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ドライバーショットのインパクトでフェース面が戻らないのは何故なのか? その理由を考える

time 2017/06/10

ドライバーショットのインパクトでフェース面が戻らないのは何故なのか? その理由を考える

このブログではこれまでに、【 アマチュアゴルファー必見! ドライバーショットのインパクトの真実 】、【 ドライバーショット改善の第一歩はフェース面をしっかり戻すこと! 】、【 ドライバーショットの飛距離アップの第一条件 適切なインパクトロフトを作ろう! 】で説明してきたように、残念ながらほとんどのアマチュアゴルファーのインパクトでのフェース面はアドレス通りには戻っていません

それが原因で飛距離をロスしているだけでなく、スライスやフックの原因にもなっていることを説明してきました。

 

その点でプロゴルファーは、当たり前のようにフェース面を戻せているので、遥かに速いヘッドスピードにもかかわらず、インパクトでしっかりとボールをとらえることが出来て、つかまったフェードボールと、つかまったドローボールを打ち分けることが可能になっています。

そのプロゴルファーでも、ときどきプッシュアウトやフックボールが出ることがありますが、そんな時はさすがのプロも「 力み 」や「 緊張 」などで、フェース面を戻し遅れていると思ってよいでしょう。

 

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フェース面が戻らない理由は?

それでは何故アマチュアゴルファーは、フェース面を戻せていないのかを考えてみましょう。

その要因は何点かありますが、代表的な例は次の3点です。

クラブの構造上の問題

右肘の動き方

身体の起き上がりと開き

この3点に関してしっかりと理解して対策すれば、大幅な改善が可能になるでしょう。

 

それではその要因を細かく考えます。

クラブの構造上の問題

実はフェース面が戻っていないのはドライバーショットの場合だけでなく、他のクラブでも戻っていないのですが、一番イメージしやすいドライバーショットについて考えてみましょう。

そもそもゴルフクラブはシャフトの外側にヘッドが装着されているので、それを何も意識しないでスイングするだけなら、その構造上フェース面が開く方向に力が働きます。

ヘッドが大きいドライバーほど、当然その分だけもっと開きやすくなります。

近年は460ccの大型ヘッドが多いので、多少重心距離が短く設計されていたとしても、開きやすいことには変わりはありません。しかも大型ヘッドフェース面の面積も広いので、スイング中の空気抵抗によって開く方向に力が作用します。

したがってドライバーショットの場合は、何も意識しなければ必ずフェース面が開くように作用するので、「 開かせない 」または「 閉じるといった意識と操作が必要なのです。

またドライバーの場合は、重心位置がフェース面に近く( つまり前寄り )で、バックフェースが流線型で空気抵抗が少ないので、バックスイングでは何も意識しなくても、フェース面を開かずにクラブを上げることが出来ます。

バックスイングでフェース面が開かないので、その感覚のままダウンスイングに切り返してしまうことで、余計にフェース面が開きやすくなっているかもしれません。

 

右肘の動き方

ほとんどのアマチュアゴルファーでも、バックスイングで右肘が伸びている間は、フェース面はスイングプレーン上の中でしっかりとボールに対して正対して、フェース面は開いていません。

ところがそこから右肘が曲がり始めると、ヘッド自体はスイングプレーン上を動いているように見えますが、フェース面はどんどん開く方向に軌道から外れて行きます。

軌道から外れて開いたフェース面はそのままトップまで行き、今度は外れたままダウンスイングに切り返しているので、途中で戻す作業をしないことには、開いたままの状態でインパクトを迎えてしまいます。

プロゴルファーの場合は、右肘の曲げ方や手首の曲げ方を工夫して、バックスイングでフェース面の開きを最小限にするようにコントロールしていますが、アマチュアゴルファーの場合は肘も手首も可動範囲が狭いこともあり、フェース面を開かないようにする動きは作りづらくなっています。

そしてなによりも現在の日本のゴルフ界には、フェース面を開かないようにする動きを正しく教えてくれるコーチングが、残念ながらほとんど存在していません。

一部のプロゴルファーが行っている、トップでのシャットフェースやレイドオフと呼ばれる動きを試してみても、実際にやってみるとなかなか簡単ではありません。

そこでフェース面を開いてしまう右肘の動きを十分に認識して、フェース面が開いた分をダウンスイングでしっかり戻して行く意識が必要になるわけです。

 

身体の起き上がりと開き

アマチュアゴルファーの場合は、仮にダウンスイングでフェース面を戻せるようにコントロール出来たとしても、肝心のインパクト直前で外れてしまうケースも多くなっています。

その要因が身体の起き上がりと開きです。

残念ながらほとんどのアマチュアゴルファーは、インパクトするまで身体の前傾姿勢をしっかりと保つことが出来ずに、起き上がったり、腰が先行しすぎて身体の面が開いてしまうので、たとえ本人はインパクトするまで前傾を保っているつもりでも、インパクト直前でクラブヘッドが開きながらすくい上がる動きが出ています

たとえば松山英樹選手のように、インパクト後のフォロースルーで、クラブヘッドが左肩の高さに行くまで前傾を保つことが出来るなら、フェース面をしっかりと戻しながら「 ぶ厚い 」インパクトを作ることも可能になるでしょう。

しかし現実的には、松山英樹選手のような強靭なフィジカルがないと、あのようなインパクト後の動きは出来ないので、多少なりとも近づけるように身体の前傾を保つのか、それとも多少身体が起き上がってもクラブヘッドがすくい上がらないように意識するのか、どちらかの努力が必要。

ドライバーショットの場合は、ややアッパー軌道のインパクトのほうが飛距離が伸びると思いますが、そのアッパー軌道が身体の起き上がりによって、またはクラブヘッドがすくい上がる動きによって作られているならNGなのです。

 

以上の3点が、フェース面が戻らない代表的な要因です。

 

理由の再確認と対策の第一歩

ここでもう一度その3つの要因を整理し、対策の第一歩として意識すべき点は、

① クラブはただ振っただけでは、フェース面が開くように動き、勝手に戻ることはない。

➔ フェース面を戻す意識は必ず必要。

戻しやすいクラブを見つけることも重要ですね。

ただし極端なフックフェースのクラブを選んでしまうと、他の番手のクラブとスイング感覚が合わなくなるので要注意です。

 

② バックスイングの右肘の動きがフェース面を開いてしまう。

➔ 自分の肘の動きのクセを理解して、うまくフェース面を戻せる動きを研究しましょう。

 

③ 身体の起き上がりと身体の開きによって、インパクト直前のクラブヘッドの動きを狂わす。

➔ 身体の起き上がりを可能な範囲で押さえる。または、起き上がってもヘッドの軌道が変わらないように意識する。

 

この3つの要因と対策の第一歩を理解し、自分に合ったフェース面の戻し方を研究して、よりよいインパクトを目指しましょう。

今後このブログでも、フェース面の戻し方のアイディアやコツを提示していく予定です。

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