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なんとPGAツアー優勝!! 日本ゴルフ界に救世主現る!?

time 2018/04/17

なんとPGAツアー優勝!! 日本ゴルフ界に救世主現る!?

4月12~15日開催のPGAツアー、RBCヘリテージで小平智選手が優勝しました!!

おそらく本人もびっくりのこの快挙、松山英樹選手以外の日本人選手のPGAツアーの優勝は、2008年今田竜二選手のAT&Tクラシック以来の10年振りとなります。

そこで今回は、ようやく松山英樹選手以外の日本人選手でも、世界に通用することを証明してくれた小平智選手のプレーの特徴を解説します。

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小平智選手のスイングを解説

ティーショットの特徴

小平智選手のスイングは、日本人選手の中では数少ないタイプのスイングの特徴を持っています。

そのスイングは、① 下半身リードを意識しない、② 左へ体重移動しない、③ ダウンスイングでタメを意識しない、④ ハンドファーストのダウンブローを意識しない、という現在の世界の主流になっているスイングの動きで、松山英樹選手もこのタイプに属します。

ただしこのスイングタイプの違いは、スイング理論の説明を分かりやすくするために、本人の意思表示とは関係なく、スイングの見た目の違いによって勝手に分類したものです。

このブログでも推奨している松山英樹選手や小平智選手のようなスイングタイプは、スイングが安定するだけでなく、ボールへのタイミングを合わせやすく、精度が向上するなど、よい点ばかりで、ゴルフが確実に簡単になるスイング理論。

左右にエネルギーを逃がさないようにスイングの軸を保つことで、スイング中のクラブに遠心力を最大限に与えることが出来ます。

右から左への運動エネルギーを重視する日本で主流になっているスイングとは、真逆とも言えるようなスイング理論なのです。

石川遼選手の現在の問題点とは!? 】でも少し触れていますが、この小平智選手のようなスイングタイプなら、フェース面をしっかりとスクエアに戻しやすいので、正確なショットを安定して打つことが可能になります。

 

地面反力とジャンプアップ…!?

小平智選手のスイングの特徴としてよく挙げられる点が、「 下半身が沈み込んでから伸び上がる 」という動き方があります。

この動き方をゴルフ界の専門家の皆さんが、「 地面反力を利用するようにジャンプアップする 」というような説明をしていますが、その説明には少し異議があります。

彼らによると、あたかもその動きを本人が意識してやっているかのように説明されていますが、僕の分析では、本人にはそのような意識はないものと思います。

あくまでその下半身の動き方は、スイング軸を保って目一杯に振ることで起こる動きであって、あえて「 地面を踏みこむ 」とか「 ジャンプアップする 」という意識は不要なはず。

逆に言うならば、スイング軸を保つコツとして、右足を踏み込むような動き方が必要になっているのです。

つまり、「 地面反力を使う 」ためではなく、「 スイング軸を保つ 」ために使う動きであって、ジャスティン・トーマス選手や畑岡奈紗選手なども同じような感覚だと思います。

皆さんも小平智選手くらいに、全く左に体重移動しないで目一杯のフルスイングが出来るようになると分かると思いますが、そのスイングによってクラブの遠心力が非常に大きくなるので、身体がそのエネルギーを受け止めることで、地面を踏みこむような動きも、ジャンプアップするような動きも自然に起きるものなのです。

是非皆さんも、スイング軸を保って遠心力のパワーを生かすスイングを身につけて、その下半身の動き方を体感して下さい。

 

小平智選手のスイングと相性のよい短尺ドライバー

小平智選手のドライバーは、プロギア RS。

プロトタイプなので、ヘッド体積は不明ですが、注目したいのはそのシャフト。

ツアーAD クアトロテック 75 Xを44.25インチで使用しています。

つまり「 短尺ドライバー 」なのです。

小平智選手のような、体重移動をしないでスイング軸を保つスイングなら、クラブの遠心力が非常に大きくなり、あえて長尺にして精度を落とすよりも、短尺で少しクラブ重量を重くすることで、飛距離と精度を両立させることが可能になります。

この点は【 クラブセッティング 】にて実証済み。

小平智選手がこの点に気づいていて、理論的に組み上げられているクラブセッティングだとしたら、かなり優れた感性を持っている選手ですね。

ほとんどの選手が時代に流されてどんどん長尺化して、飛距離と精度が両立していないこととは対照的。

小平智選手は小柄でありながら、国内ツアーの中ではNo.1のトータルドライビングを誇っていますが、もしヘッドをもっと小型にすれば、さらにドライバーショットは安定するのではないかと予想します。

 

セカンドショット

なぜ日本人選手は世界で活躍できないのでしょうか!? 】で説明したように、小平選手のセカンドショットは、松山英樹選手と同じスイングタイプのわりには、少しボールへのクラブヘッドの入射角が鋭角な気がします。

ただし、マスターズRBCヘリテージを見るかぎりは、スピンコントロールは適量にコントロールされていたので、それほど問題にはなっていないようです。

もしかしたら、小柄な分だけスイングアークが小さくなるので、その影響で鋭角に見えているだけなのかもしれません。

 

アプローチショット

この点も【 なぜ日本人選手は世界で活躍できないのでしょうか!? 】で説明していますが、小平智選手は日本人選手では数少ない、海外の芝質に左右されないアプローチの打ち方に気づいている選手です。

その効果は明らかで、世界のトップクラスと互角に近いアプローチを見せています。

 

パッティング

またまた【 なぜ日本人選手は世界で活躍できないのでしょうか!? 】で説明していますが、小平智選手のパターのインパクトロフトは、他の日本人選手と同様にマイナスロフトでインパクトしています。

ただし、非常によいストロークでしっかりと強めに打てているので、マイナスロフトの影響がないくらいに、大事なパットがよく決まっています。

パターに関しては、「 結果がよければ全てよし 」となるので、この件については問題なしとします。

 

小平智選手は日本のゴルフ界の救世主!?

今回の優勝で、PGAツアーでは東京オリンピック開催の2020年までのシード件を掴んだ小平智選手。

オリンピック代表の座が一気に近づきました。

松山英樹選手以外でも世界に通用することを証明してくれたことは、日本のゴルフ界に与えた効果は計りしれません。

しっかりとしたスイング理論に裏付けされていれば、日本人選手でも確実に世界に通用するはずなので、他の選手もスイング理論を改めて、どんどん世界と戦って欲しいと思います。

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