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これはゴルフスイングの革命か!? その3 『 究極の素振り打法 』でゴルフをもっと簡単にする!

geralt / Pixabay

その1 】と【 その2 】で、ゴルフスイングの中に潜んでいる [ ボールを打つ意識 ] 、[ ボールに当てる意識 ] 、[ ボールをよく見る意識 ] という、3つの意識がもたらす問題点を説明してきました。

今回はこの3つの意識を抑える方法と、『 究極の素振り打法 』との関連性について説明します。

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悪循環になっているゴルフスイングを好循環に変える!

ゴルフスイングの負の連鎖のメカニズム

現在のゴルフスイングの流れは、[ ボールをよく見る意識 ] を当たり前のように持っているので、誰もが無意識にも [ ボールを打つ意識 ] が生まれてしまうものです。

しかしその [ ボールを打つ意識 ] がスイング軌道を狂わすので、『 素振り 』のスイングのままではボールにジャストミートすることが出来なくなります。

そこで意識的にも、また無意識にも、[ ボールに当てる意識 ] が高まってしまい、知らず知らずのうちに「 振る 」ことよりも「 当てる 」ことが優先されるスイングになっています。

その「 当てる 」動きが起こることによってスイングは複雑になり、精度も落ちてしまっています。

そのような状態では、必然的にもっと [ ボールをよく見る意識 ] が高まってしまうのは仕方ありません。

しかし、[ ボールをよく見る意識 ] が強ければ強くなるほど、身体の動きはスムーズさを失っていくので、さらに悪い流れが続くことになります。

このように現在のスイングでは、振り抜くパワーが抑えられていることに加えて、身体もスムーズに動かないので、本来自分が持っているスイングパワーの50~60%程度しか引き出せていない状態だと思って下さい。

 

現在のゴルフ理論の実態

このように、負の連鎖を引き起こすような流れを断ち切らないままスイング理論が作られて、スイング中の多くの細かい注意点を意識しながら修正を続け、違和感や不自然さが消えるまで膨大な練習量を積み、[ 悪い意識 ] を持たないように各自のメンタルコントロールで抑え込む、というスタイルが現在のゴルフ理論の実態です。

ゴルフとは「 止まっているボールを打つ 」だけのシンプルなスポーツなのに、プレーヤーにとっては練習量、技術論、メンタル論などそれぞれの分野でかなりの負担が強いられています。

このようなゴルフでは難しくて当然で、週1回の練習と年間ラウンド10~20回程度のアマチュアゴルファーにとって、スコア90が大きな壁になっているのは仕方のないことでしょう。

ゴルフをもっと簡単なものにする必要があるのです。

   ⇩

ゴルフスイングの好循環のメカニズムを作る

「 ボールをよく見る 」というゴルフの常識から離れて、ボールの位置が分かっていれば「 ボールをよく見る必要はない 」という、一般的なスポーツ理論の常識をもとにスイング理論を再構築。

[ ボールをよく見る意識 ] を持たなければ、[ ボールを打つ意識 ] は抑えられるので、スイング軌道が狂わない。

スイング軌道が狂わないなら、ボールにジャストミートすることが出来るので、[ ボールに当てる意識 ] も抑えられていき、振り抜くことに専念することが出来ます。

そのスイングは『 素振り 』のスイングに近づけることが可能になります。

『 素振り 』のスイングでもボールにジャストミートすることが出来るようになると、ますます[ ボールをよく見る意識 ] が消えていくので、どんどん身体の動きがスムーズになり、スイングパワーと精度の向上が続く、という好循環の流れを作ることが出来るのです。

このような好循環を作り出し、自分の持っているスイングパワーを80~90%まで引き出せるようになるなら、ゴルフがどんどん簡単になり、そしてスコアアップに結び付くことでしょう。

そして、スポーツが得意な人がゴルフに手こずることもなくなるはずです。

 

そのスイング理論が『 究極の素振り打法 』です。

[ ボールをよく見る必要がない ] ということが理論的にも感覚的にも分かってくれば、[ ボールに当てる意識 ] と [ ボールを打つ意識 ] を抑えることが自然に身についてきます。

しかし、たとえここまでの説明内容を理解してもらえたとしても、長年染みついてきた習性は簡単には変えられません。

そこで、一歩ずつ確実に感覚と身体に馴染めるような手法を考え出しました。

その手法を、【 理想のスイングを手に入れる方法 その1 】からシリーズとして説明を続けています。

各ステップ毎の目的と効果を確認しながら、何回かのトレーニングを続けてもらえるならば、徐々にスイングが改善されて、ナイスショットの確率が上がっていくことでしょう。

このトレーニングで身に付けたスイングなら、その日の感覚やメンタルでショットの内容が大きく左右されることもなく、たとえ週1回の練習量でも着実に進化していける、という手ごたえを感じることが出来ると思います。

是非チャレンジして、ドライバーのスイングのコツをつかんで下さい。

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