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ドライバーショットを安定させる秘訣とは!? 発想の転換でゴルフを簡単にする

ゴルフのスコアアップに欠かせないことは、まずはドライバーショットを安定させることですね。

自分のヘッドスピードに見合う飛距離で、OBのない安定したドライバーショットを続けたいものです。

ところがこの点が、ゴルフの中でも一番難しい課題でもあります。

そこで今回は、ドライバーショットを安定させる秘訣について説明します。

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アドレスの工夫でドライバーショットが安定

今回説明する内容は、アドレスのグリップ位置を見直してみましょう、とい提案です。

ゴルフ界の常識とされているアドレスのグリップの位置を、あえて見直すことで、ドライバーショットが飛躍的に安定する可能性があるのです。

 

日本のゴルフ理論の常識では…

アドレスのグリップ位置については、どのレッスンでもほぼ同じ内容が説明されています。

正しい前傾の形を作り、両腕を真下に下ろすようにして、その位置でアドレスのグリップ位置を決める、というような内容です。

 

日本のプロゴルファーの考え方

そしてプロゴルファーからのアドバイスでは、「 手元を身体の近くを通すようにスイングする 」、「 手元が浮かないように、低く保つようにスイングする 」、このような内容が伝えられています。

そしてアドレスした時のグリップ位置と同じ位置を、スイング中も通るようにしたほうがよい、とアマチュアゴルファーにも説明されていて、皆さんもそのような理論を一度は聞いたことがあると思います。

実際にも彼らは、手元を身体の近くに、そして低い位置を保ったままスイングするように、日々努力を続けているようです。

代表的な例が片山晋呉選手で、試合会場の練習場で、棒やヘッドカバーなどの障害物でスイング軌道を制限して、自分の描く理想のスイング軌道から外れないように練習を重ねている姿を、皆さんもゴルフ雑誌などで見たことがあると思います。

そんな彼らが、そこまで強く意識しながら、日々努力を重ねているにもかかわらず、実際のラウンドのスイング軌道をチェックすると、インパクトのグリップ位置は、必ず5~10cmくらいはアドレス時よりも外側で、なおかつ上側を通っています。

つまり、手元が浮いているのです。

たとえば石川遼選手が大きくミスショットをした時などは、アドレス時よりも15cmくらいも外側で、上側を通っていて、「 手元の通り道が、まるで顔の前くらいだったように感じた 」と本人もコメントするくらいの状況になっています。

気をつけているにもかかわらず、実際にはそれくらいに手元が浮いてしまうものなのです。

日本のプロゴルファーの皆さんは、手元が浮くことによって、「 インパクトでクラブがトゥダウンしてしまうことで、色々な問題点が起きる 」と信じていて、このような症状を非常に嫌い、いかにして手元を低くしてスイングするのか、と日々悩んでいます。

しかしその理論には、少し無理があるのではないでしょうか?

 

アマチュアゴルファーはどうするべきなのか?

さて、プロゴルファーがいくら気をつけていても出来ないことを、はたしてアマチュアゴルファーも目指すべきなのでしょうか?

それでも目指すべきだという理論が、現在の日本のゴルフ界の流れです。

しかしそれはあくまでもゴルフ界の話であって、ゴルフをスポーツとして考えれば新たな発想が生まれ、全く違った理論が考えられるものなのです。

そもそもドライバーのような長いクラブを、思いっきり下側に振るとどうなるのか?

ヘッド側が重く、グリップ側が軽いので、必ず運動エネルギーの反動によって、手元が浮くような作用が起こります。

その動きに逆らうようにして、手元が浮かないように、シャフトが寝ないように、トゥダウンしないようにと、いろいろもがいているのが日本のプロゴルファー。

しかし、ここで少しその考え方を変えてみませんか?

どうせ手元が浮くならば、最初から手元を浮かせて構える、つまりハンドアップさせてアドレスを作ってみましょう。

アドレスと実際のスイングが同じ所を通るようになるので、飛躍的にスイングがシンプルになり、その結果として再現性が高くなります。

この考え方はいかがでしょうか?

