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短尺ドライバーを極める! その5 長尺から短尺へのスペックの流れを整理します!

time 2019/05/18

短尺ドライバーを極める! その5 長尺から短尺へのスペックの流れを整理します!

短尺ドライバーの魅力をもっと多くの人に知ってもらい、自分用に製作する時に役立つ情報を紹介するシリーズの第5弾。

今回は、いよいよ最終回です。

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短尺ドライバーを極めるための講座 その5

6限目 短尺ドライバーの疑問点を解説 ( part2 )

前回その4で紹介できなかった疑問点が1つ残っていました。

⑦ 短尺ドライバーを製作する時の具体的な基準が欲しい!

今回はこの点に絞って詳しく説明します。

長尺から短尺化していく時に、どんな長さと重さがよいのか、具体的なスペックの目安があれば、自分にピッタリのクラブを作り出すことがもっと容易になるはずです。

そこで今回は、ヘッドスピード40~45m/sで、標準的なパワーの持ち主を想定して、それぞれのシャフトの長さに対する推奨スペックを紹介します。

 

45.5インチ ➔ クラブ重量300g、ヘッド体積440~460cc

45.0インチ ➔ クラブ重量305g、ヘッド体積430~460cc

44.5インチ ➔ クラブ重量310g、ヘッド体積400~440cc

44.0インチ ➔ クラブ重量315g、ヘッド体積380~440cc

43.5インチ ➔ クラブ重量320g、ヘッド体積340~420cc

43.0インチ ➔ クラブ重量325g、ヘッド体積340~420cc

 

このようなスペックの流れになります。

それぞれのクラブ重量は、±5g は許容範囲と考えて下さい。

このスペックをもし名称で分けるなら、次の3つです。

❶と❷ が長尺ドライバー

❸と❹ が短尺ドライバー

❺と❻ が『 重・短・小ドライバー

このようなスペックの流れの中で、好みのシャフトの長さを決めてもらえれば、クラブの運動エネルギーはどの長さでも同程度になるので、最大飛距離を落とすことなく、短尺化とともに打ちやすさと精度が上がっていくはずです。

 

次に補足として、クラブ重量とヘッド体積についての考え方を説明します。

クラブ重量

クラブ重量を決めるものは、ヘッド重量、シャフト重量、グリップ重量、そこにウェイト調整と鉛調整が加わります。

各パーツ別で見ても、ヘッド重量は190~205gくらいの幅があり、シャフトやグリップも重量差が大きいので、その中でどのように組み合わせて総重量を最適に調整するのか?

そのためには、各パーツを組み合わせる時に混乱しないように、各パーツの重量をしっかりと把握しておきましょう。

ちなみにこのブログで紹介しているドライバーは、基本的にはグリップ重量を50gで統一しています。

ヘッド重量は【 こちら 】で紹介した「 重心ハンドブック 」で事前に把握しておいて、もしシャフトをヘッドから抜いて作業する場合は、実際のヘッド単体重量も測定しています。

このように各パーツの重量を管理しながら製作して下さい。

 

ヘッド体積

推奨したヘッド体積は、あくまでも目安です。

現実には340cc以下のルール適合ヘッドは、ミニドライバーと呼ばれる物以外は存在しないと思います。

たとえば45.5インチなら、ヘッドまでの距離がかなり長いので、ある程度の大きさがないと見た目の不安感があると思います。

シャローヘッドは平べったく大きく見えますが、ディープヘッドは460ccでもそれほど大きく見えませんね。

そんな点も考慮して、ヘッドの大きさを考えて下さい。

見た目に関しての情報としては、僕の奥さんは小型ヘッドが好みで、今までに数多くの小型ヘッドを使用していますが、さすがに340ccの超小型ヘッドだと、44.0インチでもシャフトが長く感じるそうです。

そして忘れてはいけないのが、ヘッド体積が大きいほどに空気抵抗が大きくなり、振り心地が重く感じることです。

シャフトの長さが同じなら、ヘッド体積が460ccと340ccでは、340ccのほうが5g以上重くても同じようなフィーリングで振り切れるようになります。

この空気抵抗の少なさによる影響は、実際に体験しないと分からないと思います。

たとえば44.0インチで460ccのヘッドなら、十分すぎるほどの安心感を得られる代わりに、その分だけ軽くしないと振り切れないことになりますね。

ところが軽くすると、今度は運動エネルギーが減少するので、その分だけ飛距離性能が落ちてしまう。

このような考え方で、自分にとってのベストバランスを見つけ出して下さい。

 

今回のまとめ

短尺ドライバーを極めるための情報として、5回に分けてお届けしました。

その魅力は伝わったでしょうか?

そして疑問点は解消されたでしょうか?

今回紹介したスペックの流れに合わせて、自分の特徴を加味しながら製作してもらえれば、市販品にはないくらいの素晴らしいドライバーを手にすることができるかもしれません。

いまだにゴルフ界全体が「 長尺のほうがヘッドスピードが上がるから飛ぶ 」という安直な理論が主流を占めているので、どうしてもその考えに影響されてしまうと思いますが、物理的に正しい考え方でスペックを選定して製作してもらえば、その考え方は変わると思います。

タイミングよく先日のBS-TBSのゴルラボ.TVで、世界のトップ選手と同じスペックのドライバー比較が行われていました。

43.5インチから45.5インチの各選手別のドライバーを試したところ、なんと最大飛距離をマークしたのは、タイガー・ウッズ選手の44.5インチとリッキー・ファウラー選手の43.5インチだったのです。

この点からも、長さ=飛距離ではないことが分かってもらえると思います。

この番組を見逃した人は、ゴルフネットワークアプリでご覧下さい。

 

それでは…その1からその5の情報を参考にしてもらい、自分にピッタリの短尺ドライバーを手にして、もっとゴルフを楽しんで下さい。

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