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全米プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を目指す松山英樹選手になりきってみましょう

time 2017/08/11

全米プロゴルフ選手権でメジャー初制覇を目指す松山英樹選手になりきってみましょう

8月10~13日開催の全米プロゴルフ選手権、今シーズン最後のメジャー大会が開幕しました。

悲願のメジャー初制覇を目指す松山英樹選手は、初日1アンダーと好スタート。

非常に短いパットを2つ続けて外してしまっての1アンダーなので、ゴルフの調子としてはとてもよい状態だと思います。

 

先週の世界ゴルフ選手権ブリヂストン招待で、最終日に61のビックスコアを出して逆転優勝!

全米プロゴルフ選手権では、優勝候補のNo1にもあげられているほどの調子のよさと勢いが感じられます。

 

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松山英樹選手になりきってみましょう

その松山英樹選手のスイング、非常にパワフルでハイレベルなスイングなのですが、このブログで何度も説明していますが、実は松山英樹選手のスイングこそが、ゴルフスイングの基本となるべき要素が満載で、アマチュアゴルファーが参考にするべきスイングなのです。

今回はその点を再確認して、皆さんも松山英樹選手になりきってみましょう。

 

今回の説明では、ドライバーショット、アイアンのセカンドショット、アプローチショット、バンカーショット、そしてパッティングと、各部門別にそのスイングの秘訣を確認してみましょう。

 

☆ドライバーショット

ドライバーショットに関しては【 松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ その1 】で詳しく説明しているので、そちらをご覧下さい。

最も注意すべき点は、スイング中の回転軸が左に移動しないようにすることです。

松山英樹選手も調子が悪い時は、スイング軸が左に流れ気味になっています。

実際問題としては、松山英樹選手ほどのスイングパワーでクラブを右から左に振れば、どんなにスイング軸をキープしようと頑張っても、多少は左に流れてしまうもの。

効率良くスイングパワーを上げれば上げるほど、そのスイング軸をキープするためには、自らのスイングパワーに負けないように、体幹を意識した動き方のコツをつかむ必要があります。

その点がアマチュアゴルファーにとっては難しいポイントではありますが、逆に考えれば、松山英樹選手ほどのスイングパワーはないので、動き方をしっかりと理解出来れば、それなりに松山英樹選手になりきることは十分可能です。

 

☆アイアンのセカンドショット

アイアンショット自体の考え方もドライバーショットと同じでよいのですが、セカンドショットに関しては注意すべき点が1点あります。

それはハンドジャストでインパクトすること

ハンドファーストではなく、ハンドレイトでもなく、ハンドジャストのインパクトです。

ハンドジャストという言い方は一般的には使われていませんが、この呼び名が最適だと思います。

アドレスでボールをセンターにセットし、クラブのグリップ位置もセンター。身体が左に流れないように注意して、アドレス通りの位置でボールをとらえましょう。

このような意識でスイングすれば、実際のスイングではどうしても多少は左にスイング軸が移動してしまうので、結果的に適度なハンドファーストのインパクトが出来上がります。

この考え方が松山英樹選手になりきるコツです。

この打ち方によって松山英樹選手のアイアンショットは、打ち出し角の高いボールで飛び出して、ピンに向かってピタッと止まっているのです。

松山英樹選手が、バックスピンがかかり過ぎないボールを打てる秘訣は、この打ち方によるものです。

状況によってバックスピンをかけたい時は、少しハンドファーストになる度合いを多くしていると思います。

 

ハンドジャストの意識を持たずに、ただハンドファーストでボールをとらえようとすると、実際にはスイング軸が左に流れているので、インパクト時のグリップ位置も自分の感覚よりも左に移動することになり、過度のハンドファーストのインパクトになってしまいます。

多くの日本人選手に見られるこのインパクトの状態では、バックスピンがかかり過ぎて困る状況であっても、そのスピン量をうまくコントロール出来ずに苦労することになります。

 

このアイアンのセカンドショットに関しては、参考にして欲しい記事が数多くあります。

アイアンの常識が変わったかもしれない2012年のマスターズ 】【 谷原秀人選手の活躍で日本のゴルフ界に変化が起きる!? 】【 第5のメジャー、ザ・プレーヤーズ選手権はルイ・ウーストハイゼン選手のアイアンショットに注目! 】【 ハンドファーストでダウンブローはもはや古い! ハンドジャストのインパクトで現代のクラブ特性を生かそう その1 】などを参考にして下さい。

 

☆アプローチショット

アプローチショットのうまさにも定評のある松山英樹選手ですが、現在の打ち方を細かく観察すると、世界のトップ選手達の打ち方と日本人選手の打ち方の中で試行錯誤していて、「 これだ! 」という打ち方をまだ決め切れていない状態なのかもしれません。

全米オープンでは世界方式と日本方式の中間的な打ち方で成功しましたが、全英オープンでは今一つうまくいかず、先週のブリヂストン招待と今週の全米プロゴルフでは世界方式の打ち方をしています。

この世界方式の打ち方をメインにして、芝やライの状況がよい時だけ世界方式と日本方式の中間的な打ち方にしたほうがよいと思うのですが…。

 

アプローチショットに関して参考にして欲しい記事は【 世界のトップ選手と日本人選手とのアプローチショットの違いを分析 】【 簡単なアプローチショットの打ち方 コントロールショット編 その1 】【 アプローチショットのコツ 30ヤード以内のショートアプローチ編 その1 】です。

 

☆バンカーショット

松山英樹選手のバンカーショットの打ち方は、【 簡単なバンカーショットの打ち方 アマチュアゴルファーに適した打ち方を考えましょう 】で紹介した打ち方で、状況に応じてフェースを開く量を調整しているようです。

松山英樹選手も世界のトップ選手も基本的には同じ打ち方で、多くの日本人選手が使っている打ち方を見ることはありません。

 

アマチュアゴルファーがバンカーショットで松山英樹選手になりきるためには、【 バンカーショットが難しいのは理由がある その理由を理解して対処法を考えましょう 】も参考にして下さい。

 

☆パッティング

松山英樹選手のパッティングは、低い重心でドッシリと構え、肩と腕の絶妙なバランスでストロークしています。

この形をそのまま真似してみるのもよいと思いますが、一番参考にして欲しいのは、両方の腕がそれぞれ動きの邪魔をしないで、スムーズに滑らかにストローク出来ることです。

アマチュアゴルファーが注意すべき点は、自分の腕の動きのクセを理解して、そのクセを逆に利用してスムーズな動きを作ることです。

 

パッティングに関して参考にして欲しい記事は、【 魔法のパターグリップの握り方 驚くほどスムーズにヘッドが動く! 】【 全米オープンの松山英樹選手を参考にパッティング理論を考えてみましょう 】の2つです。

 

以上、松山英樹選手になりきるコツを各部門別に確認してきました。

このように松山英樹選手や世界のトップ選手のスイング理論こそが、本来のゴルフ理論の基本とするべきもので、よりシンプルな打ち方だと思うのですが、いかがでしょうか?

 

世界のトップに劣らないスイング理論だからこそ、日本人選手の特徴である豊富な練習量と勤勉さを生かして、世界のトップを狙える松山英樹選手。

皆さんもそのスイングを体感して下さい。

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プロフィール

Luke (ルーク)

Luke (ルーク)

テクニカル分析が得意な元プロスポーツ選手です。  ゴルフ界の常識にとらわれずに、ゴルフをもっと簡単にプレー出来るように研究しています。 詳しいプロフィールはこちら➔ [詳細]