サイトアイコン シンプルゴルフ ラボ

猛暑で気をつけるべきゴルファーの新常識! キャディバックを車に積みっぱなしにしないこと!

今年も猛暑の季節がやってきました。

そんな猛暑の中で、ゴルファーが気をつけるべき重要なポイントを紹介します。

sponsored link

猛暑の車の中は、ゴルフクラブの大敵です!

地球温暖化の影響と言われていますが、確かに年々暑い日が多くなっているように感じます。

暑くなる時期が早くなり、そしてその期間が長くなっているのは間違いないと思います。

そんな猛暑の中で、大事なゴルフクラブが大変なことになってしまう事象が頻発しているので、皆さんも気をつけてもらいたいと思います。

 

猛暑を甘く見るとゴルフクラブが大変な状態になっていた!

皆さんのクラブは、この写真のようになっていませんか!?

クラブのソケットが浮いてしまっています。

この状態は、長年使用したことによる、経年疲労で浮いてしまったものではありません。

昨今の猛暑の中で、キャディバックを自家用車に積みっぱなしにしたことによって起きた現象なのです。

このようにソケットが浮いてしまうと、その箇所の剛性が不足して、上手く打てなくなるだけでなく、最悪の場合はクラブが破損してしまうので、とても注意が必要なのです。

 

この2~3年で頻発しています!

僕の周囲でこの現象を初めて見たのは一昨年でした。

友人が「 最近急にユーティリティの調子が悪くなった… 」というので、スイングをチェックすると、クラブの動きがおかしいことに気づきました。

そこで友人のクラブをチェックしてみると、そのクラブだけでなく、それ以外に数本もソケットが浮いていたのです。

そのソケットが浮いていたクラブはリシャフトしたものが多かったので、当初はその影響も疑いましたが、リシャフトしていないクラブでも起こっていたので、やはり原因は別にあるはず。

そこで思い浮かんだのは、この友人は自分の車にキャディバックを積みっぱなしにしていることでした。

この友人は計画的に練習日を決めずに、たまたま時間が空いた時に練習場に行けるようにと、以前からゴルフバックを積みっぱなしにしていたのです。

しかし昨今の猛暑の中、屋根のない駐車場で何日も過ごしたことによって、このような事態が起こってしまったようなのです。

すると、その直後に別の友人にも同じ現象が起こりました。

この友人も以前からゴルフバックを積みっぱなしにしていたのですが、いままではそんな現象は起きていなかったのに、とうとうこの2~3年の気温の上昇で一線を越えてしまったようなのです。

昨年はついに、別の友人にもっと悲惨な事態が起きました。

その友人は出張のため、空港の駐車場にゴルフバックを積んだまま自家用車を4日間放置していました。

そして出張帰りの翌日、いつものようにラウンドをしていたところ、後半からドライバーが乱調になり、おかしいと思いラウンド帰りに練習場に直行したそうです。

ところが練習を開始して早々に、なんとドライバーヘッドが遥か彼方へ飛んで行ってしまったのです。

その残骸を確認しましたが、シャフトの先端が「 バキッ 」と折れていました。

おそらくこの友人の場合も、ソケットがかなり浮いていたはずですが、その点に気づかずにプレーを続けたことでシャフトが緩み、さらに練習場でとどめを刺してしまったのです。

 

対処法

このようにクラブのソケットが浮いてしまった場合、速やかにゴルフショップや工房に持ち込めば、安価にその場で直してもらえるはず。

もし自分でソケット位置を戻せたとしても、やはり専門家にしっかりと処置をしてもらいましょう。

当日やむなく使い続けなくてはならない場合は、応急処置として鉛のテープで1巻き補強しておけば、おそらくその日の使用には耐えられるはずです。

けしてお勧めしませんが、僕の友人は弾性のあるゴム質のテープを巻きつけたら、しっかりと剛性感が出て、しかもバランス的に打ちやすくなったからと言って、そのまま修理せずに使い続けている猛者もいます。

 

今回のまとめ

ゴルフバックを車に積みっぱなしにしている人は意外に多いようなのですが、その地域や駐車場の環境にもよりますが、今まで大丈夫だったとしても、昨今の炎天下は本当に危険なので、十分に気をつけた方がよいと思います。

そして日頃から、自分のクラブの状態を細かく確認する習慣を持つようにしましょう。

モバイルバージョンを終了