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理想のスイングを手に入れる方法 その6 『究極の素振り打法』が遂に完成!

tourmandarin / Pixabay

ゴルフスイングをもっと簡単にする画期的なスイング理論を、『 究極の素振り打法 』として作り出しました。

その考え方と習得方法を、【 その1 】からシリーズとして説明を続けてきました。

最終回となる今回は、いよいよ全体のまとめになります。

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『究極の素振り打法』でレベルアップを目指しましょう!

ステップ6 ➔ 通常のスタンスで、ボールを打つ

このステップは、『 究極の素振り打法 』の仕上げのステップです。

このステップでは、【 その2 】で説明した① ~ ⑩ の効果を実感しながら、スイング全体を磨いていきましょう。

これまでのステップで身につけてきた『 新しいスイング 』で、ナイスショットの連発を目指して下さい。

今までのスイングよりもワンランク上のレベルになっていることが実感できると思います。

この『 新しいスイング 』で実際にボールを打つこと、これこそが『 究極の素振り打法 』と言うスイング理論なのです。

このスイングを完成させることが出来たなら、今までの細かな、そして多くのスイングの注意点や迷いは、どんどん消え去っていくことでしょう。

そして、従来のゴルフレッスンの常識とされていた多くの点が、いかに無駄だらけの後付けの理論だったのかを実感するはずです。

本来ゴルフの基本として、もっと重視するべきだった『 素振り 』のスイング。

そして、その人の能力を最大限に発揮することが可能になるのが『 素振り 』のスイング。

[ ボールをよく見る意識 ] を持たないことで、[ ボールを打つ意識 ] と [ ボールに当てる意識 ] を自然に抑えることが出来る『 素振り 』のスイングこそが、皆さんにとってのベストスイングなのです。

しかし、ただ『 素振り 』のスイングをしただけでは、ボールにジャストミートすることは出来ません。

そこでステップ1から今回のステップ6までを経て、『 素振り 』のスイングと、実際にナイスショットが可能になるスイングを、感覚的にも、理論的にも染み込ませてきました。

あとはその完成度を上げるために練習を重ねるだけです。

今までのスイングよりも、その日の感覚に左右されないスイングになっているので、練習とラウンドを重ねる毎に進歩が感じられると思います。

頑張ってトライして下さい。

 

※ 注意点

ステップ5で、目を閉じた状態でよいスイングが出来るようになったなら、このステップ6では、当然のようにもっと簡単にナイスショットが出来るはず。

ところが、「 ボールをよく見る必要はない! 」と頭では分かっていても、実際にボールを見てしまうと、やっぱり本能的に [ ボールを打つ意識 ] が強くなって、身体が突っ込んだり、[ ボールに当てる意識 ] が強くなって、スムーズに振り抜けなくなってしまうものです。

その点は、焦らずに慣れていくしかありません。

目を閉じて打つ場合と、目を開けてボールを見て打つ場合を、スマホのスロー動画で比べてみると分かりますが、いざ目を開けてボールを見て打つ場合は、次のような点で違いが出やすくなっています。

バックスイングでクラブを上げる時に力んでしまう。

ダウンスイングの開始時点で、腰の回転が先行したり、腰が左に流れやすい。

ダウンスイングの切り返しで、クラブが回転運動を始めるタイミングが遅くなる。

ダウンスイングで、身体がボールに近づいてしまう。

ダウンスイングで、右肘が開きやすい。

インパクトのグリップ位置が左に流れやすい。

インパククトからフォローで、顔を上げる時に段付きの動きが出る。

インパクトからフォローで左肘が開きやすい。

…等々、ボールを見てしまうと、これらの悪い動きが本能的に現れてしまうのです。

そこでその習性を理解した上で、目を閉じてボールを打つ時には出来ていたはずの、本来の『 素振り 』のスイングに近づくように意識することを続けて行きましょう。

 

スイング習得のコツ

実際にボールを打つ時に、目の前でボールを見てしまうと、なかなか『 素振り 』のスイングが出来ない場合は、その対処法として次の2点をお試し下さい。

① 1打毎に打つ前に、目を閉じて『 素振り 』をして、その感覚をつかんでから、実際にボールを打つ。

② ボールをしっかりと見ないように、薄目を開けて見るようにして、実際にボールを打つ。

 

この2点だけに限らず、自分なりのコツを見出して、『 究極の素振り打法 』の習得に取り組んで下さい。

 

究極の素振り打法まとめ

スイングの概要

素振りのような感覚で、ボールをしっかりととらえることが出来る究極の素振り打法 』。

誰もが『 素振り 』なら、よいスイングが出来るもの。

しかし、単純に『 素振り 』のままのスイングでは、ボールにジャストミートすることが出来ない。

そこで各ステップ毎のメニューで、『 素振り 』のスイングでもジャストミートが可能になるように、感覚的にも、理論的にも馴染めるようにトレーニングを積む。

この『 究極の素振り打法 』なら、「 スポーツ万能なのにゴルフだけは… 」や「 素振りだけはプロみたい… 」と言われる人にも、その能力を十分に発揮することが可能。

そしてなによりも、ゴルフの初心者はもちろん、全てのゴルファーにとっても、このトレーニングのステップをしっかりと踏んで欲しい、ゴルフの基本となる重要なポイント。

 

スイングの狙い

ボールをよく見なくても打てる感覚を身につける。

従来の「 ボールをよく見て打つ 」スイングでは、[ ボールを打つ意識 ] と [ ボールに当てる意識 ] が強くなってしまうことで、スイングの多くの問題点を引き起こしていた。

そのスイングの問題点が起こることで、余計に [ ボールをよく見る意識 ] が増してしまう。

そして [ ボールをよく見る意識 ] が強いほどに、身体はスムーズに動かなくなってしまう。

この悪循環を断ち切るには、発想を根本から変えて、「 ボールをよく見なくても打てる 」という感覚を身につけることが効果的。

「 ボールをよく見ない 」でスイングする感覚が身につけられるなら、[ ボールを打つ意識 ] と [ ボールに当てる意識 ] は自然に薄れていくので、スイング中の無駄な力みと悪い動きも消えて行く。

 

最後に

この『 究極の素振り打法 』、これまでの説明はドライバーショットとして説明してきましたが、勿論全てのショットでも有効な理論です。

例えばベストスコア79の友人の女性は、このトレーニング方法に驚くほど適合していて、全てのショットにおいて、目を閉じて打つほうがナイスショットが打てる状態になりました。

そしてそのショットは、今までよりも確実にワンランク上のショットになっています。

そんな彼女にとっては、あとは目を開けて打つ場合にも、その感覚に馴染むだけでOK。

ゴルフに対する考え方が飛躍的にシンプルに、そして迷いがなくなったそうです。

 

この『 究極の素振り打法 』、文面だけの説明ではたとえ理解出来ても、その感覚をつかむことは難しいかもしれませんが、皆さんにうまく伝わることを願っています。

もっと理解してもらえるように、【 これはゴルフスイングの革命か!? その1 】~【 その3 】も、今一度読んでみて下さい。

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