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やっぱり短尺化すると打ちやすい! テーラーメイド シム + 純正シャフトをもっと打ちやすくしました!!

以前に紹介していたテーラーメイド シム + 純正シャフトを、今回は短尺化を加えてもっと打ちやすく変身させることができたので、その詳細をお伝えします。

皆さんも、もし自分のクラブが打ちづらいと感じても、諦めずに改善にトライしてみましょう。

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長すぎるシャフトを短くすることが一番のチューニングです!

以前に紹介していた【 テーラーメイドシム+純正シャフトを打ちやすくしてみました!! 】の記事の反響が凄かったので、テーラーメイド シムの人気の高さを再認識させられました。

そこで今回は、その時に紹介した仕様をもっと改善することができたので、改めてその詳細を紹介したいと思います。

 

テーラーメイド シム + 純正シャフトは短尺化で真の性能を発揮した!

0.5インチの短尺化

ヘッドスピード45m/s以下の人が打つ場合、【 テーラーメイド シム + 純正シャフトを打ちやすくしてみました!! 】で紹介した仕様は、市販状態よりもかなり打ちやすくなっていると思います。

しかしそのドライバーの持ち主である僕の友人の場合、ヘッドスピード40m/sくらいで、ドライバーをとても苦手としているので、もっと打ちやすくする必要があると感じていました。

そこでこの冬季間に行った仕様変更が、0.5インチの短尺化です。

標準シャフトは45.75インチととても長く、まったりとした動きで、トゥダウンや振り遅れが起きやすいシャフトです。

このシャフトを使いこなせるのは、かなりの上級者に限られるのではないでしょうか。

前回はそのシャフトを、鉛テープで調整して動きを改善しましたが、まだ一歩足りないことは分かっていたので、この機会に0.5インチのバットカットを施しました。

 

調整方法

グリップ側を0.5インチカットして、これでシャフトの長さは45.25インチになり、最近のシャフト長としては平均的な数値に収まり、ヘッドバランスはD2に変わりました。

の鉛のテープの位置は、前回から変えていません。

0.5インチ短尺化したことで、クラブヘッド側も少し調整しています。

の位置に0.3gの鉛を追加して、の0.3gの鉛は少し位置を変えています。

の可変ウェイトの位置は少しだけ変更し、のスリーブポジションはHIGHERのまま変えていません。

このシャフトは基本的に少し柔らかく、スイング中にトゥダウン現象が大きかったので、トゥダウンを防ぐ目的で写真③のように鉛のテープで動きを抑えています。

この効果は確実に感じることができました。

この鉛のテープの貼り方と考え方は、【 柔らかすぎるカーボンシャフトを打ちやすく調整する方法!! 】で説明しているので、そちらをご覧ください。

 

効果は抜群!

今回の仕様変更によって、もっと打ちやすくなり、そして飛距離性能も高くなるように変身できました。

振り遅れやトゥダウンの現象が抑えられたので、本人のスイング改善に大きく効果を発揮して、ドライバー苦手現象はかなり改善できたのです。

この友人のヘッドスピードと腕前ならば、本当はクラブヘッドのロフト角は10.5°モデルがよかったと思いますが、今回の仕様変更によって、ボールの打ち出し角とつかまり感は十分に確保できています。

0.5インチの短尺化によって、平均飛距離は勿論ですが、最大飛距離も改善するとができたので、大成功だったと思います。

 

今回のまとめ

今回のテーラーメイド シム + 純正シャフトだけでなく、多くのモデルの標準シャフトは同じような特徴を持っていると思います。

そのクラブを購入するであろう対象者よりも、ヘッドスピードがかなり速い上級者が、ヘッドスピードを40m/s~45m/sに抑えて振ってみて、「 こんな感じの動きなら振りやすいはずだ 」と推定して決められたシャフトが装着されているのが、一般的な市販のクラブの標準シャフトだと思います。

しかしヘッドスピードを抑えて振ったシャフトの動きと、目一杯で振ったシャフトの動きは全く違うので、純正シャフトを打ちやすいと感じる人の方が少なくても、何も不思議なことではありません。

そんな場合は、今回の調整方法を参考にして、もっと自分に合うように改善してみましょう。

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