2024/11/24
このブログでは開設当初から、誰もが簡単にピンに寄せることができるアプローチショットの打ち方を紹介してきましたが、なかなか日本のゴルフ界ではその打ち方が浸透せず、旧来の難しい打ち方が主流を占めてきました。
それがようやく日本でも広まる兆しが見えてきたので、その件について紹介します。
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やっと気づいたの? 簡単なアプローチの打ち方
このブログでは【 アプローチの打ち方 】で、簡単なアプローチショットの打ち方を紹介してきました。
特別なテクニックは必要なく、そして少ない練習量でもどんどん上達できて、大胆にピンを狙っていける打ち方。
アプローチが苦手だった友人達も、この打ち方を覚えると、皆がアプローチを得意になり、好きになっていきます。
そして世界のトップクラスの選手達も、この打ち方を多用するようになりました。
それなのに…日本のゴルフ界ではこの打ち方がなかなか浸透せずに、メディアで紹介されるアプローチの打ち方は、旧来の難しい打ち方ばかり。
いつになったら気づくのか?と思っていたところ、次の記事を目にしました。
アメリカでは「 フィネスウェッジ 」と呼ぶらしい、簡単なアプローチの打ち方
まずは【 こちら 】の記事をご覧ください。
目澤秀憲というプロコーチが、最近PGAツアーの現地で知ったらしい打ち方なのですが、その「 フィネスウェッジ 」というアプローチの打ち方が、まさにこのブログで紹介していた打ち方そのものだったのです。
当然と言えば当然で、そもそもこのブログで紹介していた打ち方は、10年以上も前に、スティーブ・ストリッカー選手がこの打ち方をしていることを発見し、僕が自分なりに打ち方のコツをかみ砕いて、僕の奥さんや友人達で実践してもらいながら、その簡単さを確信してきた打ち方なのです。
そうこうしているうちに、世界のトップクラスの選手達も、この打ち方を多用するようになっていました。
ところが、日本ではいつになってもプロゴルファーもプロコーチもこの打ち方に気づくことなく、あるいは気づいていても誰も発信せずに、旧来からの難しい打ち方ばかりが主流になっていたのです。
以前に【 簡単なアプローチショットの打ち方に気づいた秋吉翔太選手 】で紹介した時には、「 これで一気に広まるのか? 」と期待したものの、ほとんど広がりは見せずに、そのような打ち方を使用し始めたのは、石川遼選手や申ジエ選手らごく少数のみ。
ただ単に誰も気づかないだけなのか、それとも日本のツアーで使用するコースはあまりにもコースコンディションがよくて打ちやすいので、旧来の難しい打ち方でも十分なのか、と不思議に思っていました。
その状況が、今回の【 こちら 】の記事によって一気に広まるかもしれません。
なぜならこの目澤秀憲コーチ、最近松山英樹選手のコーチに就任したからです。
これまでは特定のコーチと契約せずに、独自の道を進んできた松山英樹選手が、ついに選んだコーチなのです。
そんな肩書を持つコーチが提唱するならば、日本のゴルフ界もさすがに影響を受けるのではないでしょうか?
※ 注意点
【 こちら 】の記事の打ち方の説明でほぼOKなのですが、左足のつま先や胸を開くことはそれほど重要ではなく、各自の好みでOKです。
そして、「 ややアウトサイドイン軌道でソールが使いやすくなる 」の解釈には異を唱えます。
絶対にイン側からの軌道を意識するべきなのです。
多くのゴルファーは、インから入れているつもりでも、実際はカット軌道になりやすいので、わざわざカット軌道を意識する必要はありません。
今回のまとめ
【 こちら 】の記事では、当ブログでも説明していなかった打ち方のニュアンスも説明されているので、その点はイメージしやすいかもしれません。
そしてこの記事を読んでから、【 本当に抜けのよいアイアンとは!? 】を読んでもらえれば、皆さんにとっての抜けの良い、使いやすいウェッジ選びのヒントになることでしょう。