2019/02/13

全米オープンゴルフ選手権で、松山英樹選手は優勝まであと一歩届かず、惜しくも2位タイに終わりました。
しかしこの成績はメジャー大会では自己ベスト。
日本人選手としては青木功選手の単独2位に続く好成績。
いよいよ日本人選手による夢のメジャー初制覇が射程圏内に入ってきました。
今回の成績によって世界ランクも自己最高位、そして日本人選手最高位の2位に上がりました!
次のメジャー大会は7月20~23日の全英オープン。
その全英オープンでメジャー初制覇、そして世界ランク1位…という話も夢物語ではなくなってきました。
日本のゴルフファンにとっては、期待に満ちた1カ月になりますね。
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松山英樹選手のスイングが復調
その松山英樹選手、スコアが証明しているようにショットの調子も上がってきました。
最近の不調の原因の1つと思われる、スイング軸が左に移動する問題ですが、3日目の途中からよくなっているように見えました。
正面からのスロー映像を見ないと正確な判断は出来ませんが、最近続いていた状態よりも明らかに改善されていると思います。
ただし、松山英樹選手はスイングに関しては何もコメントしていないので、スイング軸が左に移動しなくなったから調子がよくなったのか?調子がよくなったからスイング軸が移動しなくなったのか?
それとも、スイング軸の移動は調子とは無関係なのかもしれません。
唯一スイングに関する情報としては、2週間前からスイング改造をしていた、ということだけです。
松山英樹選手のスイングを参考にするなら
ただ、アマチュアゴルファーが松山英樹選手のスイングを参考にするならば、大事なポイントは「 スイング軸が移動しない 」こと。
その点に関しては【 まるでゴルフロボット! 松山英樹選手のスイング解説 】と【 松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ 】で詳しく説明しているので、そちらをご覧下さい。
ブルックス・ケプカ選手との因縁が面白い
さてその全米オープンゴルフ、優勝したのはブルックス・ケプカ選手。
メジャー大会初優勝を達成し、今回の成績で世界ランク10位にまで浮上しました。
そのブルックス・ケプカ選手、実は松山英樹選手とちょっとした因縁がありました。
2015年のウェイストマネジメントフェニックスオープンでPGAツアー初優勝を達成していますが、その時に1打差の2位だったのが松山英樹選手。最終日に同スコアからスタートしましたが、残念ながら競り負けてしまいました。
そして招待選手として参戦した2016年の国内男子ツアーのダンロップフェニックストーナメントでは、池田勇太選手との激闘の末、1打差で優勝しています。
それはもしかして日本人キラー…?
しかし松山英樹選手はそれでは終わりません。
2016年と2017年のウェイストマネジメントフェニックスオープンでなんと2連覇を達成しました。
ちなみにブルックス・ケプカ選手は2016年41位、2017年42位で、松山英樹選手がきっちりとリベンジを果たしたことになります。
…となるとこの因縁の流れなら、来年の全米オープンでは松山英樹選手のリベンジが果されるのか!?
そんな期待が広がる松山英樹選手です。