飛距離を実現! 】で紹介したXドライブ 405とは、ヘッドの体積以外はほぼ同じセッティングなのですが、Xドライブ 340のほうが、飛距離性能は互角でも、方向性は確実に上回っています。

打ち比べてみると、ヘッドが小さいほうがシャフトの動きがよく分かるので、その分だけ打ちやすいそうです。

小型ヘッドの短尺ドライバーが強風のラウンドで真価を発揮! 】でも紹介していますが、もっとヘッド体積が小さいので、強風の中のティショットは抜群に安定しています。

ボールの性質は中弾道のロースピンなのですが、打ち上げのホールも考えると、欲を言えば、ロフトが10.5°なら完璧だったと思います。

 

今回のまとめ

今回の超小型ヘッドの短尺ドライバー、このブログのジャンル分けに当てはめると『 重・短・小ドライバー 』になります。

数ある我が家の短尺ドライバーの中でも、現在エースドライバーの座をキープしています。

340ccだとアドレス時の見た目の大きさは、最近の3番ウッドくらい、モデルによってはもっと小さく見えます。

重量は324g、シャフトの長さ43.5インチなので、スペックから見ても本当にまるで3番ウッドのようです。

でもフェース面はディープフェースなので、3番ウッドよりも高いティアップで安心して打つことができます。

そしてヘッドが小さくなるほどに、たとえヘッドスピードの数値が同じでも、実際は速く振れるので、シャフトがよく動く、または柔らかく感じることになります。

この現象は、ドライバーよりもフェアウェイウッドのほうが、重くて硬いシャフトが使われていることと同じ現象だと考えてもよいでしょう。

つまり、もし重くて硬いシャフトに手を焼いているならば、もっと小さいヘッドを組み合わせれば、ちょうどよいセッティングになる可能性があります。

または、短尺化したらシャフトが硬くなると思ったのに、小型ヘッドと組み合わせたら、逆にシャフトが柔らかく感じる、という現象も起こります。

こんな点を参考にして、短尺ドライバーについて考えてみて下さい。

 

今回紹介したXドライブ 340の超小型ヘッド、非常に好印象です。

そうなるとますます気になるのが、【 こちら 】で紹介したブリヂストンの300ccモデルですね。

300ccでディープフェースらしいのですが、シャローバックなデザインなので、アドレス時の見た目では400ccくらいに見えるのかもしれませんね。

はたして市販化されるのか!?

シャフトの長さと重さはどんな組み合わせになるのか?

ますます期待が膨らんできました。

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