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短尺ドライバーの市販化に備えて、理想の短尺ドライバーについて考えてみました!

time 2017/08/20

短尺ドライバーの市販化に備えて、理想の短尺ドライバーについて考えてみました!

最近ますます関心が高まってきている短尺ドライバー。

ゴルフ雑誌の記事も増えてきたので、いよいよ市販化が近づいているのでしょうか?

しかし時期的に考えれば現在は、各メーカーの2018年モデルが次々と市販される頃なので、そこに突然2018年モデルとしての登場は現実的には無理がありますね。

…となると、どんなに早くても2019年モデルまでは待たなければならないと言うこと。

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短尺ドライバーについて先行シミュレーション

非常に待ち遠しい短尺ドライバーですが、ただ待っているだけではつまらないので、はたしてどのような短尺ドライバーがよいのか、事前にその内容を考えてみましょう。

一言で短尺ドライバーと言っても、そのタイプは2種類になると思います。

① 3番ウッド(スプーン)の発展型

3番ウッドタイプのヘッドを大きくして、ロフト角を少し小さくする。

シャフトの長さは3番ウッドと同等か少し長め。

 

② 現在のドライバーの発展型

現在の主流になっているドライバーのシャフトを短くした物。

シャフトの長さは43~44インチあたりがよさそう。

 

皆さんはこの2種類の短尺ドライバー、どちらがお好みでしょうか?

ここからは既存のモデルを参考に、もう少し具体的に考えてみます。

① 3番ウッドの発展型

このタイプはアメリカでは既に少なくとも3本が発売されています。

キャロウェイ バーサ・ミニ1.5

ヘッド体積 : 235cc

ロフト角 : 12° 14°

シャフトの長さ : 44インチ

 

テーラーメイド エアロバーナーミニドライバー

ヘッド体積 : 253cc

ロフト角 : 12°、14°

シャフトの長さ : 43.5インチ

 

テーラーメイド SLDR MINIドライバー

ヘッド体積 : 260cc

ロフト角 : 12°、14°、16°

シャフトの長さ : 43.25インチ

 

この3本、通常の3番ウッドのヘッド体積が180cc前後なので、確実に一回り以上大きいサイズです。

フェース面も3番ウッドよりもディープになっていますが、ドライバーとして考えるなら、もう少しディープなほうが安心感があると思います。

3番ウッドからの発展型なので、一応セカンドショットにも対応出来るように、シャロー気味になっているのでしょうか?

 

実はこの中のSLDR MINIドライバーを、僕の奥さんがラウンドで試したことがあります。

友人が所有していた物で、確かロフト角が14°で、シャフトは純正タイプのRだったと記憶しています。

ロースピンで中弾道のよい感じのボールが打てました。

飛距離もドライバーに迫るくらいだったのですが、シャフトの特性と打感が好みに合わなかったそうで、その後は使用せずに友人に返却しました。

この経験から、3番ウッドの発展型の理想的なスペックを考えると、構えた時の見た目の大きさはよい感じだったので、もう少しディープにして、ヘッド体積は280cc。ロフト角は13°。シャフトの長さは、43.5インチ。

こんな感じがよいのではないでしょうか?

 

②ドライバーの発展型

こちらが本命だと思うのですが、残念ながらメーカー品が市販されていないので、現状は自分で短くするしか打つ手がないのが残念なところ。

シャフトの長さは43.5~44インチがよさそうなのですが、問題はヘッドの体積ですね。

現在は460ccが中心ですが、この大きさはシャフトの長さが45インチ以上が前提になっていると思います。

シャフトが長いほうがヘッドが小さく見えるので、規定の目一杯である460ccに大型化。

逆に考えれば、シャフトが短くなればヘッドが大きく見えるので、もっと小さいヘッドでも大丈夫なはず。

現代の製造技術なら、スイートスポットの広さについては、多少ヘッドが小さくなっても問題はないでしょう。

そう考えれば、43.5~44インチに適した大きさは400cc前後。

例えば45インチの460ccのクラブで、ラウンド中に数mの風が吹いている中で素振りをすると、かなりの風切り音がして、いかにもスイング抵抗がありそうな感じがします。

44インチで400ccのヘッドなら、格段に気持ちよく振れるのではないでしょうか?

 

そこで市販化を待てずに自分で短尺ドライバーを作るなら、400cc前後のドライバーは最近でも市販されているので、それを手に入れてシャフトを短くするのが一番簡単な方法ですね。

中古なら何種類かの中から選択することも可能です。

ただ400cc前後のモデルは、ほとんどがハードヒッター向けとして用意されているので、シャフトの選択肢が少ないのが残念なところ。

 

興味をそそられるのは、成田美寿々選手が使用しているロッディオの385ccのヘッドです。

プロトタイプなので入手は困難だと思いますが、このヘッドに44インチのシャフトの組み合わせなら、非常に振りやすいドライバーになると思います。

その成田美寿々選手は、47インチと45インチを使い分けているようですが、是非短尺も試して欲しいと思います。

 

今回は短尺ドライバーの市販化を願って、理想の短尺ドライバーについて考えてみました。

実際に市販されるためには、もっともっとユーザーからの熱望が必要になるでしょう。

短尺ドライバーに興味をお持ちの方は、その熱意を周りのゴルフ仲間にも伝えて、その輪を広げましょう!

 

※ 追記

短尺ドライバーについて、【 クラブセッティング 】で特集しています。

是非ご覧ください。

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