今までよりもハンドアップに構えると、トゥ側が下がり気味のアドレスになりますが、実際のスイングでは誰もが少なからずトゥダウンしているので、特に問題になる点はありません。

アドレスを作る時に、多少ボールの位置やフェース面の合わせ方を微調整すれば大丈夫なのです。

 

自分のスイングを確認してみましょう!

皆さんも一度スマホのスロー動画などで、目標に対して後方から見た自分のスイングを確認してみて下さい。

アドレス時のグリップ位置と、実際にボールを打つ時のグリップ位置がどれほど違うものなのか?

一見すると綺麗なスイングプレーンに見える人でも、自分のグリップ位置の違いには驚くはずです。

もしも、アドレス時のグリップ位置と同じ所を通過しているならば、それはもちろん変える必要がないでしょう。

しかしほとんどの人が、アドレス時よりも大きく外側で、なおかつ上側を通っているはずなので、試しにその通り道にアドレス時のグリップ位置を合わせてみましょう。

最初は違和感があるかもしれませんが、すぐに慣れて、スイング自体がシンプルになっていくことを実感できると思います。

 

友人の実例

この写真は友人の女性のアドレスとスイングの写真ですが、昨年までは一般的なハンドダウンの位置にアドレスのグリップ位置を作っていました。

この友人の女性のベストスコアは79なのですが、好不調の波が少しあったので、グリップ位置をスイングの通り道に近づくように、写真のようなハンドアップの位置に修正しました。

その効果は明らかで、スイングの安定性が大幅に改善されて、今年は難易度の高いコースを多くラウンドしているにもかかわらず、昨年のアベレージが90だったところ、今年は88に向上しています。

そしてスコア以上に、ゴルフがシンプルになったことが実感できているそうです。

そしてこのアドレスのグリップ位置の変更によって、これまでにデメリットとなるような点は全く見当たりません。

 

世界のトッププロはどうなのか?

世界のトッププロのスイングをチェックしてもらえば分かりますが、最近になってハンドアップのアドレスをしている選手が増えてきました。

具体例では、ジョーダン・スピース選手、ジャスティ・トーマス選手、ザンダー・シャウフェレ選手などです。

最も凄いのはブライソン・デシャンボー選手で、「それ以上はハンドアップには構えられないでしょ!?」というくらいのアドレスになっています。

そして彼らは、ハンドアップに構えたグリップ位置とほぼ同じ位置を、スイング中にも通過していて、非常にシンプルでスムーズなスイングに見えます。

是非皆さんも、その違いをチェックしてみて下さい。

 

日本のプロの中にもハンドアップの選手が…

ハンドダウンのアドレスが主流の日本のプロゴルフ界ですが、数少ないハンドアップに構えてスイングしている注目の選手がいます。

その選手は、堀川未来夢選手と時松隆光選手です。

スイング中に手元が通る位置にアドレスのグリップ位置をセットして、シンプルで安定したスイングを続けています。

国内ツアーでは、堀川未来夢選手と時松隆光選手のスイングに注目して下さい。

なお時松隆光選手は、「ベースボールグリップ」で有名ですが、グリップを握る時の彼の左手首の角度が非常に特殊なので、彼のグリップを単純に真似するのは難しいと思います。

グリップの握り方に関しては、【 お勧めしたいグリップの握り方 】を参考にして下さい。

 

今回のまとめ

今回は、アドレスのグリップ位置に関しての新しい考え方を説明しました。

プロゴルファーならば、毎日の鍛錬と練習を重ねているので、あくまでも理想を求めて、出来ないような難しいことを続けていても、それはプロとしての自己責任なので問題はないでしょう。

しかしアマチュアゴルファーは、限られた練習とラウンドの中で、スコアアップを目指さなくてはならないので、ゴルフ界の理想論ばかりに振り回されずに、スポーツとしての効率のよい理論を取り入れていくべきだと思います。

その点で世界のトッププロ達は、もっとスポーツ理論を取り入れて、ゴルフを進化させるべきだと気づいているのではないでしょうか。

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