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正しいインパクトロフトの作り方! インパクトに向けてフェース面が立つのか、寝るのかで大違い!!

time 2022/03/28

正しいインパクトロフトの作り方! インパクトに向けてフェース面が立つのか、寝るのかで大違い!!

正しいインパクトロフトを作ることは、ゴルフの上達と飛距離アップにはとても重要な項目になります。

これまでにも【 インパクトロフト 】の中の記事で、正しいインパクトロフトについて考えてきましたが、今回はもっと深くその真実に迫ってみたいと思います。

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インパクトロフトの作り方には正しい方法がある!

インパクトロフトとは、その名の通り、それぞれのクラブでボールを打った瞬間の実際のロフト角度です。

正しいインパクトロフトでボールを打つことができれば、そのクラブの性能通りの飛距離と弾道でボールは飛んで行きます。

ところがほとんどのアマチュアゴルファーは、正しいインパクトロフトになっていないので、飛距離も弾道の高さも不十分になっています。

そして問題はそれだけではなく、インパクト前後のロフト角の変化の仕方によって、もっといろんな問題を引き起こしていたのです。

そこで今回は、インパクトロフトについてもっと深く考えてみましょう。

 

インパクトロフトが出来上がるメカニズムを研究!

あるゴルフ雑誌にインパクトロフトについての記事が載っていました。

プロとアマチュアのインパクトロフトを測定してみると、アマチュアの方が5°くらいインパクトロフトが寝ていたそうです。

そしてそのようにインパクトロフトが5°寝ているのは、「正しいハンドファーストができていないからだ」というような内容だったと思います。

確かにその説明でも間違いではないと思いますが、現実にはそんな単純なことでは何も問題は解決しません。

そして実際に起きている状態を知るためには、その説明ではまだまだ不十分であり、もっと正しいメカニズムを理解する必要があると思います。

 

プロとアマチュアの違いを正しく把握しましょう!

例えば同じロフト角35°の8番アイアンをプロとアマチュアが打ったとします。

インパクトの瞬間だけを測定して、アマチュアの方が5°寝ていると計測されたとしても、残念ながらその情報だけではインパクトロフトについて正確に把握することはできないのです。

重要な事実として、インパクト前後のフェース面の動き方も加えて考えなくてはなりません。

プロとアマチュアでは、インパクト前後のフェース面の動き方が大きく違っているので、実際にボールを打った時のインパクトロフトの数値よりも、ボールへの影響はもっと大きくなっています。

つまり瞬間的なインパクトロフトだけでなく、その前後の フェース面の動き方まで含めて考えないと問題は何も解決しないのです。

 

インパクト前後のロフト角の推移をイメージする

誰もこのような測定をしたことがないので、あくまでも本当の動きを知るためのイメージとして考えて下さい。

仮にロフト角35°の8番アイアンのインパクトロフトの数値を、「プロが35°、アマチュアが40°で、アマチュアの方が5°寝ていた」と測定されたとします。

その数値に加えて、インパクト前20cmとインパクト後20cmのロフト角も測定できたと仮定して、インパクト前後の状態をイメージしながら考えましょう。

 

プロの場合

35°の8番アイアンで、インパクト前20cmではロフト角37°くらいだとして、そこからインパクトでは35°までロフト角が立ち、そしてインパクト後20cmでは33°へと、ロフト角が徐々に立ちながらヘッドが抜けて行くようなイメージで動いています。

 

アマチュアの場合

インパクト前20cmでロフト角37°とプロと同じだったとしても、インパクトでは40°へと寝る方向に動き、インパクト後20cmでは45°という具合に、プロとは真逆の方向にに、どんどんロフト角が寝ながらヘッドが抜けて行くイメージなのです。

 

飛距離とボールの高さへの影響について

このように、ロフト角が立つ方向に動きながらインパクトしているプロに対して、それとは真逆に、ロフト角が寝る方向に動きながらインパクトしているアマチュアでは、当然のことながら飛距離は伸びるはずがありません。

インパクトの瞬間で5°寝ていると、単純に1番手分飛ばないことになりますが、ロフト角が立つ方向にヘッドが抜けて行くプロと、寝る方向にヘッドが抜けて行くアマチュアでは、実際には更に1~2番手分も飛ばない要素が加わることになるのです。

ボールの高さについても、ロフト角が寝る方向ならば、ボールの高さが出るのかと言えば現実はその逆で、ボールがフェース面を滑りやすくなってスピン量が落ちるので、揚力が不足して高さも出なくなります。

それに対して、プロのようにロフト角が立つ方向に動きながらインパクトできると、フェース面の溝とボールのディンプルの関連性で、ボールがフェース面に食いつく作用が起こり、バックスピン量は大きくなり、その揚力によって弾道は高くなります。

だからアマチュアのボールは、飛ばないし、弾道も低くなるのです

 

ダフリに強いプロ、弱いアマチュアの理由

プロでも時には「 ダフる 」というミスを犯しますが、その影響はアマチュアと比較するととても少ないものです。

ところがアマチュアが「 ダフる 」と、1クラブ~2クラブ分も飛距離が落ちることは当たり前で、もっとひどい場合はリーディングエッジが跳ねて、トップしてライナーで飛んで行くこともあります。

同じようにダフっても、そのように大きな差が現れるのは、まさにプロとアマチュアのインパクト前後のフェース面の動き方の違いによって生まれています。

プロは同じようにダフッても、フェース面が立つ方向に動いているので、ソール面の中央部で着地しながら、リーディングエッジ側から抜けて行くので、ライの抵抗は少なく、飛距離への影響も少なくなります。

ところがアマチュアがダフると、同じようにソールの中央部から着地しても、ソールの後方のトレーリングエッジが引っかかって抜けづらくなるので、ライの抵抗が大きくなって飛ばなくなってしまうのです。

それを防ぐためにリーディングエッジ側から着地させようと意識しても、今度はボールの手前でリーディングエッジが刺さってしまい、もっと飛距離は落ちることになります。

だからアマチュアは、ダフると大きなミスになるのです

 

写真でイメージ

インパクトの前後で、フェース面が立つ方向に動くプロ  寝る方向に動くアマチュア

プロはこの①の状態から、➁のようにフェース面が立つ方向に進むので、ボールの先のターフをリーディングエッジ側で「 スパッ 」と抵抗なく取ることができます。

ところがアマチュアは、③のようにフェース面が寝る方向に進むので、もしターフを取ろうとしてもソールの後方のトレーリングエッジが食い込む状態になり、「 ドカッ 」と抵抗が大きくなって抜けが悪くなります。

 

今回のまとめ

正しいインパクトロフトを作るためには、その前後のフェース面の動き方まで管理する必要があります。

そして、単純にハンドファーストにするだけでは何も解決しないのです。

それでは、どうすればフェース面を立つ方向にコントロールしてインパクトできるようになるのか?

この点をしっかりと理解して、そのコントロールの仕方を身に着けることができれば、皆さんのボールの質は驚くほどに激変することになるでしょう。

その逆の考え方として、どんなに素晴らしいスイングをしても、ミート率が高かったとしても、正しいインパクトロフトが作れないことにはその効果は少なくなってしまうのです。

 

フェース面が立ちながらインパクトするプロと、フェース面が寝ながらインパクトするアマチュア

この大きな違いをどうすればクリアできるのか?

その解決方法を今後も引き続き考えていきましょう。

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