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夏用のドライバーはやはり『 重・短・小ドライバー 』! 気温変化で打ちやすいドライバーが変わる!?

先日僕の奥さんが、気温35℃を越える酷暑の中で、久々に『 重・短・小ドライバー 』を使用したところ、抜群の性能を再確認できただけでなく、好スコアをマークすることができました。

そこで今回は久々に、その好スコアの要因となった『 重・短・小ドライバー 』の優れた特徴について紹介したいと思います。

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夏こそ『 重・短・小ドライバー 』を使うべし!

このブログでは、【 猛暑で調子を崩した人は心配ご無用! 】などで、気温の変化によってシャフトの特性が変わることを説明してきましたが、今回改めてその変化の大きさと、しっかりと対応すべき重要性を再確認することになりました。

 

先日に【 理想のドライバーが遂に完成!! その2 】を紹介したばかりですが、その後気温が35℃を越える酷暑になると、練習場でもコースでも、シャフトが動きすぎてフィーリングがイマイチになってしまったのです。

そのようにシャフトが動きすぎる場合、たとえば少しパワーを抑えてスイングすればナイスショットを打つことができますが、これまでに紹介しているように僕の奥さんはかなりのハードスペックを好んでいるので、スイングパワーを落せばシャフトが働かなくなり、単純にその分だけ飛距離が落ちてしまうのです。

そして、そのように気温の変化に対してスイングを調整してばかりいると、やがて本来のスイングが崩れてしまうことにもなりかねません。

それならば安易にスイングを調整するよりも、その時々の気温に合うドライバー ( シャフト )を用意すれば、本人は常に同じ感覚でスイングを続けることができるので、結果的にはその方がゴルフは簡単になると思っています。

そこで今回の気温の変化に対して選んだドライバーが、【『 重・短・小ドライバー 』をコースで試してみました! その2 】で紹介していたナイキ ヴェイパースピード TW ドライバーです。

 

夏用に最適だったナイキ ヴェイパースピード TW ドライバーの特徴

『 重・短・小ドライバー 』が復活した経緯

重・短・小ドライバー 』とは、このブログで勝手に名づけた、「 通常よりも重いクラブ重量 」、「 短尺シャフト 」、「 小型ヘッド 」という組み合わせによって、「 長尺ドライバーよりも振りやすくて、飛距離性能でも上回る 」ことを目指して作られたドライバーです。

しかし最近の2年間は、コロナ過の影響と天候不順のために、気温35℃以上での練習とラウンドの機会が少なかったことと、僕の奥さんの非公開の年齢が上がってきたことで、『 重・短・小ドライバー 』の活躍の機会が減っていました。

僕の奥さんにとってはかなりのハードスペックなので、気温の低い冬場に性能を発揮することは難しく、我が家が所有する他の高性能なドライバーを上回るためには、気温35℃以上が必要だと感じていたのです。

ところが今年は気温の高い日が多く、そして35℃以上にもなると、他のドライバーのシャフトが柔らかく感じるようになってきたので、久々に『 重・短・小ドライバー 』を練習場で試してみたところ、シャフトが短いことで打ちやすく、飛距離性能もそれほど劣っていなかったので、一度コースでも試してみることにしました。

 

コースで強かった『 重・短・小ドライバー 』

ちなみにこのドライバーは、【『 重・短・小ドライバー 』をコースで試してみました! その2 】で紹介した時から少し変更を加えて、シャフトの長さを0.5インチ伸ばして44インチになっています。

それでも最近は45インチ前後のドライバーのテストばかりだったので、44インチはかなり短く感じて、その短さが僕の奥さんにはとても振りやすいそうです。

ヘッドバランスは未計測なのですが、C9くらいで軽すぎる印象はありません。

表示ロフト角は10.5°ですが、おそらくリアルロフトは10°くらいしかなく、弾道の高さは低めですが、使用するボールがツアーB XS ならば、よい感じの中弾道になります。

そして『 重・短・小ドライバー 』は、コースボールとの相性がよく、練習場よりも飛距離性能のランクが確実に上がります。

驚いたのは5m/sのアゲンストの中で、打ち下ろしのない平たんなホールで過去最高のキャリー200ヤードをマークしたこと。

その代わりフォローではボールがドロップ気味になるので、170~180ヤードのキャリーになりますが、ランが多くなるので十分にカバーすることはできました。

そして短尺なので曲がることなく、かなりの精度でフェアウェイを狙い打つことが可能。

このような利点ばかりの『 重・短・小ドライバー 』は、それ以外にも効果があり、セカンドショットへのスイングの流れが明らかによくなりました。

重くて、短い・小型ヘッドのドライバー 』は、セカンドショットで使用するユーティリティやアイアンへと持ち替えても、スイングリズムが崩れにくいので、必然的にセカンドショットが安定することになります。

軽くて・長い・大型ヘッドのドライバー 』しか使用したことのない多くのゴルファーには、この感覚は異次元の世界だと思います。

そんな効果で、セカンドショットが直接カップインしたイーグル1つと3バーディをゲットして、久々の75切りで、74のサードベストをマークすることができました。

 

今回のまとめ

久々の『 重・短・小ドライバー 』が、とても高性能なことを再確認することができました。

しかし今回の仕様は、僕の奥さんとっての限界ギリギリのセッティングで、35℃の気温が必要なことは問題です。

実際にも気温30℃に満たない時に使用してみましたが、弾道は中弾道よりも低くなり、少しボールが右に逃げる傾向に変化していました。

今後はもう少し気温に対する寛容性が高い『 重・短・小ドライバー 』を目指して、最適なシャフトと最適なヘッドの組み合わせを探していく予定です。

しかしヘッドスピードが45m/sくらいの人ならば、今回の仕様は最新ドライバーよりも遥かに打ちやすくて、飛距離性能も抜群なドライバーになるはずです。

一度試してみて下さい。

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