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正しいスイングプレーンを渋野日向子選手から学びましょう!

time 2020/05/22

正しいスイングプレーンを渋野日向子選手から学びましょう!

正しいスイングプレーンを実現するためのコツを説明します! 】の内容をもっと具体的にイメージしてもらえるように、今回は、最近公開された渋野日向子選手のスイング動画を見てもらいながら説明を加えます。

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スイング動画から正しいイメージをつかむ!

まずはこの動画をご覧ください。

最近公開された渋野日向子選手のドライバーショットのスロー動画です。

この動画を見てもらいながら、大事なポイントを説明するので、そこからイメージをつかんで、スイング作りに役立てて下さい。

この動画を選んだ理由は、元々がスロー動画なので画質がよく、コマ送りでも画像がしっかりしているからです。

 

正しいスイングプレーンの条件を再確認しましょう!

正しいスイングプレーンを実現するためのコツを説明します! 】で説明したように、チェックしたいポイントは2つです。

開始から17秒辺りのスイングを一時停止させて、コマ送りで確認して下さい。

➀ ダウンスイングで、「 左腕のラインが目標に平行の時に、グリップエンドの向きがボールを指す 」こと。

👉このチェックポイントは見事にクリア。

しっかりとシャフトの向きがボールに向かっています。

ダウンスイングへ切り返す時に、今までよりもかなりシャフトを寝かすような意識がないと、このような状態を作ることは不可能です。

ちなみに渋野日向子選手は、バックスイングの時も「 左腕のラインが目標に平行になる時に、グリップエンドがボールを指す 」ように、バックスイングとダウンスイングが同じ軌道を通るようにスイングしています。

しかし、【 正しいスイングプレーンの考え方 】で説明したように、大事なのはダウンスイングの動きなので、たとえバックスイングと一致していなくても問題はなく、あくまでも「 正しいダウンスイングを作りやすくするためのバックスイング 」という考え方でOKです。

 

② ダウンスイングで、「 シャフトが水平になる時に、クラブヘッドがお尻の後ろ側 」を通ること。

👉おっと、この映像ではお尻よりも少し前側を通っていますね!?

お尻よりも前側の、太腿にかかるくらいの所を通過しています。

このくらい前側を通ると、その後のインパクトではアッパー軌道でボールをとらえることが難しくなります。

この映像の渋野日向子選手も、ボールに対してイン側からアタックすることはできていますが、アッパー軌道ではなく、レベル軌道になっています。

そのために打ち出し角が少なく、もしコースなら低いドローボールになっているはず。

昨シーズンの調子がよかった時の渋野日向子選手のスイングは、 のチェックポイントはしっかりとクリアしていて、もっと高い打ち出し角で、ストレート系のドローボールになっていました。

今回の動画のようになっている理由は、スタジオ撮影の影響なのか、それともスイングを少し改造したのかは分かりませんが、もしスイングを改造したのなら少し心配になりますね。

の時に、もし渋野日向子選手の場合は、お尻よりも少し前でもOKだとしても、アマチュアゴルファーの皆さんは、しっかりと「 クラブヘッドがお尻の後ろ側 」を通るように目指しましょう。

なぜなら、実際のコースでティショットする場合に、アマチュアゴルファーは誰もが必ず、練習場よりもクラブヘッドが前側を通ってしまうからです。

その理由は、目標への意識の強さや打ち急ぎで起こるスイングの変化であり、どうしても本人のイメージより5 ~ 10cmくらい、練習場のスイング軌道よりも前側を通ります。

そんなことも想定して、練習場ではしっかりと、「 シャフトが水平になる時に、クラブヘッドがお尻よりも後ろ側 」を通せるように頑張りましょう。

 

渋野日向子選手から学びたいポイント

➀ 手首の形

おそらく皆さんが苦労するのは、「 ダウンスイングへ切り返す時に、どうすれば今までよりもフラットな軌道を作れるのか? 」だと思います。

そのヒントを渋野日向子選手のスイングから学びましょう。

注目したいのは、トップからダウンスイングへ切り返す瞬間です。

両手の甲が後ろ側に「 クイッ 」と折れるように曲がっています。

本人にとっては「 クイッ 」なのか、「 ゆっくり 」なのかは分かりませんが、明らかに両手の甲が後ろ側に折れていて、この動きによってフラットに切り返せる状態ができています。

なおこの手の甲の動きは、トップスイングが「 レイドオフ 」という状態の選手に見られるものですが、渋野日向子選手は「 レイドオフ 」ではないので、その点は気にしないでください。

この渋野日向子選手のような手の甲の動きは、最初は凄く違和感があるかもしれません。

なぜならアマチュアゴルファーの中には、手の甲が前側に折れている、全く逆の状態になっている人が多いからです。

あまり一気に変えると感覚が狂ってしまうので、まずは右手の甲だけでも後ろ側に折るような意識を持ってみて下さい。

大昔の本を見た時に、当時の中嶋常幸選手が、「 トップではおかもちを持つように右手の甲を… 」という説明をしている内容があり、その時は「 おかもちって何? 」と思いましたが、今になって思い出して納得しました。

いつの日からか、手首を親指側に折る「 コック 」と呼ばれる、多くのアマチュアゴルファーを悩ます理論が主流になり、手の甲を後ろ側に折る動きは、「 レイドオフ 」の例としか説明されなくなりましたが、今回の正しいスイングプレーンを作るためには、かなり有効なので取り入れてみて下さい。

 

② ボールの位置

渋野日向子選手とボールとの距離、遠いと思いませんか?

今回説明している正しいスイングプレーンは、ほとんどのゴルファーにとって、今までよりもフラットな「 横振り 」のスイング軌道になると思います。

その結果、ボール1個分くらい遠くにしないと、ヒール側にばかり当たることになります。

せっかくよいスイングになったのに、ボールの位置が合わなければナイスショットにはなりませんね。

その点にも注意して下さい。

 

今回のまとめ

渋野日向子選手のスイング、参考になったでしょうか?

本来のスイングよりもアッパー軌道ではありませんが、しっかりとイン側からボールにアタックできていることが分かりますね。

そのためには、ダウンスイングの早い段階から準備することが不可欠なのです。

ゴルフには「 ビジネスゾーン 」が大事だという説がありますが、本当に大事なのはもっと前の段階のゾーン、勝手に名付けるなら『 ファーストゾーン 』です。

ファーストゾーン 』がしっかりと出来上がれば、「 ビジネスゾーン 」はそれほど重要ではなくなり、スイングがとてもシンプルになるはずです。

 

最近急に、「 シャローイング 」という極端な動きでスイングを修正しようとする流れがありますが、あそこまで極端な意識は必要ありません。

子供の頃から、「 下半身リードで、大きく体重移動して出来上がったカット気味の軌道を、アームローテーションで無理やりイン側から入れる 」という、長年のクセが染みついていなければ、今回提唱する正しいスイングプレーンへの変更は、「 シャローイング 」を意識しなくても実現できると思います。

 

なお、今回使用した渋野日向子選手のスイング動画、正面からのスイングは必要なかったので触れていませんが、せっかくの機会なので次回にしっかりと解説します。

一般的な解説とは違う視点から、アマチュアゴルファーに役立つポイントを詳しく説明する予定なので、次回もチェックして下さい。

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