2020/01/15
5月11~14日開催のPGAツアー、ザ・プレーヤーズ選手権。
第5のメジャーと呼ばれているビックイベント。
世界の強豪選手が集結しています。
日本人選手は松山英樹選手と池田勇太選手が出場。
二人とも予選を通過して決勝ラウンドで上位を目指しています。
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注目はルイ・ウーストハイゼン選手
日本人選手の活躍に注目するのは勿論ですが、是非注目してもらいたいのがルイ・ウーストハイゼン選手のアイアンショットです。
【 アイアンショットの常識が変わったかもしれない2012年のマスターズ 】でも説明したルイ・ウーストハイゼン選手のアイアンショットは別格です。
無駄のないシンプルなスイングから打ち出されるボールは、グリーン上にバラシュートのように「 ふわり 」と落下してピンを攻めてきます。
見ているだけで気持ちがよくなるほどの、そのスイングとボールの質の素晴らしさ。
スムーズでリズム感も抜群のそのスイングは、アマチュアゴルファーがお手本にすべきものです。
世界の最先端のスイング
そのスイングの内容はまさに世界の最先端。
① 下半身が先行する動きが少ない
② スイング軸が左へ移動しない
③ ダウンスイングのタメが少ない
④ ハンドファーストで鋭角にヘッドを入れない
…という「 4つのない 」が備わったスイング。
つまり、従来のゴルフ理論の定番になっている4つの動き方を全て否定しているようなスイングです。
ルイ・ウーストハイゼン選手のスイングは、松山英樹選手やジェイソン・デイ選手のような、まさにゴルフロボットのようにシンプルで無駄のないスイング。
そもそも「【 アイアンショットの常識が変わったかもしれない2012年のマスターズ 】で説明したように、2012年のマスターズのルイ・ウーストハイゼン選手の活躍と、そのアイアンショットのボールの性質が他の選手に影響を与えたことで、その後に徐々にゴルフロボットのようなスイングが増えてきたものと分析しています。
今大会では現在トップなので、テレビに映る機会が多いと思うので、そのスイングを研究してみてはいかがでしょうか?
二人の日本人選手にも期待大
二人の日本人選手の活躍も楽しみです。
松山英樹選手は昨年のこの大会で、途中2位まで上がったものの7位。
コースとの相性はよいので、決勝ラウンドの追い上げに期待しましよう。
最近スイング軸が若干左に流れ気味なので、その点が修正出来ているのか確認したいポイントです。
好位置で予選通過した池田勇太選手。
今大会は世界ランキング50位以内の資格で初出場を果たしました。
今大会で上位フィニッシュ出来れば、世界ランクのポイントも多く獲得出来るので、今後の出場出来る大会がさらに増えることになります。
そのためにも上位フィニッシュを期待しましょう。