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松山英樹選手の不調がちょっと心配 チューリッヒクラシックのダブルス戦は32位に終わる

time 2017/05/02

松山英樹選手の不調がちょっと心配 チューリッヒクラシックのダブルス戦は32位に終わる

4月27~30日に開催されたチューリッヒクラシック

PGAツアーで36年振りに開催されたダブルス戦。

優勝したのはヨナス・ブリクスト選手とキャメロン・スミス選手のペア。

日没のため翌日に持ち越されたケビン・キスナー選手とスコット・ブラウン選手ペアとのプレーオフを制して、見事に栄冠を勝ち取りました。

 

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激戦を制したのは思わぬ伏兵

最終日、悪天候での中断や起伏のあるグリーンでの難しいピンポジションにも負けずに、バーディ合戦を繰り広げた両ペアによる優勝争いは見ごたえ十分。

ダブルス戦ならではの超攻撃的な面白いゴルフが展開されました。

特に最終ホールでのケビン・キスナー選手の奇跡的なチップインイーグルで逆転すれば、キャメロン・スミス選手がバーディを入れ返して追いついたシーンは圧巻。

 

優勝したヨナス・ブリクスト選手はスウェーデンの33歳で世界ランクはなんと256位!相棒のキャメロン・スミス選手はオーストラリアの23歳で世界ランクは114位。

世界ランクから見れば完全に伏兵的存在でしたが、調子がよかっただけでなく、二人の相性のよさや、ダブルス戦の特殊なフォーマットにプレースタイルが適合していたということでしょう。

 

今大会を世界ランクで見るならば、3位のジェイソン・デイ選手と9位のリッキー・ファウラー選手。6位のヘンリック・ステンソン選手と8位のジャスティン・ローズ選手が優勝候補だったにもかかわらず、両ペア共になんと予選落ち!

こんな結果が生まれるのもダブルス戦の難しさ。

東京オリンピックでもダブルス戦の採用が予想されているだけに、今後はダブルス戦の戦い方への研究が必要になるでしょう。

 

日本人ペアはかみ合わず

期待された松山英樹選手と谷原秀人選手のペアは、残念ながら32位に終わりました。

松山英樹選手のショットの切れ味と谷原秀人選手のパッティングのそれぞれの武器が不発に終わり、噛み合わないゴルフになってしまいました。

 

松山英樹選手のスイングに異変…?

そこで気になったのが松山英樹選手の不調とそのスイングです。

テレビ中継で解説の羽川豊プロも指摘していましたが、このブログでも絶賛していた松山英樹選手のスイングの回転軸に変化が見られました。

調子がよい時は、アドレスの位置から左右に移動しない身体の回転軸を使い、クラブに強烈な回転運動を与えていたものが、今大会ではダウンスイングで腰の位置が左に10cmほど移動していました。

ここで問題になるのが、この10cmの移動量に対して、本人は移動している自覚が無いのに動いてしまっているのか?それとも意識して移動しているのか?ということです。

 松山英樹選手のスイングをアマチュアゴルファーが目指すためのコツ 】でも説明したように、松山英樹選手の最大の武器は、身体の回転軸を保って誰よりも早いタイミングからクラブに回転運動を与えていること

この動き方によって、ボールに強烈なパワーと精度を伝えています。

そこで身体の回転軸が移動してしまうと、クラブの回転運動の効率と精度が落ちてしまうので、今回見られた10cmほどの移動量は心配です。

今回はたまたま身体のコンデイションの問題で、本人の意思ではなく無意識に動いていたのならそれほど心配ないのですが、もし飛距離アップなどを狙って体重移動を大きくしたのなら、問題は深くなるかもしれません。

今後のスイングの状態を見守りましょう。

 

なお、このダウンスイングでの腰の左への移動量。今回の松山英樹選手は10cmでも問題になっていますが、【 石川遼選手の覚醒に必要なものは? 】でも説明したように、石川遼選手の腰の移動量は常に20cm以上です。

現在の石川遼選手の苦戦を考えれば、やはり改善すべきポイントなのではないでしょうか?

 

谷原秀人選手のアプローチと海外コースのグリーン周りとの相性

谷原秀人選手のアプローチも気になりました。

【 谷原秀人選手の活躍で日本のゴルフ界に変化が起きる!? 】で説明したように、ショット全体の調子は維持していたように見えましたが、今大会ではグリーン周りのショートアプローチのミスが目立っていました。

【 世界のトッププロと日本のプロのアプローチショットの違いを分析  】で説明したように、谷原秀人選手も多くの日本人選手と同じアプローチショットの打ち方をしていますが、今回の短く刈り込まれたグリーン周りのライには苦労していたようです。

日本ツアーのコースはとても綺麗に整備されていて、芝の状況もよいので、従来の打ち方でも問題ないのでしょうが、海外ツアーはそこまで整備されてなかったり、非常に短く刈り込まれている場合が多く、打ち方を変えないと今回のようにミスが出やすくなると思います。

多くの日本人選手のように、オープンスタンスから鋭角に加速させるようにヘッドを入れてしまうと、少しの誤差で芝の抵抗具合に大きな差が出てしまいます。

谷原秀人選手には今回の経験を生かして、アプローチショットの改善を期待します。

 

アマチュアゴルファーこそライに優しい打ち方が必要

この問題はアマチュアゴルファーの皆さんにも当てはまると思います。

多くのアマチュアゴルファーがプレーをするコースは、リーズナブルなコースが多いと思いますが、そのようなコースではグリーン周りの芝の状況が余りよくないケースが見られます。

芝の発育不良や水はけの悪さなど、グリーン周りではプロのトーナメントコースよりも難しい状況が多くなります。

そんな難しいライだからこそ、【 世界のトッププロと日本のプロのアプローチショットの違いを分析 】や【  簡単なアプローチショットの打ち方 コントロールショット編 】で説明した打ち方が適していると思います。

 

 

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