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松山英樹選手メジャー初制覇ならず! その敗因を分析してみました

time 2017/07/24

松山英樹選手メジャー初制覇ならず! その敗因を分析してみました

寝不足の日々が続いた全英オープンが終了。

メジャー初優勝を目指した松山英樹選手の戦いは、惜しくも14位タイに終わりました。

そこで今回は、勝てそうなのにあと一歩届かない松山英樹選手の敗因を勝手に分析してみたいと思います。

 

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松山英樹選手の敗因を探る

あのOBは何故起きたのか?

最終日の1番ホールのティショットでまさかのOB!

このティショット前の様子は、とても落ち着いていて自信に満ち溢れているようにも見えました。

しかし3番ウッドで放たれたティショットは大きく曲がり、だれもが予想外のOBに…。

この時のスイングはそれほど悪くなかったように見えたのですが、何故あのように大きく曲がってしまったのか?

松山英樹選手も「 その後に気持ちをうまく切り替えられなかった 」と語っていますが、本当に大きなダメージを残してしまいました。

ホールアウト後のコメントでは、最終日のスタート前の練習でもティショットの調子が悪かったそうなので、一見落ち着いているように見えたものの、内心は不安を抱えていたのかもしれません。

 

実は2日目からティショットに不安点があった…?

全英オープンがいよいよ開幕! 期待の松山英樹選手は初日好スタート 】でもお伝えしたように、当初の松山英樹選手のショットは非常に好調でした。

ところが2日目の途中から、ドライバーショットだけでなく、アイアンのティショットでも右に逃げるボールが少しずつ目につきだしてきました。

松山英樹選手の好調時の特徴である「 左に移動しない回転軸 」が、やや左に流れてしまう場面が出てきたのです。

3日目もスコアはよかったものの、その傾向は変わらず、というよりも徐々に悪化しているようにも見えました。

そんな中での最終日1番ホールでのOB。心配が的中してしまいました。

ただ1番ホールのティショットに関しては、後方からの映像ではスイング軸は保たれていたように見えたのですが…。

しかしその後のホールでは明らかにスイング軸が左に流れる場面が多く、ダウンスイングで下半身が先行してしまう動きも見られるようになりました。

そんなティショットが不安定な状態でも、セカンドショットに関しては初日からの好調ぶりはキープ出来ていたので、1番ホール以降のスコアを崩さなかった点はお見事でした。

そして何故か最終日の終盤では、ティショットの状態もよい状態に戻っていました。

この辺がまさにゴルフの難しさ。

松山英樹選手も4日間の中で好調を維持することの難しさを改めて感じたのではないでしょうか?

今回のティショットの変調は、優勝への意識の高さによる「 力み 」なのか?

それとも2日目の悪天候による影響なのか?

いずれにしてもこの経験は次につながるはずです。

 

アプローチショットに改善の余地あり

アプローチショットのうまさには定評のある松山英樹選手ですが、グリーン周りのショートアプローチの打ち方には多少の改善の余地があると思います。

世界のトップ選手と日本人選手のアプローチショットの違いを分析 】でも説明したように、現在では世界中でも日本人選手だけしかやっていないショートアプローチの打ち方があります。

オープンスタンスに構えて、ボールを右足寄りにセットし、クラブヘッドを鋭角に「 コツン 」と入れて、ボールを意識的にスピンをかけてピンを狙う打ち方。

しかしこの打ち方、芝の状態、ライの状態がよい時は簡単に感じますが、芝が薄かったり、ライが柔らかすぎたり、硬すぎる場面では途端に難しくなる打ち方。

そこで世界のトップクラスの選手達は、芝やライの状態によって打ち方を変えたくないのか、どんな状態でも対応出来るような打ち方をしています。

スタンスはスクエアで、ボールをセンターにセットして、クラブヘッドを緩やかな入射角で「 スパ~ 」と入れて、フェース面にボールを優しく乗せるようなイメージでコントロール。

 

そこで日本人でありながら世界基準の松山英樹選手の打ち方は?

現在の松山英樹選手は中間的な打ち方をしていて、もしかして両方の打ち方のよい所だけを狙っているのかもしれませんが、今回はその打ち方によってミスが生まれた場面がありました。

3日目の17番ホールの3打目で、グリーンから少し外れた所からのアプローチ。

松山英樹選手は少しだけオープンスタンスに構え、ボールの位置はやや右足寄り。

そのようなセットアップなのに、ボールを運ぶようにクラブヘッドを操作したので、ボールはフェース面を滑ってしまい、ピンまではかなりショートしてしまいました。

この場面、ボールを運ぶようにコントロールしたのなら、スクエアスタンスにして、ボールをセンターにセットすれば、松山英樹選手の精度なら簡単にピンに寄せられたのに…。

結果的にはその後のロングパットを見事に決めてバーディをゲットしたので、ミスとしては目立たなかったのですが、メジャーで勝つためのあと一歩としては、このような細かい点の改善が必要かもしれません。

※その後に確認出来た情報としては、松山英樹選手は全米オープンの頃に、まさに世界と日本の中間的な打ち方に変更したそうです。

それまでは本人の感覚では、スクエアなスタンスで短い距離のアプローチショットをしていたとのこと。

そして全米オープンでは、その変更した打ち方で結果は良かったそうです。

…だとすれば、全英オープンのあのシーンでは、状況に対しての打ち方の選択を誤ったのかもしれませんね。

いろいろな打ち方を身につけた松山英樹選手なので、あとはメジャー制覇のためには引き出しの種類を間違わずに選んで欲しいと思います。

 

今回は松山英樹選手の全英オープンでの敗因を勝手に分析してみました。

しかし粗探し的な見方をしても、その原因と言えるようなものは僅かしかありません。

技術、メンタル、フィジカル、あらゆる面でメジャー制覇の条件が整ってきました。

次こそは!と期待が膨らむ大会だったと思います。

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