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パット数の落とし穴 ショットは○の時にパットが✕…の勘違いを修正しましょう!

time 2017/11/30

パット数の落とし穴 ショットは○の時にパットが✕…の勘違いを修正しましょう!

アマチュアゴルファーなら誰もが一度は、「 今日はショットの調子がよかったのに、パットがダメだったので、スコアはイマイチ… 」というラウンドを経験したことがあるはず。

もう少しパットが入ってくれれば、ベストスコアが出たかもしれないのに…、というラウンドです。

ところがそれは数字上の錯覚であって、必ずしもパッティングの調子が悪かったとは限らないのです。

ショットのレベルが明らかに向上していないのに、たまたまその日のショットの調子がよかっただけの状態では、パット数は必ず増えてしまうものです。

この点を正しく理解しなければ、真のレベルアップへの道を進むことは出来ません。

今回はそのショットとパットの相関関係を説明するので、錯覚していた認識を改めて、確実なレベルアップにつなげましょう。

 

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ショットとパットの相関関係を理解しましょう

何故ショットがよかったのに、パットがダメと感じてしまうのか?

それはスコアカード上のパット数の数字によって、自己暗示にかかってしまうことが大きく影響しています。

その理由とは?

 

➔ 数字上の錯覚

スコアカード上のパット数は、あくまでもグリーンに乗ってからのパット数であって、グリーンエッジやその周辺からパターやランニングアプローチで寄せた場合の打数は含まれていません。

わずか数cmの違いでも、グリーン上はパット、グリーン外はショットとしてスコアカードに刻まれます。

 

➔ アマチュアゴルファーの実態

アマチュアゴルファーの場合は、プロゴルファーと比較するとパーオン率が圧倒的に低いので、グリーン外からのパターやランニングアプローチの打数が、1ラウンド平均で5~10打くらいはあるものです。

多い時には、15打くらいにまでなっているはず。

 

➔ ショットの精度が低い

ショットの調子がよかったと自覚する状態は、つまりグリーン周りにわずかに外れていた5~10打が、そのラウンドではいくつかのホールでグリーン上に乗っていたという事。

ところが残念なことに、グリーン上に乗っていても「 ベタピン 」につくことは僅かな数ですよね。

 

➔ パットが入らない

グリーンに乗っていたとしてもピンから遠い位置なので、ロングパットが増えます。

そしてロングパットが増えれば、当然3パット、4パットの確率が上がるわけです。

その結果、スコアカード上のパット数は増えて、本人の感覚も「 今日は入らない 」と感じてしまうことになります。

 

⇔ 実際は何も変わっていない

この現象の真相は、普段のラウンドではショット数として記入していたグリーン外からのパターやランニングアプローチの打数が、その日のラウンドではグリーンに乗ったためにパット数としてカウントされただけなのです。

単純にその数字からの印象だけで、その日のパターの調子が悪いと決めつけてはいけません。

パターで打っている打数自体は、毎回あまり変化がないことに気づきましょう。

この考え方には逆の場合もあります。

ショットの調子が悪く、全てのホールでグリーン周りからパターやランニングアプローチで打つことになる場合、当然「 寄せワン 」の回数も増えるので、スコアカード上のパット数は普段よりも減少します。

そんな日は、「 ショットが悪かったけど、パターに助けられた… 」という錯覚を持つことになります。

 

● 正しい認識を持つ

このような錯覚を起こさないためには、普段からスコアカード上のパット数はあくまでも目安として考える。

そして、グリーン周りからパターやランニングアプローチで打った打数も毎回把握して、パット数と合算したトータルの数字を常に認識しておくことが必要なのです。

その数字を認識することで、自分の本当のショットとパットのレベルの現在地を知ることが出来ます。

 

