このブログでは【 クラブセッティング 】で、小型ヘッドの短尺ドライバーの優位性と作り方のコツを説明してきました。
残念ながら、まだまだクラブメーカーから短尺ドライバーが発売されることはありませんが、確実にその時が近づいているようです。
今回は、その流れが早まりそうな例を紹介します。
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短尺ドライバーの優位性が実証されました!
ゴルフトゥデイ11月号で面白い記事を発見しました。
毎月多くのゴルフ雑誌を可能な限り目を通していますが、説明する人物が変わるだけで、伝えられる内容には目新しいものが少なく、物足りなさを感じていました。
短尺ドライバーに関する注目記事について
そんな中で、ゴルフトゥデイの11月号の中に面白い記事が2つ掲載されていました。
その1つが、[ 飛ばしのトレンド PART1 短尺で飛ばせ! ]です。
その記事には、長尺ドライバーよりも短尺ドライバーの優位性が理論的に説明されていて、少し異を唱えたい部分もありますが概ね同意できる内容です。
そこに加えて、4人のテスターの実証データも公開されていて、なんと4人ともに短尺ドライバーのデータが長尺ドライバーを上回っていました。
平均飛距離はもちろんですが、最大飛距離も4人ともに上回っていたのです。
このようにデータまで公開されてしまうと、皆さんの感心も一気に高まることでしょう。
このデータに付け加えるならば、この計測データはおそらく室内での計測のようですが、これが実際のコース上なら、風の影響と視覚的な影響によって、もっと短尺ドライバーの優位性が際立ってくるはずです。
◆ ところが内容に残念な点が…
ただし…この記事には重大なオチがありました。
この記事で使用した長尺ドライバーはなんと47.5インチで、短尺ドライバーでさえも45.5インチだったのです。
45.5インチでは確実に長尺の部類に入るので、それで長尺と短尺の比較として語るには不十分な内容とデータですね。
本当に短尺ドライバーの優位性を語るのなら、長尺ドライバーを45.5インチで、短尺ドライバーは44インチくらいを用意してから、理論とデータを公開してほしかったと思います。
◆ 短尺ドライバーの発売はいつになるのか!?
そんな少し残念な点もありましたが、この記事をきっかけにして短尺ドライバーの関心が高まることは間違いないでしょう。
このブログ内でも、短尺ドライバーに関連する記事に人気が集まっていますが、ゴルフ界全体で短尺ドライバーの人気が高まってくれば、次の関心事は各メーカーからの発売時期です。
はたして市販されるのはいつになるのでしょうか?
最後に
現在僕がアドバイスしている友人達は、全員が短尺ドライバーを使用していて、長尺に戻したいと思う人は誰もいません。
それほどに打ちやすく、飛距離も十分な結果が得られています。
ただし、各自に合う短尺ドライバーを製作するためには、適したヘッドとシャフトの選択が重要で、鉛によるヘッドバランスの調整も必要になるでしょう。
もし自分で短尺ドライバーを製作してみたいのなら、その点を【 クラブセッティング 】で詳しく説明しているので、余計な失敗のないようにしてチャレンジして下さい。