☆ 結論

このように「 ショットがよかったのに、パットがダメだった 」という状況は、あくまでも数字上からの印象で錯覚している場合がほとんどです。

結論としては、本当の自分のゴルフレベルを上げるためには、ショットとパットの両方のレベルを上げないことには、スコア上の数字には成果として表れません。

そして、ショットの進歩に比例するように、パットのレベルも上げていかないと、結果的に3パットや4パットという数字をスコアカードに記入する回数が増えることになります。

それでは精神的にもストレスになるでしょう。

そのストレスを避けるためには、ショットの練習ばかりでなく、ショットに負けないくらいのパッティングの練習量が必要になります。

 

ショットとパットの相関関係は奥が深い

たとえばスコア100のゴルファーのパット数が32パットだったとしましょう。

全てのホールで2パットなら36パットなので、それより少ない32パットなら、「 自分はパットがうまいので、あとはショットを磨けば… 」と思うかもしれません。

ところがその実態は…100-32=68なので、ショット数は68になります。

全てパーオンすれば36ショットなので、つまりその2倍近くものショット数を打っているのです。

それだけのショット数を打っていれば、当然ほぼ全てのホールでグリーンのすぐ近くからショットをしているはず。

それはつまりパットに匹敵する内容のショットなので、当然ピンに寄る確率は高く、その分パット数が少なくなっているのは当たり前。

 

次はスコア90でパット数36パットの場合です。

90-36=54なので、先の例よりも14ショットも少ないことになります。

14ショットも少なければ、当然グリーン周りからのパットに匹敵するようなショットの数も少なくなります。

 

そこで100で32パットの場合と、90で36パットの場合を比較すれば、100で32パットのほうが数字上のパット数は少ないので、ショットはイマイチだけどパットはうまいと勘違いするかもしれませんが、実は90で36パットのほうが、パッティングのレベルが上だと考えるべきなのです。

 

さらにその上のレベル、スコア80でパット数36パットの場合も考えて下さい。

80-36=44なので、数字上はかなりショットのレベルが高くなりました。

44-36=8なので、ダボオンもバーディオンもないと仮定すると、18-8=10なので、パーオンは10ホールになります。

このショットの内容で36パットに収まっていることは、ここまでの説明からは、かなりよい数字だということが理解してもらえると思います。

そしてスコア80のゴルファーは、少しパットが決まらないだけで、すぐに40パットまで打ってしまう危険性があるのです。

 

さあそこでプロゴルファーの場合を考えてみましょう。

国内トッププロの場合、スコア70で28パットになります。

70-28=42なので、数字上はスコア80の人とショット数の差は2打しかありません。

その代わりパット数は8打もの大差があります。

この数字からもトッププロのパッティングレベルの高さがよく分かりますね。

そしてそのパット数の少なさを陰で支えているのが、実は数字に表れないショットのレベルなのです。

たとえショット数がスコア80の人とあまり違いがなくても、その内容は大違い。

同じパーオンだとしてもピンに対する精度がはるかに高いので、多くのバーディチャンスが生まれ、結果的にパット数で大差が生まれています。

スコア80の場合の平均バーディ数は1個くらいですが、トッププロは4個にもなっているのは必然の結果。

 

勘違いを修正してレヘルアップを目指す!

今回は、数字上からの錯覚と、ショットとパットの相関関係を説明しました。

正しく認識出来ていれば、自分の本当の課題も見えてきます。

パープレーの72とは、ショット数が36でパット数も36が基本です。

つまり、最終的なスコアへの比重はどちらも同じ。

目先のショット数とパット数に惑わされて、パッティングの練習をおろそかにしてしまうと、ショットのレベルが向上した時に、パットで泣くことになりますよ。

ショットの練習は「 週イチ 」しか出来なくても、パットの練習は自宅でも可能です。

着実に一歩ずつ進化を目指しましょう。

 

 

※今回の内容に関連性の高い記事はこちらです。

パターが上達するヒントを紹介します

アプローチショットを簡単にするヒントを紹介します

参考にして下さい。

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